今年2場所とも決勝に進み調子を上げている大谷杏奈選手(愛知110期)。松戸競輪場で行われるガールズコレクション平塚ステージトライアルレースへの意気込みを中心にお話を伺いました。
山口:今年は2場所走っています。今の調子はいかがですか?
大谷:年が明けてから2場所とも決勝に乗れてるので悪くないと思います。今まで決勝2着というのは1回しか取ったことがないので、前走(大垣)で決勝2着というのは、調子が上がってきていると思います。
山口:今年の目標は何ですか?
大谷:常に決勝にのることです。上位の選手はいつも決勝に乗っているので、自分もそこを目指しています。
山口:次走は、松戸でのガールズコレクション平塚ステージのトライアルレースですね。
大谷:去年の後半は、このトライアルレースで走ることを目標にやってきたんです。サマーナイトフェスティバル(伊東温泉)も出たかったんですが走れなくて。なので、今このトライアルレースへ向けて調子を上げられたのは凄くプラスですね。
山口:今は競走得点も50点以上に安定してますもんね。
大谷:正直、得点はそこまで気にしていないです。少し前は一般戦でも3着以内に入れなかったですし。それよりも、決勝に乗ること、3着以内に入ることを意識しています。
山口:安定した成績というのは、何か練習面などに変化があったんですか?
大谷:特に大きな変化はないんですね。今は街道練習を中心にしています。またホームバンクの豊橋はガールズの選手が多いので、バンクの練習の時には一緒に出来ることはメリットだと思います。近くに同期のライバルの存在を常に感じられるので、より頑張ろうという気持ちがありますね。
山口:前回松戸でのレースは、ガールズドリームトーナメントでした。そこにも上位選手がたくさん走っていましたが、その経験は大きいですね。
大谷:そうですね。その時に1走目から決勝のような強い選手と走れた、しかもそれが3日間続いたのは、次のトライアルレースには活かされると思います。 走り方や松戸バンクの感じも、直前に入っているのは有利だと思います。
山口:今回の目標は?
大谷:もちろん権利を取るのはそうなんですが、私は選考順位も下の方だったので出られるだけでもありがたいです。 そこで私が3着以内に入ればきっと穴車券を出せると思うので、今まで応援してくださった方に恩返しの意味を込めて、3着以内を目指して初日から走りたいです。
山口:声援も力になりますね。
大谷:そうですね。特に松戸はお客様の声が聞こえる競輪場だと思います。自分の名前を呼んでもらったり、その声をかけてもらえると、より頑張れますね。
(山口補足→12月には松戸でトークショーもされていて、その時にもたくさんの方に集まってもらって、トライアルレースへの頑張れよ、という声援もとんでいました)
山口:それでは、最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
大谷:いつもありがとうございます。今回は走れることに感謝をして、3着以内を目指して穴を出せるように頑張るので、私を絡めて買ってくださる方、ご声援よろしくお願いします!
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※インタビュー / 山口みのり
※写真提供:公益財団法人 JKA