
黒川京介が浜松勢を突き抜ける!
4日間の熱走路開催もいよいよ優勝戦。ナイターのキューポラ杯で優勝した黒川は2日目こそ深谷俊太に振り切られたが、安定した走りで優勝戦へコマを進めた。他の6車は地元勢だが、準決でゴール前黒川に伸びられた佐藤貴也は心中穏やかでないハズ。怖いのは20mから栗原佳祐が先行で0ハンを捕えるケース。かなりのハイペースになると想定され黒川でさえ追いつかないかも。0ハンは最イン牧野竜が有利に見えるが、直線は早津圭介が優っており一対一なら交わせるとみた。下記では触れてないが0ハン4車のBOX券は押さえておきたい。
◎ 7 黒川京介
○ 6 佐藤貴也
△ 5 栗原佳祐
▲ 2 早津圭介
穴 3 岡谷美由紀
《おすすめ車券》
7-6=5 7-6=2
《逆転の発想》
5-6=7
《穴なら》
3-流し
夏だ 亀井だ サマーランド杯
蒸し暑い天候のなか、初優出決めた佐々木光輝の逃げにも注目したい優勝戦。人気を背負ったのは亀井政和で、相手は佐藤摩弥へ3-8が4.7倍。地元の雄・早川清太郎は3番手評価と、いささか寂しいオッズ。3連単の一番人気は3-8-7だった。
50mの大外から佐藤摩弥が出て行き桜井晴光を叩き込む。佐々木光はペース上げられず千葉泰将が接近も、亀井が車ナリに伸び捲り差しで先頭へ。佐藤摩は亀井との差を縮められず2着に甘んじる。3着に千葉が入り、2連単は一番人気も3連単は6000円強と好配当。佐々木光は8着と惨敗だったが、いい経験を積んだことだろう。早川は争覇圏へも進めず6着でフィニッシュ。
亀井政和は実に2020年11月以来の優勝で通算5度目のV。来月のナイターSGに出場決まっており、大暴れに期待したい。
ようやく人気に応えた篠原睦
7月に入って全て飯塚オートで優勝戦乗ってる篠原睦。7/8は長田稚也に優勝を奪われ3着。7/11のオーバーミッドでは微差で岩見貴史に敗れ、7/17のオーバーミッドは濡れ走路でまたも長田稚也の後塵を拝し3着。今月4度目の優勝戦はいかに...。
試走は3.34とそれほど速いタイムではないが、10m前の辻大樹と同じ試走タイム。当然、この両者で人気を分けるのだが、総合力で優る篠原の相手探しでオッズは形成。3連単は10倍切るオッズはなく、7-5-1が11.5倍、他には7-5=4が人気筋。2連単は7-5 3.2倍、7-4 4.5倍、7-1 6.3倍と続く。
0ハンは竹中修二が佳元光義に先行し逃げ態勢作る。田中正樹が2番手浮上も辻大樹・村瀬月乃丞を捌いた篠原が早めに好位へ。田中正のインに車を向けた篠原は先頭の竹中修二を射程に捉えると間髪入れずに差して抜け出す。遅ればせながら辻が3番手へ上がるが竹中修を交わせなかった。
結局、26期コンビのワンツーで決着した今回のオーバーミッド。本来なら篠原クラスはミッドナイトではなく記念を走る選手。それでも、しっかり結果を残し今年5度目の優勝で通算48Vに。次走はすぐ、7/27~のデイレースに出場予定。