伝統の船橋GⅠオート祭が開幕!
この開催から新ランクが適用され、船橋の永井大介が初めて全国ランク1位になった。採点対象となった今年1月から6月までの成績を見る限り文句なしの決定。その後の7月から今におけるまでも変わらぬ活躍を見せている。今回の地元GⅠも永井が中心となってシリーズが展開されていくことだろう。
まずはその永井の動向から見てみる。前走は飯塚のGⅠダイヤモンドレース。優勝戦は軽ハンのハイペース逃げに3着止まりだったが、同じハンデから追って行けたのは永井だけだし、予選道中の動きも問題なかった。地元は9月にSGを制したばかりだし、今回もいい流れで参戦できる。
他の地元主力勢を追ってみる。全国ランク2位となった青山周平は前走は地元のSG。ただし、初日にフライングをしてしまって不本意のまま終わってしまった。1着を取ったのは4日目だけだが、エンジン的にはそう悪くない印象。それより立て続けにフライングしている影響がスタートに出なければいいが...。
中村雅人は飯塚のGⅠの準決で珍しく反則。しかし、エンジン的にはマズマズだ。内山高秀も前走は飯塚GⅠ。3,3,3,6,6着といいところがなかったが、地元に帰って立て直しに期待。池田政和も前走は飯塚GⅠで最終日には良い走りを見せていた。
外来勢で注目は木村武之。前走はやはり飯塚のGⅠで優勝戦に乗り6着。予選道中はかなり鋭い動きを見せていた。また、船橋は前々走のSGで準優勝。仕掛けのタイミングがよければ優勝までありそうな動きだった。そのSGから期間も空いてないので再び素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれそう。同じぐらい注目なのは浦田信輔。地元のGⅠは準決で4着となり優出は逃したが、エンジン自体はかなりの高位置で安定している。船橋との相性も悪くない。
他では気合が入っている大木光や平田雅崇、直前の地元開催で久々に優勝した高橋義弘などの川口勢。この前の船橋SGで優出し3着だった濱野淳、地元飯塚のGⅠで好走を連発していた田中守、走路が喰い付く時季になってきて持ち味の追い込みが見られそうな早川清太郎などに注意したい。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔船橋 S-1(25期)〕
青山 周平〔船橋 S-2(31期)〕
中村 雅人〔船橋 S-5(28期)〕
鈴木 清〔川口 S-31(23期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-16(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-9(26期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-3(23期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-18(29期)〕