鈴木圭一郎が完全優勝へまっしぐら!
まず最初のポイントは0ハン単騎の中村友がスタートを残せるかどうか。残して出ればハイペースの流れを作れる。仮に10線勢にスタートで叩かれると巻き返しは厳しい。10線のスタートは内寄りの森や、大外でも佐藤摩、中枠から小林瑞あたりが飛び出して行きそう。スーパーハンデの鈴木圭はスタートで前を何車かだけでも叩いておきたいところ。
レース序盤で先頭争いをするのは森、小林瑞、佐藤摩。誰が先頭に立ってもペースは上がりそう。ただし今節、スーパーハンデからの競争となっている鈴木圭が周回ごとに番手を上げ、最後には先頭に立ちそう。初日から3連勝を決めているように、エンジンはしっかり仕上げている。7車抜きに期待したい。
若井は序盤で好位置を奪えないかもしれないが、エンジンは高い位置で安定しており攻めの方も冴えている。最低でも枠ナリのスタートを決めれば優勝の可能性がぐっと高まる。佐藤摩は内枠勢を全て包んで出れば好展開。後半の追い込み強烈なのは中村雅。中村友はスタート残して出てペース上がればそのまま押し切りも。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 若井友和
△ 7 佐藤摩弥
△ 6 中村雅人
▲ 1 中村友和
おすすめの買い目
8-1467-1467
中団が競り合えば中村友の逃走も
1-4678-4678
金子大輔が2節連続での完全優勝を達成!
0ハン単騎から初優勝を目指した角貝はペースが上がらなかった。20線から鈴木辰が速攻で先頭に立つと、インコースを抑えて後続を封じにかかったが、これまた早々と2番手に付けた金子大がマーク追走から5周3コーナーでイン突っ込み。冷静に交わしてみせた。2着には鈴木辰が粘り込み、松山がゴール前で野田を交わして3着入線となった。
金子大は今節からエンジンを乗り換わったが、終わってみれば初日からオール1着の完全優勝だった。前節は違うエンジンで完全優勝。良いエンジンを2つ保持しているという状況は、乗り手の方にも余裕が生まれる。次の出場は地元のG2浜松記念となるが、どちらのエンジンで出走するにしても好結果が残せるだろう。
金子大輔の2連続優勝だ
4日制4連勝の完全Vを飾った前節からアーリーレース連戦となった金子大輔は、乗り換えて臨んだ今回のエンジンもしっかり仕上げて前節から通算6連勝で決勝進出。
5月の当地デイレースG1『ゴールデンレース』は5戦オール着外に終わった田村治郎が、今回は消音マフラー&アーリーの条件にマッチして軽快な走りを連日披露。
つい先日、選手11年目32期の高木健太郎が初優勝。キャリア4年目35期は先月に小椋華恋が女子史上2人目のグレードレース制覇を果たした。同じく35期の角貝拓海も、小椋の優勝時と同じ単騎0ハンからハイペースの逃げ展開に持ち込み初Vを狙っていきたい一戦だ。
◎ 7 金子大輔
○ 1 角貝拓海
△ 6 田村治郎
▲ 4 鈴木辰己
穴 2 野田光宏
おすすめの買い目
7=1-642
穴なら 角貝拓海だけでなく野田光宏も初優勝が欲しい
1=2-763
文/鈴木
ついに取った!高木健太郎 喜びの初優勝
2015年4月に浜松で初優出して以来、長い間優勝への道のりが遠かった高木健太郎。近況はマシンの好調さもあって、幾度となくチャンスはあれどなかなか手が届かぬ頂点。今回は一番人気を背負い同じ試走タイムの人見剛志や、これまた初優勝を狙う新鋭・田中崇太も売れ筋だった。3連単は3-5=1、2連単は3-5、3=1。日室志郎を捲った高木健が序盤からいいペースで逃げる田中崇に付けて5周3コーナーで捕まえる。人見剛も後半伸びてきたが、3番手一杯。高木は本走タイムも3.369と申し分ない。今後の活躍に期待したい。
長田稚也が完全Vでシリーズを締めた!
試走タイムは出なかった0ハン両者だったが、レースではかなり粘っていた。3周を回っても吉松憲と根本で先頭、2番手を走っていた。しかし、そこから追ってきたのは長田稚。スタートこそ外枠の篠原に行かれたが、道中で逆転すると0ハンを追う態勢を整えた。そして、根本と吉松憲をきっちりと攻略。見事に優勝を決めた。2着には篠原が食い込んだ。吉松憲は健闘も3着。
長田稚は今年6度目の優出にして今年の初優勝となった。前々節の川口G2の最終日では落車するアクシデントがあったが、前節ではいきなり優出。落車による悪影響は見られなかった。そして、今節は初日から連勝で優出。1着を3本並べての完全優勝。今年はこれまで優勝に縁がなかったが、これを機に大活躍しそうな予感だ。