12日に大井競馬場で行われた、3歳の地方競馬全国交流戦『黒潮盃』。
兵庫の【カラテチョップ】が、3着に健闘しました☆
今回初めて手綱を取った木村健騎手は…
「返し馬で物見をしていたけど、レースでは大丈夫でしたね。
2コーナー回ってから軽く付いていけるんで、いいとこあるかなと思ってました。
最後はよく伸びてくれましたね!
いつもこの馬と一緒にレースをしてて勝ったことがなくて…いい馬だとは思ってたけど、すごく乗り味が良かったです」
ということでした!
管理する寺嶋正勝調教師は…
「内枠でもう少しいいポジションを取れていたら…とも思うけど、ゴール前はよく伸びてくれたね。
初の大井でこの相手で、本当に頑張ってくれた。
この後は、10月の地元園田の『コウノトリ賞』を最大目標に調整して行く予定です。
そして来年は…『帝王賞』に挑戦したいですね!!」
と語ってくれました!
【カラテチョップ】くんの今後の成長を楽しみにしたいと思います♪
同じく『黒潮盃』に挑戦した他地区馬は…
10着【トウホクビジン】
という成績。
また地元での活躍を期待してます☆
ちなみに、勝ったのは船橋の【ツクシヒメ】。
中央馬相手に、『関東オークス』で2着に頑張った馬です。
今年の3歳牝馬は、本当にレベルが高いですよね〜。
オッズパークグランプリの日には、高知から別府真衣騎手が応援に来ていました♪
[別府真衣騎手と♪ 撮影:井上オークスさん]
【セトノヒット】の4着大健闘に、熱くなっていましたよ〜。
『西日本グランプリ』の時にも福山に応援に来ていて、本当に勉強熱心だなと感じます。
来月には宮下瞳騎手と2人、日本の女性騎手を代表して、韓国のレディースジョッキー招待レースに出走しますから、大和撫子魂で頑張ってほしいです☆
こちらは昨年の6月から、約4ヶ月に渡って韓国・釜山競馬場で騎乗していた、園田の渡瀬和幸騎手。
「10コしか勝てなかったのがな〜」
と振り返る渡瀬騎手。さすが勝負師ですね!
「韓国は、環境も良かったし、ご飯も人も全部良かったですね。物価も安いし、競馬の賞金もいい。
それに、昔の日本のような、温かさがありました。
競馬は日本と違うところもあってとまどうこともありましたが、本当に勉強になりました。
機会があればまた行きたいです!韓国に限らず、受け入れてもらえるならばどこでも行きたいです!」
と熱く語ってくれました〜。
近年は地方のジョッキーが海外で武者修行する機会が増えましたね。個人がどんどんどんどんレベルアップしていますから、全体的なレベルも上がるわけです。
そしてこの日、私がど〜しても会いたかったのが…
誘導馬の、【ホワイトラマン】さん☆
なんと!彼は!地方競馬教養センターの訓練馬だったんです!!
私ももちろん乗せてもらいましたよ〜。乗馬から競走訓練に移る時、初めてコースを走った時のパートナーが、ラマンさんでした♪
本当に頭がいい馬で、色々なことを教えてもらいましたよ。
私だけじゃなく、みんなラマンさんが大好きでした☆
何日か置きに騎乗馬が変わるんですけど、発表の時には心の中で、
「ラマンこーい、ラマンこーい…」
って祈ってましたもん(笑)
この時代の有名ジョッキーたちといえば…
JRA:柴山雄一騎手
大井:戸崎圭太騎手
御神本訓師騎手
船橋:森泰斗騎手
浦和:繁田健一騎手
川崎:佐藤博紀騎手
笠松:佐藤友則騎手
高知:宮川実騎手
福山:楢崎功祐騎手
佐賀:倉富隆一郎騎手
などなど。全員とはいいませんが、ほとんどのジョッキーが、ラマンさんに教えてもらってるんですよ♪
10年以上経った今、誘導馬として活躍している姿が見られて…本当に嬉しかったです!
私もラマンさんに負けてられないな、と思いました。
園田にはラマンさんの他にも、
【マコーリー】さん
【ロングマリーン】さん
という誘導馬たちがいます♪
3頭とも、寂しがりやで甘えん坊の可愛い子たちなので、園田に行った時にはぜひ声をかけてみて下さいね。
誘導馬のお姉さんたちも、とっても優しく笑顔で接してくれましたよ☆
今回も、『オッズパークグランプリ』勝利ジョッキーインタビューを動画で撮って来たので、ぜひぜひ見て下さい♪
勝利ジョッキーインタビュー動画
オッズパークグランプリが終わって2日…
冷静に振り返っても、すごいレースだったな〜って思います。
そしてレースだけじゃなく、たくさんのサイドストーリーも生まれました☆
私にとって、すごく嬉しかったのが、口撮りに参加できたこと♪
「赤見さんもおいでよ!」
って、尾島騎手が言ってくれました〜!
返し馬で片方の手綱が抜けてしまった尾島騎手は、放馬してレースに出場できなくなることはなんとか阻止しようと、ポケットがある場所までなんとか堪えたんだそうです。
手綱が抜けるというのは、ジョッキーにとって1番怖いこと。馬の制御が利かないですからね。
ぶっちゃけ、アブミが抜けるよりも緊急事態です。
そんなアクシデントをものともせず、勝利した【マルヨフェニックス】と尾島徹騎手☆
改めて拍手を送りますっ!
来年のオッズパークグランプリ3連覇を目指してほしいですね!
次はどこで開催するのかなぁ〜。
2着【キングスゾーン】関係者にとっては、昨年の雪辱を晴らすチャンスだったんですが…
馬から下りた安部騎手、迎えた厩務員さん、そして原口調教師…本当に悔しそうでした。
でも去年よりも【キングスゾーン】の力を発揮できたと思うので、また次、佐賀の『サマーチャンピオン』目指して頑張ってほしいですね!
彼は本当に相手なりに頑張ってくれる馬ですから。久しぶりに地方馬のダートグレード制覇に期待したいです♪
3着の【アルドラゴン】は、地元の期待を背負っていただけに、とても残念な結果となりました。
地元の記者さん、そしてファンのみなさんが、【アルドラゴン】や【チャンストウライ】のことを本当に愛していて、「よその馬には負けられない!」と熱く語っていたのが印象的でした。
そういう地元愛、大好きですっ♪
今回は残念だったけど、2頭とも地方を代表する名馬ですから。状態さえ戻れば、また大きなレースで活躍してくれると信じています。
そして今回は出走していないですが、【ベストタイザン】との、兵庫3強対決も楽しみですね☆
4着には高知の【セトノヒット】、5着には笠松の【ケイアイカルディナ】が頑張って、各地方競馬場のレベルアップを証明する結果になったと思います。
この日、元プロ野球選手の亀山つとむさん、園田・姫路競馬のイメージガールの鹿谷弥生ちゃんと一緒に、イベントをして来ました♪
競馬の話はもしろん、野球の話もかなり盛り上がりましたよ〜。
弥生ちゃんの天然キャラも可愛くて、楽しいイベントになりました!
暑い中…そして突然の雨の中…、たくさんのファンの方がいらしてくれて、とても嬉しかったです♪
ありがとうございました!!!
ただ…唯一の心残りが…
楽しみにしていたタコ天が、食べられませんでしたー(泣)
次に園田に行った時には、必ず食べたいと思いますっ!
オッズパークグランプリが終了しました!!!
今年も熱い熱い戦いになりましたっ♪
写真は帰ってから改めてアップしますが、興奮冷めやらぬうちにレースレポートをお伝えします☆
キレイなスタートから始まった『オッズパークグランプリ』
まず内の【キングスゾーン】が好スタートでしたが、外から【プリティスキャン】の川原騎手がハナを主張。
【キングスゾーン】はすぐに外に切り返して2番手。そのすぐ後ろに【アルドラゴン】、外に【ハードインパルス】と好位を形成。
向正面から、中団後ろにいた【マルヨフェニックス】が徐々に上がっていきます。
3コーナーで逃げていた【プリティスキャン】が一杯に…かわりに【キングスゾーン】が先頭。【アルドラゴン】が馬体を併せます。
その外から伸びてきたのが【マルヨフェニックス】。最後は【キングスゾーン】との叩き合いを制して、1馬身3/4差で勝利☆
実は返し馬で手綱が抜けて、ポケットの近くで落馬してしまった尾島騎手。
人馬ともに怪我なく、レースに出走できて本当によかったです!!
1着【マルヨフェニックス】
尾島徹騎手のコメント
「手綱が抜けた時は死ぬかと思いました!無事にレースに出走できてよかったです。
スタートして、思ったよりも後ろの位置取りになってしまいましたが、向正面から手ごたえよく上がって行きました。
3〜4コーナーで勝ったと思いましたね。
直線で【キングスゾーン】が粘っていたけど、自信を持って追いました!
馬が本当に頑張ってくれましたね。」
昨年の【マルヨスポット】に続いて、同馬主・同厩舎・同騎手での連覇達成☆
管理する柴田高志調教師のコメント
「やっぱりダートグレードでもまれている分、地方同士ならレースがしやすいんだろうね。
レース後順調だったら、次走は芝で小倉遠征を考えてます!」
ということでした!JRAに挑戦して…さらなる進化が期待出来そうですっ♪
2着は名古屋の【キングスゾーン】
安部幸夫騎手のコメント
「ハナにこだわる必要はないんだけど、行くなら行く、番手なら番手という展開がいいんですよ。
今日は3コーナーで逃げた馬がいっぱいになっちゃったから、途中からハナに立つ形になってしまった…
最後まで、粘ってくれたんだけど…展開のアヤですね…」
管理する原口調教師
「最悪の展開になってしまった…。
ずぶいところがあるから、逃げた馬が4コーナーまではいてほしかったですね。
でも年齢的な衰えもないし、夏場は絞れて状態もいい。ブリンカーをつけてからはだいぶ真面目に走ってくれてます。
次は、佐賀の『サマーチャンピオン』を視野に入れて調整していきます!」
3着は地元・園田の【アルドラゴン】
木村健騎手のコメント
「ここ2走よりは、状態が戻ってきている感じでしたね。
でも、4コーナーからは2頭についていけなくなってしまいました…。
年齢もあるのかな…」
ということでした!