南関東から4頭、兵庫から1頭が遠征してきたが、コロナの影響なのかどうなのか、南関東所属馬には地元ほか西日本の騎手が騎乗する。
地元にも梅桜賞を制したティーズダンキーがいるが、やはり遠征馬優位。大井のミラバーグマンはメンバー中もっともキャリアが浅く、ここが4戦目。前走、南関東牝馬クラシックの前哨戦・桃花賞は、4コーナー9番手から直線馬群をさばいて伸び4着。その桃花賞に続いて吉原寛人騎手の騎乗で、ここでは能力が一枚抜けていると見る。父はこの世代が最後の産駒になるサウスヴィグラス。そして母ピッチシフターは、名古屋・川西毅厩舎所属として重賞7勝。3歳時にはJBCレディスクラシックで3着に入り、NARグランプリ3歳最優秀牝馬に、4歳時にも4歳以上最優秀牝馬に輝いた活躍馬としても注目だ。
浦和のハナハナには宮下瞳騎手。門別から転入して8着、2着、2着という成績で、いずれも逃げていた。特に2走前では、その後ユングフラウ賞を制したウワサノシブコに3/4馬身差2着と好走。1400メートルが舞台なら期待が膨らむ。
セカイノホシは北海道所属として出走したローレル賞で2着に好走したが、その後の2戦は一線級相手とはいえ差のある敗戦。今回相手が楽になってどこまで。
地元勢では梅桜賞を制して2連勝中のティーズダンキーだが、その2戦は1800メートルと1600メートル。1400メートルへの距離短縮でどうだろう。
兵庫のパールプレミアは、前走と同じ1400メートルなら上位食い込みも期待できそう。
ライデンリーダー記念では9番人気ながら3着と好走したギリニンジョウだが、名古屋に移籍しての重賞2戦がともに惨敗なのが気になるところ。
◎7ミラバーグマン
○3ハナハナ
▲11セカイノホシ
△8ティーズダンキー
△5パールプレミア
△12ギリニンジョウ
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