電光石火の走りを見せるのは誰か!
前回のSGオートレースグランプリから約3週間を空けて、伊勢崎オートで今度はGII稲妻賞が開催される。前年度は地元の栗原俊介が記念レース初制覇で幕を閉じた。地元選手の優勝が目立つシリーズだが、今回の優勝者は果たして誰になるのか。
出場選手のメイン層は地元で、更に好調な選手が揃っている。地元エース格の青山周平は、前回のSGオートレースグランプリを制している。その後の飯塚GIではイマイチな結果に終わったが、再び地元でのレースとなればSGの時の走りを取り戻す可能性は高い。
SGで準優勝だったのは早川清太郎。近年は地元の記念レースで活躍することが多く、この稲妻賞も2016年に制している。レース間隔は多少空いているが、いつもより力が倍増される地元記念レースで楽しみは十分。高橋貢も悪くはない。前走の飯塚GIは不発に終わったが、その前の地元SGではしっかりと優出していた。同様の流れで来ているのは西原智昭。飯塚GIでは凡走続きだったが、その前のSGでは優勝戦まで進出している。逆に、飯塚GIで優出していたのは吉原恭佑。優勝戦は得意の重走路だったが、ここでは7着。それでも優勝戦まで行けたのだからリズムは悪いわけではない。
他に地元S級では新井恵匠と内山高秀がマズマズのエンジン状態。松本やすしは前走の川口で優出しており上り調子だ。
外来で最も脅威なのは鈴木圭一郎。伊勢崎のSGでは優出し3着。その後の地元4日間開催では全て1着の完全優勝。それも初日からスーパーハンデでのレースでだ。今回の記念では、さすがに通常のハンデに戻るだろうから、前走よりは展開が楽になる。エンジンはもちろん絶好調。
岩見貴史は、伊勢崎のSGで優出していた。その後の地元GIでもマズマズの成績を残していたので、今回の伊勢崎ナイターも期待できる。他に外来S級で好調なのは若井友和、篠原睦、佐々木啓といったあたり。若井は前走の地元で優出。篠原と佐々木は前走で優出していないが、成績自体はまとまっており十分戦える状態にある。
A級は鈴木清が完調。ひと頃はスランプに入っていたが、数節前から結果が出るようになり、前々走の優出3着に続き、前走では4日間シリーズで完全優勝。いい時のスタートが戻ってきており、エンジン状態も仕上がっている。今回のような短ハンデ戦で楽しみな状況。その優勝戦に乗っていたのは谷津圭治。スタートさえしっかり切れれば、確かな捌きで上位に進出できる。中野光公も好調。前々走の浜松では準優勝していた。また、稲妻賞の前年覇者の栗原俊介は、少し前にエンジン乗り替わってからは、まだ折り合いが付いてない状態だが、今回は連覇を目指すべく急激に仕上げていきたいところ。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-6(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-8(29期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
斎藤 撤二〔川口 S-13(25期)〕
若井 友和〔川口 S-15(25期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-17(26期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-26(23期)〕