前節優勝の若井友和が勢いに乗るか!
前回の川口開催は11月9日からの3日間開催。11日の優勝戦は、11Rの試走後に雨が降り、重走路での競争になった。その難コンディションのレースを制したのが若井友和。7月に浜松で優勝して以来、今年2度目のV。地元で連続優勝を狙う。
若井が優勝したレースで、他に乗っていたのは永井大介と稲川聖也、小原望。永井は予選準決の良走路で好タイムを出していたが、優勝戦は雨走路に対応できなかった。だた、その前のSGでも優出していたようにエンジン自体は悪くないし、突然の降雨でもない限りは重走路も柔軟にこなせる。
稲川は予選準決を軽快な走りで1着通過すると、優勝戦では痛恨のフライング。重走路にも対応できず7着になってしまった。それでも良走路での走りが上向いてきているので、待望の初優勝を迎える日も近いかもしれない。小原は近況エンジンがそこそこ良い。予選準決はオール連対で、優勝戦は4着。その前の飯塚でも連勝を決めており、好調をキープできている。
伊勢崎遠征に行っていた池田政和は、3日間の開催で初日から連勝を決め優出。優勝戦は4着だったが、準決は試走27の上がり362の数字を叩き出していた。このまま地元戦に臨めるのはいい流れ。今回のメンバー的にも十分優勝が狙える。
地元S級は他に森且行や佐藤摩弥、平田雅崇に鈴木清。4者ともエンジン状態は悪くなく、優勝戦まで進出できる機力がある。佐藤摩と鈴木清は好ダッシュからの素早い攻めに期待できる。森は年末年始にかけて調子が上向く傾向があるので、これからは特に注目したい一車。
外来S級は伊勢崎から高橋貢。浜松から伊藤信夫、中村友和、笠木美孝。高橋貢の前走はSGの準決で、ここではまさかの落車妨害で失格。その後は地元戦を欠場していた。今回、出場するとなれば戦える状況にあるということだが、初日の試走には注意を払いたい。伊藤信は前走のSGで随所に見せ場を作っていた。中村友はSGの0オープン戦に苦しんでいた様子。ハンデ戦の方が持ち味の追い込みが利きやすい。
A級は飯塚勢に注目。前走の地元戦で阿部仁志が準優勝。優勝戦では早い段階で先頭に立てたが、篠原睦の追撃の前に屈してしまった。準優勝は数回ありながら、優勝は未経験の阿部。今回こそはと闘志を燃やしているか。その優勝戦には久門徹も乗っていた。今期こそA級にランクされているが、実力的にはS級とそん色ない。
______________________________
主な出場予定選手
______________________________
永井 大介〔川口 S-9(25期)〕
若井 友和〔川口 S-14(25期)〕
池田 政和〔川口 S-18(23期)〕
森 且行〔川口 S-29(25期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-33(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-7(22期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-22(24期)〕
中村 友和〔浜松 S-27(32期)〕