Odds Park 競馬

新規会員登録

テシオブログ

テシオブログ トップ
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

カテゴリ

  • その他 (171)
  • レース回顧 (213)
  • レース展望 (2414)

最新記事

  • 9月1日メイン「夢・希望 未来へ前進」はA級から降格ドテライヤツで中心不動
    (2025/08/31)
  • 31日メインは2歳重賞・ビギナーズカップ。レジェンドバローズが3連勝を飾る
    (2025/08/30)
  • 先週のレース回顧、次走へのメモ。8月24日、「第26回OROカップ」
    (2025/08/29)
  • 東京カップけやき賞/メイショウカシワデ まだまだやれる素材だ
    (2025/08/25)
  • 25日メインはC1・御所湖賞。転入後、余裕の2連勝チアフルヴォイスでもう一丁いける
    (2025/08/24)
  • 24日メインは芝交流・OROカップ。トライアル快勝シャイニーロックが重賞2連勝
    (2025/08/23)
  • 先週のレース回顧、次走へのメモ。8月19日、「第27回ジュニアグランプリ」
    (2025/08/22)
  • ジュニアグランプリ/初遠征・初芝でもクラウニングカップの素質に期待
    (2025/08/19)
  • 18日メインはB1級特別・秋桜賞。目下、特別3連勝中ウイニングライブでもう一丁いける
    (2025/08/17)
  • 17日メイン「夢・希望 未来へ前進」はソルデベラーノに勝機到来。先週のレース回顧・フェアリーC
    (2025/08/16)

過去の記事

月別

  • 2025年8月 (19)
  • 2025年7月 (16)
  • 2025年6月 (18)
  • 2025年5月 (19)
  • 2025年4月 (16)
  • 2025年3月 (15)
  • 2024年12月 (20)
  • 2024年11月 (17)
  • 2024年10月 (18)
  • 2024年9月 (17)
  • 2024年8月 (20)
  • 2024年7月 (19)

年別

  • 2025年 (103)
  • 2024年 (177)
  • 2023年 (173)
  • 2022年 (130)
  • 2021年 (131)
  • 2020年 (129)
  • 2019年 (113)
  • 2018年 (118)
  • 2017年 (128)
  • 2016年 (123)
  • 2015年 (129)
  • 2014年 (130)
  • 2013年 (126)
  • 2012年 (93)
  • 2011年 (110)
  • 2010年 (133)
  • 2009年 (177)
  • 2008年 (203)
  • 2007年 (206)
  • 2006年 (193)

おすすめコンテンツ

  • 岩手競馬ホームページ
  • 週刊テシオ情報局
  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • 盛岡競馬場攻略法
  • 水沢競馬場攻略法
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

カレンダー

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
岩手競馬のレース・イベント情報 テシオブログ(オッズパーク) RSS
1
佐藤雅彦調教師、通算1000勝を達成して思うこと

 4月11日(月)、第5R・C2戦でキラキラオーラが快勝。管理する佐藤雅彦調教師は地方競馬通算1000勝を達成した。佐藤雅彦調教師は騎手時代に通算1687勝。1996年度にはリーディングジョッキーの座についた。当時は菅原勲騎手(現調教師)、小林俊彦騎手(現調教師)の全盛期。岩手のトップジョッキー二人を相手にして、リーディングジョッキー獲得は見事というほかはなかった。

実は盛岡競馬場所属のリーディングジョッキーは1971年、小西重征騎手(現調教師)以来、25年ぶりの快挙。1972年から村上昌幸騎手(現調教師)が10年連続でリーディングジョッキーになると、以降は水沢競馬場所属騎手がずっと首位を堅持していた。

理由はいくつかある。水沢競馬場の在きゅう馬は盛岡競馬場のおよそ1・5倍から2倍。絶対数が違いすぎた。菅原勲元騎手がリーディングジョッキーになったのは水沢競馬場へ移動してからだった。

また盛岡競馬場は自きゅう舎優先という暗黙の了解があった。仮にお手馬が連勝していても当時は所属きゅう舎の馬が出走した場合、そちらに騎乗した。対して水沢競馬場はオープン。例えればかつての美浦、栗東トレーニングセンターの感じだったと思ってくださればいい。盛岡所属・佐藤雅彦騎手のリーディングジョッキーはその一度のみ。以後、現在も水沢所属騎手がリーディングを取っている。

当時、岩手競馬情報マガジン・テシオを発刊していたので、佐藤雅彦騎手にインタビューをお願いした。「勲(菅原勲騎手)と俊(小林俊彦騎手)にレースを作られるから、なおさら勝つのが大変だった。よく153勝もできたと思いました」

言うまでもないかもしれないが、逃げた馬がレースを作るわけではない。極端な場合、最後方からでもレースを作れる。ましてや"イサ、コバ"が全盛時代。彼らを相手にリーディングジョッキーを取るのは至難の業だった。

インタビューの場所は佐藤雅彦騎手の自宅だった。訪問して、ふと目にしたものを見て"雅彦くん、これは?"と聞いたら"自分に対するご褒美(ほうび)"と佐藤雅彦騎手。なんであったか―は言わない。佐藤雅彦調教師は騎手時代、現在もダンディズムがポリシー。きゅう舎スタッフも知らないそうだ。

今回、調教師として1000勝を達成後のコメントはこうだった。「一つ一つ白星を積み上げていっての達成。良かったなと思います。どのレースが一番、想い出に残っているとかはない。勝った時はどのレースでも感動してしまうのでね。勝つことがうれしいですから、みんなで喜びあいました。騎手として1687勝。調教師としてもそれくらい勝てればいいですが、それが目標と言うわけではなく、今までどおり1勝を積み重ねていきたいと思っています。高松騎手で決めることができたのもうれしかった。普段から一生懸命で、厩舎スタッフをまとめてくれているから。(高松)亮で勝てればな、と思っていたので本当に良かった」

いかにも佐藤雅彦調教師らしいコメントだった。達成前日の10日、シンザン記念馬キョウヘイ(牡9歳)が岩手始動した。若草特別(A級二組 水沢1600m)。2番人気に支持されたが、クビ、1馬身差の3着に敗れた。

「コーナーでもたついた分、2頭を捕えることができなかった。小回りが理由か、まだ判断できないが、砂を被っても問題なかった。今年の盛岡芝は6月下旬から。当面は実戦を使いながら状態をあげていきたい」。キョウヘイは4月25日、第10R「山吹特別」で2戦目を予定している。

今週の岩手競馬

4月23日(日) メイン11R 「第35回栗駒賞」(オープン 水沢1400m)
4月24日(月) メイン12R 「桜花特別」(A級一組 水沢1800m)
4月25日(火) メイン12R 「駒形賞」(C1級 水沢1400m)
 
                                              文/松尾 康司

2023/04/21
その他
この記事へのトラックバック(0)

1
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.