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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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脇本 雄太選手
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今回は去る11月19日から今年もナイター6日制で行われた<大阪関西万博協賛/第66回朝日新聞社杯競輪祭GI>。5日走りの激戦で見事優勝し、自身5つめの特別競輪を制覇した脇本雄太選手(福井・94期)にインタビューいたしました。
今年の一年のここまでと競輪グランプリ2024へ向ける意気込みをうかがいました。

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― 競輪祭優勝おめでとうございます。

脇本:ありがとうございます!

― 今年は競輪グランプリを残すだけとなりましたが、まずは競輪祭までを振り返っていただけますか。

脇本:競輪祭までとなるとやっぱりウイナーズカップ(取手)の優勝が印象的でした。

― 決勝は前を窓場選手が回って打鍾前からスパート。打鍾3コーナーは北井選手をブロックしました。
最後は伊藤(颯馬)選手の捲りに飛びついて清水選手が迫るのを振り切ったゴールでした。

脇本:窓場君が思い切って先行した打鍾すぎで反撃を止めて、番手での連携からビッグレースの優勝につながったのは感慨深い決勝でした。

― ウイナーズカップの優勝で賞金の大きな上積みができました。ですが日本選手権競輪を欠場されました。腰の状態は?

脇本:コンディションは波がありますね。良かったりそうでなかったりと。競輪祭を終えた現状はそこまで深刻な感じではないです。

― 近畿地区の後輩選手と連携は全プロ記念競輪(高知)のSPRと高松宮記念杯競輪(岸和田)白虎賞で寺崎浩平選手と連携しました。

脇本:(番手回りは)まだまだ自分の経験が不足しています。今後の連携で上手く出来るようにと考えさせられました。
さらに特別の決勝となると状況も気持ちの入り方も違うでしょう。それだけにウイナーズカップの優勝は僕自身としても大きな変化だったと思っています。

― 7月の地元福井記念は完全優勝でした。決勝は勇希選手との連携が注目を集めました。

脇本:兄弟で連携し近畿5車並んで自分のわがままを通したレースでしたがスタンドのお客様の歓声に応えられて良かったです。

― 真夏はサマーナイトフェスティバル(松戸)、オールスター競輪(平塚)を走り9月は向日町記念の接戦の決勝を制しました。

脇本:再整備前のGⅢで連日たくさんのお客様がいらっしゃいましたね。
決勝は僕が近畿の先頭を走ろうと思ったんですけど、窓場君が自力でやりたいと話したので意思を尊重しました。僕としては3番手を回れませんから別線で走りました。

― 競輪祭の前には10月に寛仁親王牌(弥彦)で優出されました。新山選手が外で粘ったのを退けましたが郡司選手が捲ってきて・・・。

脇本:決勝は番手戦の経験不足が露骨に出たレースでした。前で寺崎君が頑張ってくれただけに課題が出来たレースでした。

― そして迎えた競輪祭です。まずは初日のレースを振り返っていかがでしたか。
酒井雄多選手が前受けで、動きかけた脇本選手を見て打鍾で突っ張って先行意欲はムキ出しでした。

脇本:うーん、酒井君だけでなくて対戦相手の動向を見すぎてしまいました。そして何より自分が仕掛けどころを誤っています。
岩本さんが先頭に出たときもその後ろ(番手以下)の動きを見てしまったので失敗でした。

― 二走目以降の結果を思えば、あのとき最終2センターで佐藤友和選手のけん制がなければ届いたんじゃないかと感じたんですが・・・。

脇本:いやぁ、届いてないですね。仕掛けが遅かったので届いていないでしょう。

― 初日を終えて修正点や自転車の調整点は?

脇本:調整は特になくもっと強気に攻めるべきだと思い直しました。

― 翌日の一次予選「2」は5番手から早めに正攻法の根田選手を抑えに行きました。

脇本:失敗した前走と同じ初手のポジションだったので、取鳥君が後方から僕を抑えにきてフタをされる前に自分から前を抑えにいこうという思考が強かったです。なので根田君が突っ張ったのは想定外でした。

― その後は菅田選手、取鳥選手の順で前々へ。脇本選手は7番手2角捲り。4コーナーでは外に膨らんでヒヤリとしたんですが届きました。

脇本:只々後ろに申し訳ないレースでした。

― 小倉バンクの直線を一気に伸びた手応えはいかがでしたか。

脇本:無我夢中でした。1着に届いたのもゴール直後はわからなかったですね。
寛仁親王牌のあとにひと場所を調整のため欠場してトレーニングを十分やりましたが、体が仕上がっているかと問われると微妙な状態ではありましたから。

― 一次予選を終えてお休みの日はどう過ごしましたか。

脇本:とにかく体を休ませるのを最優先しました。自転車にも一切乗らずに体のケアに集中しました。

― 迎えた二次予選Aは脇本選手が後方から動いたのに対して佐々木悠葵選手が先頭で突っ張りました。

脇本:やっぱり簡単には抑えさせてくれないなと思いました。佐々木君が突っ張るのは想定していなかったです。中団を立ち回るイメージが強くて自分の対処が甘くなりました。

― 一旦、後ろに下がって脚を溜める中で岩本選手が先に捲りました。

脇本:岩本さんが抵抗を受けているのは見えてもコースは内に進路をとるわけにいかないですからしっかり外を踏んで勝負しきろうと捲りました。

― 岩本選手後退のあおりで捲りはイエローライン付近を進んで届かせました。

脇本:けっこう外に膨らんでしまってその分ロスしましたがとにかく後悔しないように踏みました。

― さて準決勝は窓場選手との連携に注目が集まります。事前の作戦はどうでしたか。

脇本:いやぁ、もう窓場君の好きに走ってくれて僕は後ろに付かせてもらう。それだけを考えていました。
窓場君も勝ちたいレースをしてくれればいいし、その気持ちであればワンツーのチャンスまであるだろうと。

― レース中はいかがでしたか。

脇本:佐々木君を突っ張れば新山君が必ず次に動いてくるのは頭の中に入れていましたし、窓場君は無理に突っ張り通さずに柔軟に対応してくれればと思っていました。

― ただ前に出た新山選手の先行はかかっていました。

脇本:青森ラインに荒井さんが追走して僕たちは4番手以降。最終BSまでは待とうと。ただ窓場君の車が伸びる感じではなかったので3コーナーで外を踏みました。

― 前2走同様に大外を力で届かせました。3連勝の手応えはどうでしたか。

脇本:なにぶん踏んでいる距離が短いので感覚はつかみきれないし、無我夢中でしたから初日から変わっていないというか・・・、その判断もつかないままでした。

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― いよいよ決勝を迎えました!寺崎選手、村上選手との作戦は?

脇本:寺崎君が前から攻めたいと言っていたんですが車番が良くないので前がとれなくても柔軟にいこうと話はしてました。

― 寺崎選手が早めに動いて犬伏選手に突っ張られかけましたが叩いて近畿ラインで出切りました。

脇本:寺崎君は必ず前に立つぞという気持ちの強いレースだったと思います。
自分は(犬伏選手の)イン粘りを警戒してましたから寺崎君が下げずに叩いたときは油断なく追走に集中しました。

― 打鍾4コーナーから犬伏選手がスパートしました。

脇本:犬伏君が来たのは見えました。外までやってきたのが1コーナーで自分の捲りはコーナー出口の出づらい場所でしたが、寺崎君とのこれまでの連携の失敗を踏まえて捲ってしのぎました。

― 村上選手が後ろに付いていたのは大きかったですね。

脇本:ええ。一車でも多く連携が長くなれば有利になるのが競輪ですから。
ですが、出切った後のことは横に並んでくる選手がいなかったので分からなかったですね。

― ゴールはうしろにハマった犬伏選手を振り切りました!

脇本:捲った直後に犬伏君が諦めずに踏んでいたのは見えたので後ろにいるのは村上さんと犬伏君のどちらなんだろうと判断つかないまま全力で踏みました。
ゴールはハンドルを投げるまで優勝を確信できなかったです。

― 気持ち一本の全力疾走の末に5つめのタイトルを手にしました。表彰台での脇本選手の笑顔もとても印象的でした。

脇本:やっぱりとっていないタイトルを取る喜びは何物にも代えがたいです。喜びもひとしおですね。
去年は特別競輪の優勝はなくグランプリを走りました。タイトルを取ってグランプリを走ろうという意識は毎年強く持っています。
特に競輪祭は長らく近畿が苦戦したタイトルですし、自分も取りたいと思っていたのでこの優勝はグランプリを控えて大きな意味がありますね。

― そしてグランドスラムに残すは全日本選抜競輪ひとつです!

脇本:ええ。ですがまず気持ちは目の前のグランプリに向けています。

― 競輪祭を終えて今年の競輪グランプリ出場選手が決まりました!現時点(11月27日)で対戦者をどう見ていますか?

脇本:真っ先に気になるのは南関東ラインです。おそらく並びは北井君が先頭だとしてどんなレースをするんだろうなと。

― 南関東勢といえば郡司選手が、また平原選手も競輪祭で落車しました。ふたりのコンディションをどう見ますか?

脇本:郡司君も平原さんも落車の翌日のレースを走り1着を取りましたし、なによりグランプリに向けて油断はないでしょう。1ヶ月あれば体の状態を戻してくると思います。

― 戦える状態、獲れる状態にして走るはずだと?

脇本:ええ、必ず。しかもそれは全員に言えることです。

― さて、関東勢は今年何度も戦った眞杉選手がいます。

脇本:眞杉君は立ち回りがとても器用ですから警戒しないといけない存在です。競輪祭でも横の動きは強烈でしたし、それを分かった上でどう対処するかは古性君と相談します。

― 新山選手と清水選手は同地区の出場者がいません。

脇本:それでも新山君はたとえ9番手でもカマシてくるでしょう。清水君はやっぱり位置取りが上手ですから警戒したいです。

― 同期の岩本選手が初グランプリ出場ですね。

脇本:そうですね。近畿と南関でレースは別ですけど、前夜祭では同期同士として話せる時間を楽しみにしています。

― グランプリまでの1ヶ月はどのような調整をされますか?

脇本:12月のどこかで古性君との合同練習をメインにした合宿をするつもりでいます。そこでしっかり練習を積んで準備は入念にやって油断なくレースに臨みたいです。

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― 本日はお忙しいところインタビューをお引き受けいただいてありがとうございました。
最後に記事をご覧くださったオッズパーク読者の皆さんへメッセージをお願いします。

脇本:いつも応援ありがとうございます。
おかげさまで今年は自分が持っていなかったタイトルを獲ってグランプリを走ります。
少しでも自分で納得が出来るレースをするために合宿を積んで脚をあげてグランプリを走ります!
もちろん優勝をめざして頑張りますので応援の程、よろしくお願いいたします。

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※インタビュー / 大村篤史(おおむらあつし)
九州地区の競輪場でレース実況を中心に活動中。
出身地は大阪。1976年生まれ。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2024/12/13

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