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浦田信輔が人気に応えた!
優勝戦は良走路で行われ、試走は鈴木圭一郎が34と一番悪く、平田雅崇と岩見貴史が33。久門徹と篠原睦が32、池田政和と浦田信輔、中村雅人の3人が31で一番時計だった。
当ブログ本命の鈴木は、エンジン劣勢だったがスタートは決めた。最内からしっかり先行すると逃げ態勢を作るには作った。しかし、ペースは上がらず久門に差されてしまう。そこからは久門が逃げるかに見えたが、試走一番時計タイの浦田がマーク差し。抜かれた久門は浦田に離されず追走して隙を窺っていた。何回かはインを狙うそぶりはあったが入りきれず。浦田がそのまま押し切った。8枠の中村は道中の伸びを欠き4着止まりだった。それ以外の選手達はいいところがなかった。
優勝戦の浦田は流石の走りだった。地元走路で外来勢に好き勝手にはさせないという意思を感じられた。もちろんエンジンの状態が良かったのもあるが、今回に関しては気合勝ちの面もあった。久門も久しぶりに良い走りを見せた。浦田に抜かれただけでは終わらせない意地を示した。あとちょっと伸びがあったら逆転できていたかもしれない。
注目の鈴木はエンジン仕上がらず残念だったが、今後の楽しみは十分感じさせられた。準決からはハンデが重くなり、10Mオープンになっても強豪相手にスタートで負けることはなかった。更に、レース終盤に迫ってきた中村のチョイ差しを何とか振り切った。優勝戦はエンジン不足だったが、これから整備力は上がっていくだろうからエンジン面での不安も減っていくことだろう。