NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
サクラレグナムが12歳でも元気だ。年明け後も2連勝で黒潮スプリンターズカップを制し、昨年秋からは4連勝。昨年の御厨人窟賞では伏兵カネトシピュールの逃げ切りを許したが、一昨年に続いての2勝目がかかる。得意の1400メートルが舞台ならまだまだ負けられない。
ブラゾンドゥリスは兵庫所属で出走した昨年の黒潮スプリンターズカップは4着だったが、高知に移籍して今年4戦、善戦を続けている。1400メートルの大高坂賞が3着で、だるま夕日賞は久々の1600メートル戦ながら、差をつけられたとはいえスペルマロンの2着に踏ん張った。ここまで唯一のタイトルは中央在籍時、2017年の黒船賞JpnIII。同じ1400メートルの舞台で地元馬同士なら復活を期待したい。
アイアンブルーは、昨秋門別のシーズン終了後に転入して、重賞初挑戦だった大高坂賞を制した。今回、逃げ馬が何頭かいるメンバーだけに、前が競り合えば後方からのまくりが決まる場面もありそう。
目下3連勝中のモルトベーネだが、高知ではここまで重賞で4着が最高という成績。すんなり先行して粘れるかだが、今回は前に行きたいライバルが多い。
アースグロウは、黒潮スプリンターズカップ、だるま夕日賞ともに3着だが、勝ち馬とは差があっての入線。どこまで食い下がれるか。
◎10サクラレグナム
○3ブラゾンドゥリス
▲7アイアンブルー
△5モルトベーネ
△6アースグロウ
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