今年も鈴木圭一郎がオート界を盛り上げる!
浜松オートは1月2日から早くも始動。鈴木圭一郎を筆頭に地元のS級が多く参戦し、外来勢を迎え撃つ。その外来勢はA級の中に好調な選手が多い。また、34期は今回から1級車に乗り換わり。通常、この時期は大きな成長を見せる選手が多い。
鈴木圭一郎は、SSトライアル戦で1着3本、5着1回。トライアルポイント2位で王座決定戦乗りを決めると4枠を選択した。優勝戦ではスタート2番手発進から、先頭を走る青山周平を攻略にかかったが、最後までそれは叶わず準優勝だった。勝ち切れなかった事は悔しいだろうが、エンジン的にはいい部類。今年も快進撃を見せてくれるだろう。
他に年末のSSフェスタで走っていたのは佐藤貴也、中村友和、渡辺篤など。いずれもSSシリーズ戦で優勝戦までは進めなかったが、佐藤貴は最終日は白星締め。今年への弾みを付けた。中村友と渡辺篤はエンジンの立て直しが必要な状態。
田中茂は前走の地元ミッドナイトではまずまず。準決こそ4着だったが、初日から連勝を決めていた。今回出場する中では上位級で、混戦でもスピード戦でも対応してくるだろう。同じ開催に出ていた田中正樹はエンジンレベルが中堅といったあたり。決して崩れてはいないが、最終日は白星を挙げるなど戦える動きは保てている。西原智昭はイマイチ。地元でエンジン乗り換わってからも調子が上がってこない。少しずつでも底上げをさせたいところ。
山陽からは長田恭徳と緒方浩一がS級として参戦。どちらもエンジンは並。しかし、少しでも上積みができればスピードに乗った走りで中団を突破できる技量はある。
A級では中村杏亮が絶好調。前走の地元ミッドナイト4日間開催ではオール1着の完全優勝を決めてきた。まさに成長盛りでスピードに加え、捌きの方にも一定の上昇が感じられる。このままの勢いで突き進みたい。同じ開催には田方秀和も出ていて、こちらも優勝戦まで進出していた。冷静な状況判断力で、1車ずつ番手を上げていける。
田村治郎は地元の開催で優勝しての参戦。3日間の開催で全て車券に絡めていた。優勝戦では試走26の上がり37。この時期なら十分な数字。その前の節でも優出しており、エンジンは高い位置で推移している。今回もスピードを武器に大暴れしそうだ。田村が優勝したレースには滝下隼平、竹内正浩も乗っていた。滝下は特に冬場などの走路温度が下がる条件だとスピードを発揮してくる。スタートには多少の甘さを残しているが、それを補って余りある車速は魅力。竹内は優勝戦7着だったが、初日から連勝を決めていた。
地元A級では柴田健治に注目。ハンデが重くなった前走の川口ではイマイチだったが、その前の地元では準優勝している。再びハンデが10M軽くなるようなら活躍は必至。同じレースには山浦博幸も乗っていて5着だった。こちらは大きなコース取りで前団を交わしていくタイプだ。藤波直也は前走の地元は準決8着だったが、それ以外の2走は2着。更にその前の川口では準優勝していた。他では速攻派の鈴木静二、成長中の落合巧と花田一輝の33期コンビに注目だ。
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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-15(29期)〕
中村 友和〔浜松 S-26(32期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-31(31期)〕
青島 正樹〔浜松 S-40(22期)〕
田中 茂〔飯塚 S-22(26期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-34(28期)〕
長田 恭徳〔山陽 S-37(32期)〕