新生・飯塚オートでミッドナイトレース!
約3ヶ月の走路改修を終え、久しぶりに飯塚オートで開催が始まる。第一弾はミッドナイト。新走路になると競争タイムが出やすくなる傾向がある。ミッドナイトの時間帯なのも加味すると、かなりのスピードレースが展開されそう。新走路初の優勝者となるのは誰か。
出場する中でランクトップは篠原睦。安定感が代名詞である篠原は、近況の動きもまずまず。前走の浜松では準決6着で優出はならなかったが、それ以外の2走はともに1着。ここ数節は上位着でまとめられており、エンジン自体も中堅上位はありそう。今節も得意の速攻を連発させるか。
その同期・田中茂や久門徹もエンジン状態は悪くない。田中茂は前走の浜松では振るわなかったが、その前の山陽ミッドナイト5日間ではオール連対で準優勝している。走路は変わるが、ミッドナイトの時間帯でのセッティングはある程度出ている。田中茂には力強い捌きに期待したい。久門は前走の山陽ミッドナイトの最終日に1着。その前の山陽昼間開催では優勝戦まで進んでいた。篠原、田中茂、久門の飯塚26期三羽烏がシリーズの軸になる。
外来のS級は山陽から丹村飛竜のみ。丹村は前走の地元GIIではサッパリだった。ただし、その前の地元ミッドナイトでは復調の兆しが出ていたので、ミッドナイトを立て直す機会にしたい。
地元S級は他に有吉辰也、岩見貴史、別府敬剛など。有吉は前走の浜松GIIでは中間着を並べていた。8月後半から調子を崩しているが、それまでは活発に動いていたので、その時の感じを取り戻したい。岩見はピリッとしない近況。大崩れはしていないが、岩見らしい走りが見られていない。別府は今期からS級返り咲き。調子が上がりつつある近況なので、このままS級定着へ好成績でまとめたい。
A級では西村龍太郎、藤川幸宏らが前走で優出しての参戦。西村は4節前のプレミアムカップでも見せ場を作っていたように、機力上昇とともに成績が上がっている。藤川は成績ムラ傾向だが、前走の優出を復調のキッカケにしたい。
車券的に面白いのは藤岡一樹、牧瀬嘉葵、阿部仁志。藤岡は前走ではイマイチだったが、その前のプレミアムカップでは優出していた。爆発力あるスピードが持ち味の同選手は、ミッドナイトの時間帯でパワーアップしそうだ。スピードという点では牧瀬も面白い。スタートにやや課題を残しているが、つぼにハマッた時の威力は絶大。相手不問で捲り上げてくることも多い。逆に阿部は堅実な攻めが特徴。スピード戦より混戦で結果を残せるタイプだ。
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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-11(26期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-16(25期)〕
田中 茂〔飯塚 S-22(26期)〕
久門 徹〔飯塚 S-28(26期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-32(29期)〕
阿部 仁志〔飯塚 A-16(29期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-23(29期)〕
藤岡 一樹〔山陽 A-11(29期)〕