いよいよ夢の舞台が近づいてきました。今の率直なお気持ちから教えてください。
だんだんとグランプリが近づいてきたので、凄くいい緊張感の中で練習もできていますね。
6月に高松宮記念杯をとって、その時点でグランプリが決まったんですが、その頃の思いと、今とではかなり違いますか?
ほんと当時は僕が獲っちゃいけないと思っていたので、出たら駄目なんだろうなって。そんな風にずっと思ってたんですけど、今は僕が出るんだ!っていう強い気持ちがあるので、その辺の気持ちはすごく変わってきていますね。
今回初めての舞台ということで、周りは家族も含めて色々激励の声っていうのもあると思いますが、その中で何か心に響くものありましたか?
まだそういうのは頂いてないんです。ただ、練習グループからは頑張れよ頑張れよといつも言ってもらっています。
グループというのは平原選手も一緒ですね?
はい。
今回関東の並びは、宿口選手が番手ということになりましが、これはどういう経緯で決まったんですか?
そうですね、先程、ちょっと3人で話す機会がありましたので、各々の思いを伝えて、そういう形で決まりましたね。
先程という事は、今日(12月22日)決まったのですか?
はい、今日決まりました。
今日までは一緒に練習していても、そういう話にはならなかったのですか?
しませんでしたね。
グランプリに向けてもそういう話は全くしなかったのですか?
してないです。競輪祭終わった後に、ちょこっとそういう話をする機会があったんです。そこでこんな軽い感じで決まるのかな?とは思ったんですが、平原さんからこんな感じで決まるんだよ、と言われて・・ほんとかなあと思って・・・
我々がイメージしてる状況とかなり違うんですけれども
僕もイメージしてた状況と全く違いました。
吉田選手が競輪祭を獲ってから、もうほぼほぼ一か月じゃないですか。その時点でメンバーが決まったから、僕はてっきり三者会談とかやって決めるのかなと思ってたんですが違ったんですね。
僕もなんかそういう風なものをやって決まるのかなって 思ったんですけど、ここで決まりました。
ちなみに時間所要時間はどんなもんですか?
2、3分です
宿口選手からすると番手かもしれないな、いや3番手かもしれないなとなりますよね?
吉田拓也選手がいるので、前っていうのはないにしても。
競輪祭終わった後に、平原さんから「お前、(GPは)拓矢の番手だ」と言われて、背中バーンと叩かれて、こんな感じで決まるんですか?っとなって、また不安になったんで、何も話ししなかったんです。
僕だったらなんかどっちなんだと、モヤモヤしたその期間が一か月ぐらい続きそうな気がしますが。
だけど、番手だろうが3番手だろうがやる事は各々あると思うし、この後のレースの想像もできますし、全くモヤモヤ感とかはなかったです。
初めての舞台なので入れ込みすぎないようにという部分もあると思います。それについて何かされていますか?
多分平原さんがいなかったら、緊張のあまり本当も何もできなかったと思うんですよね。
でも、近くに平原さんっていう人がいるんで、過去12回ずっとグランプリ出てる姿を見てきているので、いつも通りでいいんだって思えてきて。だから本当いつも通り過ごしてます。
特別な事なんて一切何もしてないです。
そんな平原康多選手の存在を後ろで感じながらのレースですね。楽しみにしています。
ありがとうございました。
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写真: 「(公財)JKA提供」