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青山周平が早川清太郎との死闘を制した!
準決は重走路で行われた伊勢崎GII稲妻賞だったが、優勝戦の日は第1Rから良走路で、優勝戦の12Rまで続いた。
試走は青山周平が一番時計で27。次いで、早川清太郎が28、高橋貢が30、吉原恭佑が32、落合淳と荒尾聡が33、木村享平が34、田辺誠がもっとも悪く36だった。
0ハンの序盤争いは、まず最内の落合が主導権を握っていく。10線は枠ナリのスタート。吉原がすぐさま0ハンを攻略にかかった。落合は粘れず吉原が先頭を奪取。そこからペースを上げたい吉原だったが、早々と青山がやってくる。今度は先頭に立った青山に対し、早川が差を詰めていく。少しずつ車間を詰めると、7周3コーナーで早川が青山のインに突っ込む。このまま早川がゴールを迎えるかに見えたが、青旗すぎで青山が早川を差し返しにかかる。これが綺麗に決まり、そのままゴール。青山が早川との競り合いに勝ってみせた。
優勝戦の青山は、強豪10線勢の大外に置かれる厳しいハンデで、カマシも決まらず苦しい位置からの競争になったが、シッカリと中団を割って行けた。先頭に立ってからもコースが小さくなることがなかった。早川に抜かれた時も冷静に逆転の態勢を作れた。スタート一気の速攻ではないスタイルで勝利をもぎ取れたのは、レーサーとしての戦術の幅が広がった証拠。まだまだ成長途上の31期。これからも記念タイトルを量産しそうだ。