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平原 康多選手
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9月、高知競輪場で行われた『第34回共同通信社杯』で優勝した平原康多選手(埼玉87期)。共同通信社杯を含めた近況のレースの振り返りと、今後のお話をお伺いしました。

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山口:共同通信社杯、優勝おめでとうございます。

平原:ありがとうございます。

山口:初日は自動番組(既定の番組があり、自動的にメンバーが組まれる)でしたが、メンバー見ていかがでした?

平原:それは全く関係なかったです。与えられたところで頑張ろうと思っていました。ただ走り終えた後は、感覚がすごく悪かったんです。セッティングなど練習でやってきたことが、練習ではよくてもレースでは全く良くなかった。
結果は4着だったんですが、着どうこうよりも感触が良くなくレース内容も悪かったので、これはレースでは使えないと思いすぐ元のセッティングなどに戻したら、良くなりました。

山口:そこからは1着でしたもんね。

平原:着もそうなんですが、大切にしているのは感覚ですね。乗っていて落ち着く感覚でした。

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山口:決勝戦は若い選手との対戦もありました。いかがでしたか?

平原:よく若い選手はどう?という質問も言われるんですが、それは関係ないです。若手の前に立ちはだかろうとかねじ伏せてやろうとかは全く思っていなくて、ただ一人の強い選手と思って対戦しています。それよりも、ラインの先頭の選手を意識して走っています。

山口:新しい選手はどんどん出てきますが、平原選手はどこから「今後対戦するかもしれない相手」として注目していますか?

平原:どこからだろう......。そうですね、A級のレースから走りを見て「この選手は強くなる選手だな」というのはわかるし、級班関係なく走り方を見ていますね。

山口:どこを見て、この選手は強くなるなと思うんですか?

平原:言葉で言うのはとても難しいですね。感覚としてですが、この選手は上を目指して走っているんだなというのはわかります。そのレースだけを勝つのではなく、先を見据えてレースをしているのは、見ればわかりますね。

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山口:共同通信社杯の優勝で、今後へ弾みはつきましたか?

平原:ないですね。ただ一つの結果が出ただけで、ここから勢いに乗っていこうとかはないです。自分が理想とする走りが全然出来ていないし、正直まだまだ納得出来る段階ではないです。

山口:その後のGⅠ『第27回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』初日では、ラインでの決着がありましたね。

平原:そうですね、ラインで決まったのは嬉しいかったです。その場その場の判断がうまくいったんだと思います。

山口:自力も追い込みもさばきも、何でも出来る印象があります。レースで意識していることは何ですか?

平原:特別意識していることはないですね。前々に攻めていって臨機応変に動くというくらいです。今は特に脇本(雄太選手・福井94期)の脚力がずば抜けてきているので、それに比べて脚力はまだまだだなと思います。もっと力を付けないといけないなと。

山口:今年に入って、平原選手は脇本選手を意識されているのを他のメディアでも拝見しました。対戦してどのような感じですか?

平原:先日の寛仁親王牌でもオールスター競輪でも、実際に走ってみて強いなと思いますね。圧倒的な脚力というんでしょうか。
だからこそ、脇本にもいろいろ聞いて真似できることは真似していって、必要な部分は取り入れて素直にやっているつもりです。

山口:競輪は純粋な脚力だけでは勝てないレースもあると思いますが、それでも脇本選手は強いですか?

平原:彼は今、純粋な脚力だけで勝っていますからね(笑)それを間近で見たら、やっぱりそれを目指さないといけないと思います。
その脚力があってこそいろんな戦法を駆使して戦えますし、目標にしたいですね。今の段階ではすごく差を付けられていると思うので、そういう部分は良い目標になっています。

山口:先ほどおっしゃっていた理想のレースとはどんなものですか?

平原:いろんなパターンがあるので一つではないんですが、脚力が自分の理想に追いついていないので、思い通りの事がレースでは出来ていないというのはありますね。
ここで先行した方が良いなというポイントで逃げられなかったり、位置を取ってそこから捲りたくても出ず不発になるパターンもあります。それが出来ないというのは脚力が足りないからだと思います。

山口:先日の熊本記念の決勝も中川誠一郎選手(熊本85期)の直線強襲がありましたね。

平原:そうですね。中川さんの戦法も脚力に自信がないとできない戦法だと思います。逆に自分の脚力に自信があるからああいう戦法なんだとも思います。自分はまだそこまでの脚力ではないので。

山口:競輪選手になったからには、そういう戦法もしてみたいですか?

平原:時代時代で強さというのは違うと思います。説明はしにくいんですが、現段階では脇本が強いのは間違いないですから、その時代にあった競輪をしたいと思います。

山口:選手生活を重ねる中で一番変わったものはどこですか?

平原:それは年々、いやもっと細かいスパンでたくさんの事が変わっています。練習方法やセッティングなども、良いなと思った選手に聞いてとりあえず試します。
それが自分にあっているかどうかはやってみないとわからないですから。よく選手の中には「自分が一番良かった時代のセッティングや練習方法に戻す」という方もいますが、自分の場合は一番良かった時代というのはまだ来ていないと思うんです。
なので日々そこを求めて進化、というか変化していけるような競輪選手でいたいと思いますね。

山口:対応力と脚力の両方ですね。

平原:はい。脚力もそうですが、年々トレーニングも進化しているし、自転車を速く進ませるために日々変わってきているので、「昔はこうだった」という固定観念を持ってしまうと柔軟性が無くなって、すぐおいていかれると思うんですよ。

山口:年齢的なものはいかがですか?

平原:年齢を重ねて脚力が落ちたとかは全く感じません。練習量が落ちているとかも感じないんですが、年々周りのレベルが上がっているので比較していくとそれは違うかもしれません。
それを捉えて、自分も変わっていかなくてはいけないと思います。

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山口:次走は『第60回朝日新聞社杯競輪祭』ですね。過去3度優勝と、平原選手は相性の良い大会ですね。

平原:そうなんですが、それはもう過去の事なので、全く意識していないです。同じ競輪場(小倉)で走りますが、相性が良いから優勝できるわけでもないですしね。
その時その時でしっかりした競輪を出来るようにしたいです。

山口:今回は初のナイター開催です。S級S班だとナイターはあまり走る機会は多くないですがいかがですか?

平原:ナイターだと普通の競輪場は、周りの景色やライトなどでスピード感が変わると感じることがありますが、小倉はドームなのでそこまで影響はないのかなと思います。不安は全くないですね。

山口:『KEIRINグランプリ2018』へ向けても最後のGⅠですね。目標はどこにおいていますか?

平原:もちろん優勝です。グランプリがどうこうよりも、まずはGⅠを優勝することを目標にしていますから。そこしか目指せないです。

山口:私、2015年の時に競輪祭決勝を現地で拝見していました。2014年~2016年と3年間は、武田豊樹選手(茨城88期)とワンツーですね。(2015年は武田選手が優勝)お二人とも本当に勝負強いなと思いました。

平原:そうですね。思い返せばそうだったんですが、たまたまというか......。運が良かったんだと思います。

山口:以前武田選手にもインタビューした時、平原選手の事をとても信頼しているとお話されていました(競輪選手インタビュー「武田豊樹選手」参照)平原選手はいかがですか?

平原:そうですね。武田さんとの連携の場合は、もし自分が勝たなくても武田さんが勝ってくれたら、自分の時のような喜びがあるし、そういうのがラインの強さなんだと思います。
それがお互いそう思えているというのが、すごく強みですかね。

山口:関東は若手の選手も増え、平原選手も連携が多くなってきていると思いますが、それをきっと見ているからこその強さなんでしょうね。

平原:そうですかね(笑)団結力がいまあるかどうかはわかりませんが、そういう部分をもっと見せなきゃいけないと思いますね。

山口:単騎の時や、後ろに他地区の選手がつく時などはいかがですか?

平原:どんな場合でも基本的には、自分のやろうとするレースは同じなんですが、単騎の場合は後ろに背負っている選手がいないので負けても自分だけの悔しさで終わるんですが、ラインの前を任せてもらった時には責任感もあるし、負けた時は申し訳ないという気持ちが大きいです。
逆に勝った時は同じように喜べる、そういう良さはありますね。それは倍以上の喜びかもしれません。

山口:関東といえば、武田選手以外に引退された後閑信一さんとも親交が深かったですよね。

平原:そうですね、引退は急すぎました。なんだか真っ白になってしまった感じでした。いろいろ教わった先輩ですし、もちろん今でも可愛がっていただいているんですが(笑)
あまり「引退」という実感はないけど、でも事実としてもう一緒に走ることが出来ないんだなと思うと寂しいですね。

山口:そして年末も迫ってきていますね。

平原:そうですね。賞金的には今年は少し余裕があるのかなと思います。(2018年10月末現在で、賞金ランク3位)
でも今はグランプリより、まずは競輪祭へという感じです。それが終わってからどういう風に考えるか、競輪祭が終わったその時に決まると思います。

山口:今年は静岡競輪場で初めてグランプリ開催ですね。静岡のイメージはいかがですか?

平原:バンク相性は悪くないんですが、優勝は一度もしていないんですよ。バンクもオーソドックスですが、結果が残せていないですね。

山口:競輪祭、そして年末とビッグレースが続きます。最後にオッズパーク会員の方へ意気込みやメッセージをお願いします。

平原:今年は自分の思うような走りが全然できなくて、自分にとっても歯がゆい一年ですが、そういう期間が長いという事はお客さんにも迷惑を掛けているので、少しでも良いレースが出来るように考えて頑張りたいと思います。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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2018/11/06

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