永井大介が存在感を見せつけるか!
今節は天候的に恵まれなかったのもあるが、初日から強豪があっさり負けるなど波乱の多いシリーズとなっている。有力どころが優勝戦どころか準決にも乗れない状態で、優勝戦のメンバーもやや異色の面々。その中でも、SG優勝経験がある永井大介、中村雅人などはシッカリと結果を出しており、優勝のチャンス増大と言える。
最終日の天気予報的に、優勝戦は良走路で行われそう。レース予想は初日と準決の走りが大いに参考になってくる。特に、優勝戦前日の準決の動きは一つのポイントに。
エンジン的にそこまで突き抜けている存在はなく、選手個人の走力やスタート力が優勝戦の結果に影響を与えそう。実力だけを考えれば永井と中村で断然だが、序盤の展開も考えるとスタート力で佐藤貴也や、準決で一番時計を出した森谷隼人も怖い存在。森谷が飛び出せばハイペースの展開になり、佐藤が飛び出せばインコースを抑えつつペースを上げる佐藤の走法がハマるかも。また、大木光と山田達也の28期両者も序盤の仕掛けが決まると特色ある走りでレースを盛り上げる。
当ブログでの本命には永井を推す。今回のメンバーの中では実績断トツ。今年はまだ優出1回で、優勝はなし。今回は今年の初優勝へ向けて意欲を出してくると思われる。スタートで先行すればそのまま押し切り。そうでなくても3~4番手に出れれば、前団を走る車を追い立てて先頭に浮上。1番でゴールを迎えそうだ。
相手には中村を挙げる。永井に次ぐ実績を誇り、レース後半の追い込みには定評がある。今回は枠的に遠くなってしまったが、記念の優勝戦で8周回になることを好材料に怒涛の巻き返しを見せてくれそう。3、4番手には大木と佐藤。どちらもインを小回りしながらペースを上げるタイプ。スタート先行してしまえば、後続を詰まらせ大混戦を演出できる。その間にリードを広げて記念Vも十分ありそうだ。最後に推すのは森谷。今回は1枠を選択し、スタートが大きなカギを握ってきそう。永井や外枠勢に包まれず出れれば、準決のような快走を見せつけ記念初優勝も視野に入りそう。
若井友和や山田はスタートでどこまで内枠勢にプレッシャーをかけられるかがカギ。その後は道中の展開を見ながら少しでも番手を上げて行きたいところ。松本やすしも同様で、前団に隙が生まれるようなら番手を上げて行ける。
◎永井大介
○中村雅人
△佐藤貴也
△大木光
▲森谷隼人