早くも伊勢崎ナイター第2弾!
12日に開催が終わったばかりの伊勢崎オートで、再びナイターレースが始まる。前回の動きがそのまま参考になり、優勝戦に乗っていた選手も何人かいる。今度はどのようなシリーズになるのか。
前回優出していたのは4人。青山周平、高橋貢、吉原恭佑、早川清太郎だ。優勝したのは青山で、レース序盤から素早い仕掛けを決めていた。前々走となるプレミアムカップから連続優勝。まさにナンバー1に相応しい競争を見せている。準優勝は高橋貢。青山の仕掛けに離されず付いていったが、逆転するまではいかなかった。それでも、もちろんエンジンの方は良好と言える。吉原が3着で早川が4着。この4人は今回も優勝戦まで進んできそうだ。
他に地元S級は内山高秀。前走の浜松では準決3着で優出できなかったが、それ以外の日は全て1着。更にその前の地元開催でも優出していたので、エンジン状態は良いと言えるだろう。
外来S級は川口から4名、浜松と飯塚から各1名ずつ参戦。川口の注目株は中村雅人。前走のプレミアムカップではしっかりと優勝戦まで進んでいた。結果は6着だったが、強豪が揃ったシリーズで優出できるのだからリズムは悪くない。力強い差しを主体に、今回も車群を切り裂いていきそうだ。他は佐藤摩弥、五十嵐一夫、森且行。佐藤摩は前走の飯塚ミッドナイトでは勝ち星がなかったが、今年はおおむね好調の部類。ナイターの時間帯でも好走を見せてくれるだろう。五十嵐は今期からS級に復帰。堅実なイン突っ込みで番手を上げていける。森は冬場に強い印象で、春先のこの時期はどうなるか疑問だが、タイヤが走路に食いつくナイターの時間帯なら問題ないか。
浜松から来場の伊藤信夫はエンジン堅調。数節前から試走もレースも好タイムを連発しており、近況はスピードキングに相応しい走りを披露している。飯塚から来場の鐘ヶ江将平も動きは活発。前走の地元ミッドナイトでは初日から連勝を決めて優出。優勝戦でも2着に入る準優勝。試走26の上がり372のタイムを叩き出していた。
A級では辰巳裕樹、早船歩の状態が良い。辰巳は前走の地元3日間開催で準優勝。それもオール連対の好調っぷり。まだまだ若手の部類だけに、これから勢いに乗る可能性は十分。早船も前走は辰巳と同じ開催で優出し3着。初日から連勝を決めていたようにエンジンは上々。ハンデが最重ハンの10M前に置かれている限りは、成績もついてくるだろう。
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主な出場予定選手
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青山周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
高橋貢〔伊勢崎 S-5(22期)〕
吉原恭佑〔伊勢崎 S-18(32期)〕
中村雅人〔川口 S-7(28期)〕
佐藤摩弥〔川口 S-14(31期)〕
伊藤信夫〔浜松 S-25(24期)〕
鐘ヶ江将平〔飯塚 S-37(31期)〕