
燃える闘魂・若井友和がナイトレースV!
ただひとりデイ&ナイトW優勝の権利あった永井大介、初優出&初優勝狙う38期・運天諒雅とさまざまな思惑がぶつかり合った昼夜ダブルヘッダー最終日。デイレースでは君和田裕二が優勝と波乱を呈したが、ナイトレースは永井を中心に若井と運天への7-6-1だけが3連単10倍を切るオッズ。2連単は7=6、7=1が人気筋。
全車正常に発走。単騎0ハンから逃げる運天はことのほかペース上がらず石井大志が接近する。そこへ石井と武藤博臣にまとめて突っ込んだ若井がインから姿を現す。その勢いのまま運天をパスして先頭へ。武藤も体勢立て直して運天を差し、このとき永井はアウト戦で4~5番手。運天は交わしたが新井恵匠に張り込まれて万事休す。若井は先頭でゴールチェッカーを受け、2着には武藤、3着は微差で新井恵の6-3-4でフィニッシュ。なんと3連単は14,170円の万車券となった。
若井はデイレース2連勝で締めたが、初日に落車妨害で失権していた。そこから見事にマシンを立て直し、ナイトレースで優勝。選手にとっては調整が難しいハズなのだが、若井のようにデイレースのウサをナイトレースで晴らすこともできるのだ。あっぱれ!
同じ日に昼と夜の2回走るのは川口オートだけ。2024年2月から今まで5節、同日開催を行ったが昼夜連覇した選手はまだいない。来年2月4日から昼夜同日開催が予定されており、オートレース史に新たな記録が生まれるのか楽しみにしたい。