北市唯が初優出でいきなり優勝を決めるか!
浜松アーリーレースでは女子レーサー2人が優出。新人37期の北市はこれが嬉しい初優出。岡谷は約1年7ヶ月の長欠から復帰した今節でいきなりの優出。不安視されていたレース勘は大きくズレていない様子。この両者が優勝戦のキーマンになりそうだ。
0ハン単騎から逃げる北市は、準決では上がりタイム48だったが、2日目には47を出している。あと一つタイムを上げると46となる。最重ハンと50メートルのハンデ差がある北市を追える選手はいるのかどうか。ミスなく走ることが条件になるが、それが叶えば北市の初優勝も十分ありそうだ。追っていく一番手は岡谷。岡谷も準決より早い上がりタイムを出せれば北市を捕まえることができる。
追い込む男子レーサーで最も位置が良いのは和田。ただ、すぐ後ろの鈴木健の方がスピードは出ており、道中で和田を交わしそう。50線3者は仕上がり悪くないが、軽ハンの逃げペースが速くなると、走路温度が高くなることもあって追い込みが効きづらくなるか。3者の比較は位置を重視して大木を推す。実力からは金子だが...。
◎ 1 北市唯
○ 2 岡谷美由紀
△ 4 鈴木健吾
△ 5 大木光
▲ 7 金子大輔
おすすめの買い目
1=2-457
鈴木健の進み方が良ければアタマまで
4-1257-1257
川口裕司が約9ヶ月ぶりに優勝を決めた!
0ハン単騎の福岡は悪くないペースで逃げていたが、追い詰めてきたのは川口。20線外枠からスタート先行すると、福岡とのハンデ差を徐々に詰めにかかった。そして、差し込める射程に入るとインに突っ込んでいった。川口は後続を寄せ付けずそのままゴール。2着には福岡が粘っていた。30線最内から先行し、車を押し上げていた久門は、ゴール直前で迫ってきた篠原を僅かな差で振り切り3着を確保した。
川口以外には抜かれなかったように福岡はスピードに乗って走れていた。川口の勝因はエンジンの底上げに成功した事と、スタートで先行できた事。この2つの条件を見事に味方に付け、福岡の軽快な逃げを捕まえてみせた。川口はこれが今年の初優出だったが、きっちりと結果を出した。今年は1月下旬に落車してから約3ヶ月、戦線を離れていた。しかし、4月に復帰してからは少しずつレース感覚を取り戻していた。次の出番は地元昼間開催、その後は浜松でG2が待っている。良い状態で臨めそうだ。
9R...ハンデが重化した岩沼だが、スタート先行できればレース序盤からペースを上げて走ることができる。実力上位は荒尾で、枠ナリのスタートだと厳しいが、少しでも内枠勢を置いて出れば先頭まで行けるか。新井日は最内の利を生かせれば...。軽快さが出てきた西原や、インで粘る石貝の健闘も。
◎ 2 岩沼靖郎
○ 8 荒尾聡
△ 3 新井日和
△ 6 西原智昭
▲ 1 石貝武之
おすすめの買い目
2=8-136
新井日が速攻決めると高配当
3-1268-1268
10R...0ハン先行は高橋絵で、どこまでペースを上げるかがポイントになるが、10線の外枠2車の底力が突き抜けており、しっかりと追っていきそう。エンジンの仕上がりが一番良いのは押田和で、レース序盤を踏ん張れれば大金星もある。内山高が必死に追う。
◎ 8 佐藤貴也
○ 7 高橋貢
△ 1 高橋絵莉子
△ 2 押田和也
▲ 6 内山高秀
おすすめの買い目
8=7-126
穴ならエンジン好調の押田和
2-1678-1678
11R...伊藤正司がインを抑える展開で大混戦ムード。となると捌き確かな中村雅がきっちりと攻め上げていく。早川はエンジン不足気味だが、準決だけに上昇させてくるか。直線の伸びが良いのは亀井で、伊藤正司に先行するようだとアタマまである。三浦はある程度のスタートを決めたい。
◎ 8 中村雅人
○ 7 早川清太郎
△ 2 亀井政和
△ 1 伊藤正司
▲ 5 三浦康平
おすすめの買い目
8-27-1257
亀井の大激走もあるか
2-1578-1578
12R...充実している青山周がこのまま連勝を延ばしそうだ。相手はスピード出ている加賀谷。スタートで青山周を突っ張っていければ、かなり抵抗できそうだ。2日目から連勝の戸塚尚は、ハンデ重化しているが注意必要。いい時の突進力が戻ってきた岩田行も見せ場を作りそう。穴で一発なら森か。
◎ 8 青山周平
○ 7 加賀谷建明
△ 2 戸塚尚起
△ 4 岩田行雄
▲ 6 森且行
おすすめの買い目
8-2467-2467
加賀谷が先手の攻めできれば
7-8-246
福岡鷹が悠々と逃げ切りそうだ!
初日から連勝で優出したのは2級車の福岡。ハンデは最重ハンの30メートル前で魅力たっぷりだし、上がりタイムも40出ているのでミスなく走れれば楽に逃げ切れる。30線には強力なメンバーが揃っているが、ここは当然の本命に推したい。
その福岡を追うのは20線両者。内山雄と川口になるが、タイム比較からみて福岡を捕まえるのは厳しそう。もしも福岡を捕まえるとしたら初日に好タイムを出した有吉のみ。この有吉が30線大外からカマシを決め、20線両者を素早く交わせば福岡を捕えるまであるか。連下の狙いでは展開いい内山雄。久門は30線最内から先行できそうで、道中も必死に走る。篠原はスタートでどこまで行けるか次第だ。
◎ 1 福岡鷹
○ 7 有吉辰也
△ 2 内山雄介
△ 4 久門徹
▲ 6 篠原睦
おすすめの買い目
1-2467-2467
条件がハマれば有吉の猛追
7-1246-1246
永井大介が久々に優勝を決めた!
30線に7車並んだスタートは、最内枠から3番目の永井が決めた。それに乗っていったのは大外の黒川。永井は0ハン単騎の池田康との差を着実に詰め、冷静に交わしていく。黒川も全く離されずに2番手に立った。そこからはまさに一騎打ちムード。黒川は永井にピタリ追走すると仕掛けどころが探っていた。1度は捲りを仕掛け、外から交わそうとしたが永井が抵抗する。その後は攻略の糸口を見つけられず、そのままゴールとなった。
永井は絶好枠をしっかりとモノにできた。同ハンからトップスタートは絶好の展開。黒川の攻めにも落ち着いて対処できた。永井は昨年8月以来の優勝。今年の初優勝となった。最近ではなかなかエンジンが良くならず結果を残せないでいたが、エンジンが仕上がりさえすれば自身の走りができる。今年これまで結果を残せなかった分をこれから取り戻したい。