
谷津圭治が約3年ぶりの優勝!
重走路で始まった浜松オート最終日だが、優勝戦の頃にはだいぶ走路が乾いてきた。走路上に濡れている箇所は見受けられるが、競走をする上ではあまり影響がないくらいスピード感のあるレースだった。
0ハンの和田はペースが上がらず、10線内枠の石貝が差して先頭に立つ。しかし、20線から見事なスタートを決めた谷津が石貝の後ろに付けるとあっさり捌いて先頭を奪取。そのままペースが落ちることなく先頭でゴールを駆け抜けた。抜かれた石貝は粘っていたが、鐘ヶ江に差し込まれると中村友にも交わされ後退した。
谷津は2022年5月以来となる、約3年ぶりの優勝。通算優勝回数は13となった。今年に入ってからはなかなか状態が良くならないでいたが、前節の地元から良化の兆しが出ていた。そして今回の浜松では初日から3連勝の完全優勝となった。今年、今まで良くなかった分をこれから回収したいところだ。