岩鷲賞を「がんじゅしょう」と読むのは知っていたが、それが岩手山の古い呼び名だというのは初めて知った。ちなみに岩鷲山の場合は「がんじゅさん」と発音する人と「がんしゅうざん」と発音する人がいるらしい。ネタもとは、2年前のテシオさんのブログなんですが……。
で、岩鷲賞だが、6月8日の早池寝賞を勝ったダイワフォーチュンが不在で、その2〜4着馬の再戦と見る。
中心は、早池峰賞では1番人気に押されながら4着に敗れたマンジュデンコウベ。その早池峰賞は生涯初の1200メートル戦。追走一杯で直線伸びず4着に敗れたが、ペースに慣れたであろう今回、もう一度期待したい。菅原勲騎手といえば、みちのく大賞典では最後方から一気にマクッてブラーボウッズを勝利に導いた騎乗には驚かされたが、今回もその勢いに乗ってみる。
メタモルキングも早池峰賞(2着)が岩手では初の1200メートル戦だったが、血統的にもむしろ短い距離のほうが適性がありそう。
早池峰賞でクビ、クビで3着だったヤマニンエグザルトも当然差はない。
他地区から唯一の参戦は川崎のスパロービート。1000メートル以下では連対を外していないが、斤量が2キロ軽いだけで、この時期の3歳馬が初めての古馬との対戦でどこまで。
驚いたのはオウシュウクラウンの約1年ぶりの出走。申し訳ないことにその存在を忘れかけていたのだが、状態はどうなのだろう。1200メートル以下は2歳時のデビュー戦と2戦目で走って以来ということもあり、今回は見送る。
◎マンジュデンコウベ
○メタモルキング
▲スパロービート
△ヤマニンエグザルト
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高知優駿(黒潮ダービー)には、一冠目の黒潮皐月賞1〜3着馬が顔をそろえた。
しかしここは、あえてその黒潮皐月賞を使わず、兵庫チャンピオンシップJpnIIに遠征(11着)したヒカルヴィオーラの経験に賭けてみたい。古馬D級で勝ち負けをしているだけに、このメンバーなら能力上位だろう。
経験という意味では、黒潮皐月賞を制したタケショウクィーンも、その後九州ダービー栄城賞(8着)、関東オークスJpnII(14着)と強いメンバーに揉まれてきた。
中央から転入後2連勝のエムテイミニヨンや、同じく中央からの転入し、そのエムテイミニヨンには敗れたもののその後2連勝中のミズバショウクインにも一発がありそう。
黒潮皐月賞2着のグランドオークも着差は半馬身だっただけに可能性はある。
◎ヒカルヴィオーラ
○タケショウクィーン
▲エムテイミニヨン
△ミズバショウクイン
△グランドオーク