青山周平に対抗できる者は現れるか!
前回の川口オートは、スーパーハンデに置かれた青山周平が3走全て1着の完全優勝で幕を閉じた。今回もその青山周は参戦しており、地元勢はリベンジに燃える。どのような展開が待っているのか。
まずはその青山。先述の通り、前走の川口はオール1着だったが、その前の地元GIでも完全優勝を決めている。今年に入ってから負けなしの全て1着。もっと言えば、年末のスーパースター王座決定戦も制しているので、充実しまくっている。今回もスーパーハンデからのレースになると思われるが、前回の動きを見る限り、何の問題もなく白星を量産してきそうだ。
対する地元勢の筆頭格は中村雅人。前回の優勝戦では青山に簡単にやられてしまった。ただし、初日準決はしっかりと勝ち切っているので、もう少しエンジンに上積みができれば青山にも抵抗できる。前回のようにはいかせないためにも、まずは初日から快走を見せてきそうだ。
他に地元の主力は佐藤摩弥、大木光、山田達也、平田雅崇など。佐藤摩は前走の飯塚GIでは振るわなかったが、今年はお正月開催で初日から4連勝を決めるなど、エンジンさえ折り合えば本来の力を出せる状況。大木と山田達の28期コンビはエンジン状態まずまず。優勝戦までは十分、進出できる状態だが、青山と戦うとなれば上積みはいくらあっても足りない事はない。平田は前走の飯塚GIで準優勝。流れは上向いている。
伊勢崎勢は注目の選手が多い。金山周平は前走の地元アフター6ナイターで優勝していた。エンジン状態はもちろん良く、更にスタートの方も切れていた。そのレースで準優勝だったのは三浦康平。三浦は前々走の地元GIでも優出し3着に食い込んでいる。上昇ムードに乗れている。早川清太郎、内山高秀、松本やすしなどもエンジン状態が並以上になれば優勝戦まで顔を出してこれる。
地元A級にも好調な選手がちらほら。前走では青山に敗れはしたが準優勝だったのが上和田拓海。今年に入って1級車に乗り換わったが、そこから17走して11本の1着。前評判が高かった上和田は、1級車で更にパワーアップしている。阿部剛士は前走の地元で優出し3着。3走して全て車券に絡めていた。他にも石井大輔、泉田修佑、高橋義弘、早船歩も優出していた。また加賀谷建明は前走の飯塚GIで優出。F持ちでスタートに不安あるが、道中巻き返してこれるだけのスピードがある。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-10(31期)〕
大木 光〔川口 S-17(28期)〕
山田 達也〔川口 S-19(28期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-7(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-14(29期)〕