三年連続になりました。傍目から見てる分には、今年は精神的に違った形だと思いますが振り返ってみていかがでしたか?
一番最初にグランプリの権利を取れたので、そういう面では本当に一年間かけて準備できたので本当にプラスになることが多かったです。
去年は最後にタイトルをとって、今年は年初め一発目にタイトルとってのスタートでしたからね。
そうですね。ただ、年頭は本当に勢いがありました。でもなかなか中盤その勢いがちょっと、自分の中でも失速してしまったなっていうのがあるので、最後にさらに弾みをつけたいなと思います。
長い一年の戦いの中でやはりどうしてもそのバイオリズムの上がり下がりというのはありますよね。ちなみに現在は郡司選手のバイオリズムはどうなんでしょう?
前回の競輪際終わってからグランプリまで一ヶ月ちょっと期間があったので、長い時間をかけてやっているところです。時間をかけて準備できることってなかなか一年間通してもないので、自分の中では体調面や精神面も順調にグランプリに向けて上がってきているなていうのはあります。
もう三年目を迎えますから、その辺も郡司選手の中では大きい部分はありますか?
やっぱり初めて出た時は分からない事だらけだったので、ちょっとあたふたしてたんですけど・・・やっぱり去年今年は少しちょっと自分の中でも流れが分かってきたので グランプリに向けて集中で出来るようになったかもしれないですね。
普段の開催はシリーズ 四日間ないしは五日、六日間を通しての勝負ですが、一発勝負というのはやっぱりある程度経験を重ねないと難しいといった部分もありますか?
数を重ねるっていう訳ではないですけど、やっぱりその一本にいかに全てを出せるかっていうところになってくるので。レースだけではなくて普段から集中力を高めて、一本に集中する事が出来るようにはと、自分の中で練習の時も意識してやっていますね。
前検日に入ってからレースまで待つ時間がすごく長いですからね。その間、どのような過ごし方をされてますか?
特にそこまで(笑)変に気張らずにというくらいですね。
自分の中ではあまりグランプリグランプリっていうのは意識しない で、いつも通り過ごせればいいなとは思っています。でも、やっぱり周りの記者さんとかに結構煽られたりするので、自然と気持ちは入りますね。でも本当にいつも通り臨めればいいなとは思ってます。
今郡司選手とお話をしていると、現時点で凄くいい意味で、気負わずに平常心で望めそうなのかなと感じました。
そうですね。本当に去年一昨年と比べるとかなり自分の中でも自信を持ってグランプリに挑めるっていうところがあるので、そこら辺の気持ちの変化というか、気持ちの入り方は大きいですね。
今回は 舞台が静岡ということで 地元南関東地区での大会 になるんですが、その辺に関してはいかがですか?
去年も平塚だったので地元地区でのグランプリだったんですけど、結果的にちょっと悔しい思いで終わってしまったんで。今年また南関地区っていうことで、そういう意味ではリベンジの機会ですね。ファンの思いや、南関の選手の思いとかを背負って走りたいなと思います。
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写真: 「(公財)JKA提供」