久しぶりの山陽開催は、33期新人がデビュー!
約3週間ぶりの開催となる山陽オート。今回から新人33期が初お目見えとなる。若さあふれるフレッシュな走りに刺激され、中堅選手達も発奮しそうだ。
今回出場する中で最も強力なのは浦田信輔。常にエンジンを高い位置でキープし、破壊力ある攻めで前団を粉砕していくスタイルが魅力。前走の伊勢崎でも3連勝で優出。優勝戦は、軽快に逃げる桜井晴光と三浦康平に差を詰めはしたが、交わすまでは行けず3着だった。しかし、近況はスタートが切れに切れており、同ハン内枠勢を包んで出ることが多い。今回のメンバーを見渡してもシリーズの中心になるのは間違いない。
飯塚地区は浦田以外にも好調者が数人いる。今回来場する中でランク2番手は鐘ヶ江将平。前走の地元ミッドナイトレースでは優出し3着。予選準決は1着で通過しており状態は良い。この開催で優勝したのが別府敬剛。初日からオール1着の完全Vを決めた。3日間とも不安定走路でのレースではあったが、この活躍が今後につながる可能性は高い。他では桝崎陽介が前走の浜松でマズマズの成績を残していた。
対する地元勢は、前田淳が今回出場する中でランクトップ。近況は1着が少なく、成績も安定していないが地元走路に帰ってきたので立て直したいところ。他、地元S級は浜野淳、佐々木啓、緒方浩一の3者。浜野と緒方は厳しい戦いを強いられている。佐々木は不調ではないが、ピリッとはしない近況。
浜松からは青島正樹がS級として参戦。前走の地元ではしっかり優出している。優勝戦は7着だったが、予選道中の3日間は全て連対を果たしていた。この開催で優勝したのが飯塚の有吉辰也。優勝戦は絶好の位置を生かして逃げ切り。スタート、スピード共に素晴らしいモノがあった。
ちなみに、ここ山陽でも今回から新人33期がデビュー。4人配属予定だが、一人は養成訓練中のケガによりデビューが遅れることになっている。今回デビューするのは、青木隆浩、佐伯拓実、角翔太郎の3人。青木は師匠が田方秀和で、目標の選手像は、ファンに愛されて常に上位着を獲る選手。佐伯は師匠が西崎洋一郎で、目標の選手像は、誰からも愛され活躍できる選手。角は師匠が日室志郎で、目標とする選手像は、ファンに信頼され苦しい状態でも決して諦めない強い選手。
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主な出場予定選手
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前田 淳〔山陽 S-30(27期)〕
浜野 淳〔山陽 S-31(24期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-40(23期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-8(23期)〕
鐘ヶ江 将平〔飯塚 S-14(31期)〕
青島 正樹〔浜松 S-35(22期)〕
有吉 辰也〔飯塚 A-18(25期)〕
別府 敬剛〔飯塚 A-85(23期)〕