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木村武之がプレミアムカップ初制覇!
山陽で行なわれていたプレミアムカップの優勝戦は、浜松の木村武之が見事に逃げ切り優勝。自身にとっても初めてのプレミアムカップ制覇になった。
試走タイムは金子大輔が一番の29。次いで、鈴木圭一郎が31。木村は岩崎亮一と同じで32と、やや劣勢だった。33が中村雅人、田中茂、青山周平で、浦田信輔は35だった。
スタートは最内の木村が先行。それに浦田が乗って行く形。結果として、この2人がそのままゴールした。試走一番時計の金子はスタートで遅れを取り苦しい展開になった。前を走る岩崎と中村がピタリと重なっていたので、3番手に上がるチャンスは少なかった。しかし、最終周でまさかの2車狩り。なんとか3着で入線し、掲示板には載ることができた。田中、青山、鈴木は終始後方のままで、上位争いに参加できる状態ではなかった。
試走タイムが良くなかった木村だが、流石の走りで栄冠を手にした。枠は最内だし、試走も良くないのでスタート先行は絶対条件だった。なんとスタートタイミング01と、フライングぎりぎりの切れだった。勝負に賭ける意気込みが感じられる。大舞台での豊富な経験が、落ち着いてスタート切れた要因の一つと言えよう。その後は、コースを外さず逃げ切った。中盤までは浦田にもチャンスがありそうだったが、完璧な走りでゴールまで押し切れた。