
青木治親が難走路を制してV!
川口最終日は重走路で始まったが、徐々に乾いていき優勝戦は所どころが濡れているブチ走路になった。まずは0ハン単騎の吉田幸が粘っていたが、福田裕がアウトから交わすと青木治も同じように続いていった。そこからは福田裕が巧みなコース取りで先頭を死守していた。しかし、青木治がこん身の差しを決めると、そのままゴールを迎えた。
青木治は試走から気配が良かった。レースでは2番手でやや攻めあぐねていたが、慌ててはいなかった。おそらく試走での感触が良かったので、抜けそうな手応えを得ていたのだろう。青木治は今年2月に伊勢崎で優勝して以来、通算17度目となるV。次節からはハンデが重くなりそうだが、今の勢いを持続できれば十分克服できるだろう。