
福岡鷹が強烈な捲りで優勝!
0ハン先行は杉本だったが、1周バックストレッチで水本が捲って先頭に立った。後ろでは穴見を捲った松尾隆が浮上し、4周目に入るあたりで水本をパス。今度は松尾隆が先頭を走る展開になった。しかし、最後方から福岡が猛烈な勢いで番手を上げていた。残り2周半で松尾隆との一騎打ちの態勢を作ると、必死にアウト回りで食らい付いていた。そして、最終4コーナーをグリップ全開で伸びていき、松尾隆を交わし切ってみせた。
決して楽なハンデ位置ではなかった福岡だが、試走1番時計の機力をバックに、相手6車を全て捲ってしまった。まさに圧巻の開けっぷり。ミッドナイトでタイムが出やすい条件ではあったとはいえ、追い込むレースで上がり3・417は見事の一言。これを2級車で成し遂げるのだから走行センスの高さを感じずにはいられない。福岡が2級車で競走するのは残り3ヶ月。その後はいよいよ1級車での戦いになるが、今からどのような走りを見せてくれるのか楽しみでならない。