
青山周平の完全優勝が濃厚だ!
今節のシリーズリーダーである青山周が初日からオール1着で優出を決めた。優勝戦でも40線の大外からスタートを決め、前団を難なく攻略していくとみた。高い攻撃力に抵抗できる車は不在。人気に応えて完全優勝を決めそうだ。
相手は0ハン単騎の佐々木を推したい。準決では青山周に交わされてしまったが、この優出メンバーの中でも青山周以外には捕まらないだけのスピードがある。10メートル後ろが生方ならスタートで叩かれる不安もない。序盤からペースを上げて走ることができ、青山周が道中で手間取るなど条件が整うようなら初優勝が見えてくる。
10線の生方、20線の渋沢は前節も優出しており、好調の流れを保てている。ここもハンデを生かして奮戦に期待。30線外枠の横田だが、塚越に先行して一気に前団に詰め寄ることができれば上位争いに参加可能。
◎ 8 青山周平
○ 1 佐々木光輝
△ 2 生方将人
△ 3 渋沢憲司
▲ 5 横田翔紀
おすすめの買い目
8-1235-1235
別線は佐々木の大逃げ
1-2358
福岡鷹が強烈な捲りで優勝!
0ハン先行は杉本だったが、1周バックストレッチで水本が捲って先頭に立った。後ろでは穴見を捲った松尾隆が浮上し、4周目に入るあたりで水本をパス。今度は松尾隆が先頭を走る展開になった。しかし、最後方から福岡が猛烈な勢いで番手を上げていた。残り2周半で松尾隆との一騎打ちの態勢を作ると、必死にアウト回りで食らい付いていた。そして、最終4コーナーをグリップ全開で伸びていき、松尾隆を交わし切ってみせた。
決して楽なハンデ位置ではなかった福岡だが、試走1番時計の機力をバックに、相手6車を全て捲ってしまった。まさに圧巻の開けっぷり。ミッドナイトでタイムが出やすい条件ではあったとはいえ、追い込むレースで上がり3・417は見事の一言。これを2級車で成し遂げるのだから走行センスの高さを感じずにはいられない。福岡が2級車で競走するのは残り3ヶ月。その後はいよいよ1級車での戦いになるが、今からどのような走りを見せてくれるのか楽しみでならない。