再び飯塚ナイター開催!
10月1日に優勝戦が行われた飯塚オートで、再び10月4日から3日間の日程でナイターレースが開催される。出場メンバーが重なる部分が多く、前回の動きが大いに参考になるが、今回は全国ランク1位の鈴木圭一郎が参戦。優勝争いは前回とは変わってくる。
まず前回のナイターで優勝戦まで進んだのが荒尾聡、佐々木啓、滝下隼平、井村淳一、内山雄介、阿部仁志、中尾貴志の7車。ここで見事優勝を決めたのは内山。0ハン5車並びのスタート争いは中尾に行かれたが、道中で交わして先頭を奪取。そのまま押し切った。この優勝で勢いにのるか。準優勝は中尾。一時期は軽いスランプ状態だったが、今は完全に脱出しており、スタートの切れも良くなっている。荒尾は追い込むも3着止まり。ただし、エンジン的には悪くない。結果5着だった佐々木は、試走でダントツの一番時計を出しており、好調なエンジン状態はしばらく続きそう。
田中茂は前走のプレミアムカップで優勝戦まで進み6着。マズマズの動きを見せている。有吉辰也もプレミアムカップでは優出し7着。その後は地元ナイターだったが、準決でまさかの反妨。ただ、最終日はしっかりと1着で締めていた。篠原睦と鐘ヶ江将平も前走は地元ナイターだったが優勝戦までは行けなかった。それでもエンジン的には十分通用しそうな感じだったので、今回は巻き返しに期待。
全国ランク1位の鈴木圭一郎は前走のプレミアムカップ、地元のGIと連続で記念レースで優勝中。エンジンは最高レベルで仕上がっている。それに伴いスタートの切れも冴え渡っているので、今回も優出はノルマ。3節連続優勝も十分視野に入っている。初日から快進撃を見せてくれそうだ。
外来S級の伊藤信夫、渡辺篤らはエンジン状態がイマイチ。丹村飛竜と藤岡一樹は前走も今回と同じ飯塚ナイターで、エンジン的には並より上はあった。更なる上積みができれば今回こそ優出を果たせる。
A級では水本竜二がエンジン安定している。スタートに課題を残しているが、道中は混戦でも突破できる力強さがある。町田龍駿は車速がかなり上がっている。早めに独走に入れるようなら、強豪相手でも振り切れるスピードがある。浜松の鈴木辰己は地元の一般開催で優出しての来場。
B級では室田泰利と松尾学が動き軽快。ハンデにも助けられて好成績を残している。新人では長田稚也が前走の最終日に嬉しい初勝利を挙げた。ここからの成長が楽しみ。
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主な出場予定選手
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荒尾 聡〔飯塚 S-6(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-10(26期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-19(25期)〕
鐘ヶ江 将平〔飯塚 S-20(31期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-23(29期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-26(23期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-46(29期)〕