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青山周平が人気に応えて圧勝!
浜松のGⅡウィナーズカップの優勝戦は、一番人気に推された青山周平が期待通りの走りを見せて快勝した。これで、今年浜松に参戦した6節中5節で優勝と相性の良さを証明した。
試走から他を圧倒していた。近年、あまり見ることない3・26秒をマーク。2番手試走の木村武之も3・28秒と好タイムだったが、青山はそれを更に上回った。そして、スタート。10線からは篠原睦がトップスタートを切ったが、青山はそれに次ぐ2番手スタートを切った。試走タイムで一番時計を出していた青山にとって、これは絶好の展開と言える。後は難なく篠原と辻大樹を捌いて、独走態勢。上がりタイムも3・331秒の驚異的タイムを叩き出した。
2着に入った木村は篠原や辻を捌くのにやや手間取り、2番手に立った時には青山ははるか彼方にいた。地元の金子大輔や伊藤信夫は試走タイムはソコソコ出たが、道中の伸びを欠いて連対までは行かなかった。好枠だった深谷輝や前田淳も見せ場を作ることなく終わってしまった。
このレースでは青山の強さを改めて見せ付ける形になった。10線7車並びの外枠と、けっして楽ではない位置から同ハンで2番手スタートを切ったのは見事だった。前の2車を捌くのもスンナリだったし、独走でのペースも申し分ない。完璧なレース運びができたと言える。エンジンの仕上がった青山を止めるのは容易なことではない。今年最後の大一番、SGスーパースター王座決定戦に弾みになることは間違いない。