通常開催のほかに、28期期別戦も!
今節は通常の勝ち上がりのほかに、28期期別戦が組まれている。28期ナンバー1を決めるべく、熱い戦いが繰り広げられる。
まずは通常のレースの気になる選手を挙げていく。充実の地元勢から。
地元S級陣はおおむね好調。ランク筆頭の青山周平は前走が浜松一般開催。オール1着で優出したが、その優勝戦は不成立になってしまった。優勝の大チャンスだっただけに悔やまれる。しかし、エンジン状態そのままに、今回も大暴れしてくれそうだ。ランク2位の永井大介は前走が伊勢崎の一般開催。しっかり優勝戦まで進むと、高橋貢をやっつけて優勝。その前の地元戦でも優勝しており、現在絶好調と言える。この2人が今回のシリーズを引っ張って行くだろう。
片平巧は前回地元の3日間開催では準優勝。だいぶエンジンが安定してきた。池田政和は直前の伊勢崎ナイターで優出。優勝戦は7着に終わったが、その前の川口GIでは準優勝と、良い流れになってきてる。内山高秀は前走の浜松26期戦でマズマズの動き。五十嵐一夫にしてもマズマズの動きをしていた。
外来のS級では山陽から松尾啓史や岩崎亮一が参戦するが、いずれも前走はイマイチだった。しかし、エンジンが折り合えば、元々持ってる底力はかなり高いモノがあるので、試走の動向には注意を払いたい。
今回は山陽から32期新人が参戦。地元新人は、鈴木圭一郎が前走の山陽で準優勝。その前の新人王決定戦では優勝している。片野利沙は新人王決定戦で準優勝。前走の伊勢崎ナイターでも活躍しており、迎撃態勢は整っている。
28期戦では、中村雅人が有力。前走が川口のGIで優出し3着。これまでの実績で言っても、同期の中で断然だ。同地区船橋には28期の選手が多い。ここ何節も充実していた西原智昭だが、前走の山陽で落車してしまった。ずっと良い状態が続いていたので、悪い影響が出なければいいが...。中村の他にSGを制したことがあるのは武藤博臣。スピードタイプの選手で、早めに独走に入れる展開なら無類の強さを発揮する。小林悠樹はエンジンが並でも、ハンデ的にチャンスなので常に注意が必要だ。
外来の28期では飯塚勢の層が厚い。速攻タイプの辻大樹にスピードがある滝下隼平。成績はムラも一発力がある井村淳一に、攻撃力が高い松尾隆広、ハンデ的に有利な根本将人と、走りに個性がある。浜松勢も全体的に上昇中。前走で優勝戦まで進んだ和田健吾は勢いあったが、その優勝戦で不利を受けて落車してしまった。落車前の動きを出せれば十分活躍できそう。鈴木健吾もエンジン上昇しており、条件が整うと大駆けがある。
川口勢の28期は山田達也、大木光の2人S級がいる。山田の方はエンジン一息な状態。大木はマズマズの走りができている。伊勢崎は田中哲が前走で優出し5着に入っている。課題だったスタートがだいぶ良化している模様。実績で言えば三浦康平の方が上だが、現状では田中の方に勢いがある。亀井政和は試走タイムが出ない傾向あるが、レースでは渋太く乗ってくるので注意。山陽は人見剛志が前走の地元で優出し4着。捌きには定評があるので追い込むレースでも苦にしない。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔船橋 S-1(31期)〕
永井 大介〔船橋 S-2(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-6(28期)〕
内山 高秀〔船橋 S-13(26期)〕
片平 巧〔船橋 S-14(19期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-10(26期)〕
山田 達也〔川口 S-31(28期)〕
桝崎 陽介〔飯塚 S-38(28期)〕