NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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今年から兵庫・佐賀との交流となったが、遠征してきたのは兵庫のオディロン1頭。2000万円の1着賞金は魅力だが、最近はどこも賞金がよくなって、年末年始は地元の大レースを狙う馬が多いのかもしれない。
しかしながら、近年は全国区で活躍するスターホースが多い高知にあって、地元の重賞勝ち馬は短距離のダノンジャスティスだけで、それも掲示板外が続いているという近況。であればオディロンが断然。中央オープンから移籍して5戦オール連対。そのうち重賞2勝。中央時代から通じて実績が1800メートル以上ということであれば初めての高知でも能力を発揮する。
地元馬は前述のとおり混戦といえるメンバーだが、中央オープンから転入して着実にクラスを上げてきているアルドーレに期待する。中央では東京2100メートルのブリリアントステーク勝ちという実績。赤岡騎手は、近4年で1・2・3着が各1回。21年は7番人気のグリードパルフェで勝利。22年はそのグリードパルフェで3番人気3着。昨年は4番人気ロッキーサンダーで2着と、人気がなくても確実に上位に来ている。
オディロン、ダノンジャスティス以外で重賞実績上位はエクセレントタイム。今年、二十四万石賞4着、珊瑚冠賞2着、黒潮マイルチャンピオンシップ2着。プリフロオールイン、ユメノホノオというトップホース相手でも差は1秒以内だった。中央では芝長距離での実績だっただけに距離もこなせる。
そのほか、黒潮マイルチャンピオンシップでエクセレントタイムに次ぐ3着だったウインヴェルデ、8月に園田遠征の1870メートル戦で圧勝したタマモマスラオ、中央3勝クラスから転入して6戦オール3着以内のビオグラフィアらも争覇圏。
◎5オディロン
◯12アルドーレ
▲4エクセレントタイム
△11ウインヴェルデ
△7タマモマスラオ
△1ビオグラフィア
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