早川清太郎が地元総大将として獅子奮迅の働きを!
今回の伊勢崎開催は青山周平や高橋貢が不在。地元ランクトップは早川清太郎で、西原智昭らのS級とともに外来勢を迎え撃つ。その外来勢は強力な選手が多く、特にA級に調子を上げている選手が見られる。
早川は前走のプレミアムカップでは思ったような走りができなかった。2日目に1着はあるものの、タイムの面では足りないし、その後のレースも早川らしい追い込みが決まらなかった。ただし、早川は地元での競争で最も力を出せる選手。遠征がイマイチに終わったからといって、今回も厳しいレースになるとは限らない。そして、地元の総大将として伊勢崎勢を盛り上げる走りに期待したい。
西原も前走のプレミアムカップでは不本意な結果に終わった。課題のドドドが完全には解消せず、全力の走りができない状態だった。今回は地元なので整備もやりやすく、ドドドが解消するなら思い切った走りができるハズ。この時期なら試走30を切るタイムをマークしたいところ。
外来S級は山陽の岩崎亮一が前走のプレミアムカップでは準決まで進んだが、そのレースは不成立になり、予選中のポイントが足りずに優勝戦へ進むことはできなかった。ただ、シリーズの道中でエンジンを組み直し、パーツ交換する大整備に入ってからはエンジンが上向いた印象がある。反して、角南一如はいつもの迫力ある捲りが見られず、伊勢崎走路で変身なるか。
川口からは岩田裕臣がS級として参戦。前走のプレミアムカップでは武器のスタート力を駆使し、レース序盤から有利な展開を作れていた。準決は岩崎と同様に不成立になってしまい悔し涙を飲んだ。今回はその時のぶんまで、思いを走りに乗せて臨みたい。
A級では佐藤摩弥と藤岡一樹が好調。どちらも前走のプレミアムカップで優勝戦まで進出していた。優勝戦では佐藤摩が3着、藤岡が6着だった。佐藤摩は元々スタート力に定評があるが、それが更に進化したかのように切れに切れまくっていた。レース道中もペースを上げて逃げることができるようになっており、選手としての総合力が増している。藤岡は一時期、軽いスランプに入っていたが、ここ数節はかなり良くなっている。本来のスピードが戻っており、高速レースでも対応できている。今年1月のシルクカップで1着はなかったものの、マズマズの走り見せた前田淳の動向にも注目を。
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主な出場予定選手
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早川 清太郎〔伊勢崎 S-10(29期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-19(28期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-26(25期)〕
角南 一如〔山陽 S-40(27期)〕
岩田 裕臣〔川口 S-42(31期)〕
前田 淳〔山陽 A-5(27期)〕
佐藤 摩弥〔川口 A-28(31期)〕
藤岡 一樹〔山陽 A-29(29期)〕