好調・浅香潤を地元勢が封じ込むか!
川口オートでの開催はお正月以来で、約4週間ぶりとなる。各地区で強烈なタイムが出ている最近のオート界だが、ここ川口でもかなりのスピードバトルが見られそう。
地元1番手は永井大介。前走の伊勢崎GIでは準決8着と凡走し、優勝戦には進めなかったが、それ以外の4走は1着2本を含むオール車券に絡む結果。試走も連日2台をマークしていたので、エンジン的には不安なさそう。お正月開催以来となる地元走路で、そのスピードを存分に見せ付けそうだ。
地元S級の中では池田政和が好調。前走の伊勢崎GIでは優勝戦まで進み5着の結果。その優勝戦ではスタート行けずに苦しい展開になったが、この時は試走25をたたき出すなどエンジン面は好調そのもの。このレースでは池田と同期の浅香潤が優勝。浅香は単騎0ハンに置かれる絶好のチャンスをしっかりとモノにした。今節からハンデ重化は必至だが、記念優勝後の勢いで今節も大いに見せ場を作ってきそうだ。
外来S級では岡部聡が調子を上げている。昨年末の飯塚ミッドナイトで優出すると、その後の飯塚一般開催でも優出。ここでは試走26をマークし、いつもは試走タイムがそこまで出ない岡部でもいい数字を記録していた。エンジンと共に乗り手の捌きも戻ってきている。
木村武之は前走の地元では準決3着。優勝戦には進めなかったが、それ以外の3走は全て連対。スタートの切れもマズマズで、年末年始と連続で優出したここ川口で今回も活躍しそう。もちろん地元S級の鈴木清、山田達也、加賀谷建明なども仕上がり良いエンジンを駆ってその力を示したいところ。
他では前走の浜松一般開催で優出した山際真介、笠木美孝にも注目だし、その開催で1級車に乗り替わったばかりの花田一輝が、優勝戦まで進み3着に食い込んでいる。これからまだまだスピードを上げていきそうな予感。同期の稲川聖也、吉松優輝、山本将之なども急成長を感じさせる近況。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-8(25期)〕
鈴木 清〔川口 S-18(23期)〕
山田 達也〔川口 S-23(28期)〕
池田 政和〔川口 S-32(23期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-41(27期)〕
木村 武之〔浜松 S-11(26期)〕
岡部 聡〔山陽 S-46(19期)〕
浅香 潤〔伊勢崎 A-122(23期)〕