23日、名古屋競馬場で2500メートルの長丁場『名古屋グランプリ』が行なわれました!
当日はちょうどメイン前から冷たい雨が降り始め、気温がグググッと下がりましたが...
レースは熱かったですっ!
1番人気に推された【マコトスパルビエロ】が、大外からのスタートにもかかわらず、好スタート好ダッシュを決めて先頭へ。
終始危なげないレースぶりで勝利しました!
2着は【ワンダースピード】。道中は好位で我慢、最後も伸びていましたが...
『JBCクラシック』の時と同じく【マコトスパルビエロ】には届きませんでした。
3着は、積極的に2番手に動いてレースをした【マイネルアワグラス】。
最後は【ワンダースピード】に捉えられましたが、渋太く粘りました。
1着:【マコトスパルビエロ】
安藤勝己騎手
「今日はスタートも良かったし、楽にハナに行けました。
スタートしてから加速がつくので、外枠だったのも良かったですね。
直線でも手応えがあったし、止まる馬ではないので大丈夫だと思いました」
完勝の内容でした!
2着:【ワンダースピード】
小牧太騎手
「前に楽をさせすぎました...。
この馬自身も伸びているし、やっぱり小回りの名古屋は合います」
3着:【マイネルアワグラス】
松岡正海騎手
「勝てるかと思ったけど...。
あの乗り方しかないと思って、積極的に乗りました。
負けてしまったけど、よく頑張ってくれました」
ということで、『名古屋グランプリ』は人気上位の決着となりました。
この日はイブイブということで...
誘導馬もクリスマス仕様にコスプレしてましたよ☆
16日、川崎競馬場で行なわれた『全日本2歳優駿』。
笠松から遠征した、牝馬の【ラブミーチャン】が逃げ切り勝ちでした☆
好スタートを決めてすぐさま先頭に立つと、後続馬たちを引き連れて、初の川崎コースを気持ち良さそうに駆けて行きます。
3コーナーから2番手の【アースサウンド】が早めに仕掛けて来て、2頭の1騎打ちか...と思われましたが、直線に入っても【ラブミーチャン】がグイグイと伸びて1着!
最後失速した【アースサウンド】を、追い込んで来た【ブンブイチドウ】が捉えて2着となりました。
【ラブミーチャン】の手綱を取った、濱口楠彦騎手
「ミーチャンはすごい馬です!
すごく速いし強いし...。距離も心配してたけど、辛抱しちゃいましたね。
今日は今までで1番いいスタートが切れました。
早めに目標にされるとは思ってたけど、自分のペースで行けたことが大きかったです。
直線での手応えはそんなにないんですけど、勝負根性がありますね。
初めての川崎だったので、返し馬をしてコースを見せたかったんですけど、気合がかなり乗ってて落ちそうになったので(苦笑)、すぐにゲートの裏に行ってしまいました...。
でもレースに行ったらそんなそぶりを見せず、一生懸命走ってくれましたね。
もう少し落ち着いてくれるといんだけど。返し馬本当に怖かったから(笑)」
管理する、柳江仁調教師
「嬉しいですね。よく勝ってくれたと思います。
初の左回り、1600mという距離、そして道営の強い馬たちが相手ですから、今日は簡単には行かないだろうな~って思ってたんです。
走る前は心配ばっかりしてましたけど...川崎が大好きになりました(笑)。
この前勝たせてもらった園田も好きになりましたけどね(笑)。
逃げる馬なんで、返し馬で1周走らせてコースを見せた方がいいんだけど、落ちそうになってたんで...もうヒヤヒヤドキドキでしたよ。
レースを見てても、心臓破裂するんじゃないかと思いました(笑)。
今後のことは馬主さんと相談して決めますが、また選択肢が広がりました。
この馬は、まだビシビシ攻められなくて、身体と相談しながら調教をしているんです。
それでこれだけ走るんだから、すごいですよ。
地方競馬のみなさんに夢を与えてくれてると思うんです。
この前も園田で勝った時、笠松でファンが万歳三唱してくれたと聞いて、本当に感動しちゃいました。
今日も喜んでくれていると思います!」
そして馬主である、Dr.コパさん
「これからも笠松所属のままで、来年はJRAの桜花賞やドバイに挑戦したいですっ!!」
【ラブミーチャン】の勝利に、スタンドのファンの方々も大いに盛り上がりましたよ。
新時代の地方競馬を背負って立つ、大スターの誕生です♪
2着には、後方から追い込んだ【ブンブイチドウ】
重賞勝ちこそないものの、常に堅実に走ってくれる馬ですよね。
岩田康成騎手
「走るわ~この馬。絶対走る。
前に乗せてもらった時よりも、もっと良くなってたし、向正面から自分から上がって行った。
もう少しエンジンのかかりが早くなれば」
3着はJRAの【アースサウンド】
前走の『兵庫ジュニアグランプリ』に続いて、【ラブミーチャン】との戦いとなりました。
後藤浩輝騎手
「前走そばで見てて、【ラブミーチャン】の強さは誰よりもわかってるから、早めに動いて勝負に行ったんだけど...。
最後はその分、差されてしまいましたね。
でも、1600mも問題なかったし、毎回課題をクリアしてくれる。
芝でも走れそうですね」
そして1番人気7着だったのが、道営の【ビッグバン】
桑村真明騎手
「初の左回りも、気にしていたと言えばそうですけど、そんなことより、僕の責任です。
早めに外に出しちゃったから...。
馬は本当に頑張ってくれたし、すごくいい馬です」
悔しそうな表情で、話してくれた桑村騎手。
今回は残念な結果でしたが、まだ22歳。
今年は初重賞制覇をすると、その勢いのまま交流重賞も制覇☆
【ビッグバン】とのコンビで、大きな舞台で結果を出してくれました。
この結果を糧に、また一段と成長した姿を見せてくれるはずです!
12月9日、船橋競馬場で、交流重賞『クイーン賞』&地方交流『総の国オープン』が行なわれました!
川崎に移籍してから2戦目となる【ユキチャン】が、この日も大人気でしたよ♪
レースでも、スタートして好位につけると、道中はかなりの手応えで進みます。
直線も力強く伸びて、内で粘る【テイエムヨカドー】をクビ差抑えて勝利☆
川崎の『関東オークス』以来、交流重賞2勝目を挙げました!
騎乗した今野忠成騎手
「一度使って、状態がよくなってましたね。
最後までよく頑張ってくれました。
川崎で勝った時、豊さんがウイニングランしようとして物見したのを見てたから、どうしようかな...と思ったけど、これだけの馬なんでウイニングランしました(笑)」
管理する山崎尋美調教師
「ホッとしました...これで眠れます(笑)」
みんなが注目するアイドルホース【ユキチャン】ですから、関係者のご苦労も大変なものだと思います。
たくさんの人たちの期待に応えて、勝利を飾った【ユキチャン】。これからも大注目ですっ!
2着には船橋の【テイエムヨカドー】、3着も船橋の【パノラマビューティ】が頑張って、地方勢が独占する結果となりました!
7月の『スパーキングレディカップ』以来のレースとなった【ヤマトマリオン】は5着。
幸英明騎手は、
「勝負所では抜群の手応えで上がって行ったけど、直線で止まってしまいました。
今日は休み明けなんで、これで変わってくれると思います!」
ということでした。
『クイーン賞』の後には、地方競馬全国交流の『総の国オープン』。
高知の【ポートジェネラル】がトップスタートから逃げる展開。【キングスゾーン】も外枠から好位に取り付きます。
最後は粘る【キングスゾーン】と、1番人気【ルクレルク】の叩き合い。
ハナ差で【ルクレルク】の差し切り勝ちでした!
2着だった【キングスゾーン】
騎乗した安部幸夫騎手
「最後までよく粘ってくれたんですけどね~。惜しかったな...。」
3着には、高知の【ジョインアゲン】が追い込んで来ました!
赤岡修次騎手
「思ったよりペースが速かったけど、よく伸びてくれましたね。
だいぶ成長して、強くなってますよ」
4着は北海道の【ヒロアンジェロ】結果でした!
中央から移籍して来た【ユビキタス】は、12着でした。
幸英明騎手
「初めて乗ったので比べられないけど...
道中は良かったのに、止まり方がパッタリだったから、ノドの影響もあるんじゃないかな。
これまでの成績を見ても、もっと走れる馬のはずだから」
と話してくれました。
レース後には...
同期の仲良しという、川崎の今野忠成騎手と、高知の赤岡修次騎手でパチリ☆
12月12日(土)・13日(日)と、高知競馬場で行なわれる騎手招待競走&イベントは、このお2人の絆で実現した企画なんだそうですよ。
詳しいお知らせはこちら→ [ 高知けいばサイト ]
今野忠成騎手、水野貴史騎手、柏木健宏騎手が、高知でどんなレース&どんな素顔を見せてくれるんでしょうか♪
LJS高知ラウンド第1戦、スタートして何歩目かで、岩永千明騎手が落馬してしまいました。
幸い大きな怪我には至りませんでしたが、波乱のレースとなります。
逃げた森井美香騎手は、終始空馬に絡まれてしまい、皆川麻由美騎手、平山真希騎手、笹木美典騎手が好位に続いて速い展開に。
道中最後方から進んだ山本茜騎手と、後方2番手を進んだ別府真衣騎手が、4コーナーで一気に先団に取り付くと、直線では叩き合い!
先に抜け出した別府真衣騎手が、クビ差しのいで勝利を飾りました☆
「最後直線の叩き合いで、相手が茜だったんで絶対負けたくないと思いました!
かなり出遅れてしまったけど、馬が頑張ってくれました。
今回のLJSでは結果を出せなかったので、勝てて本当にホッとしました」
1着:別府真衣騎手
2着:山本茜騎手
3着:森井美香騎手
4着:池本徳子騎手
5着:皆川麻由美騎手
そして迎えた最終戦。
スタートすると、大外から平山真希騎手が先頭へ。
岩永千明騎手、皆川麻由美騎手、別府真衣騎手と続きます。
3コーナーでは逃げている平山真希騎手に、岩永千明騎手と別府真衣騎手が襲い掛かり、後方
2番手を進んでいた池本徳子騎手は、持ったままマクリ気味に上がって行きました。
直線を向いた時には別府真衣騎手と岩永千明騎手の叩き合い。
後ろから池本徳子騎手も加わって、最後は別府真衣騎手との争いになりました。
長い長い写真判定の結果、ハナ差で池本徳子騎手が差し切り勝ち☆
別府真衣騎手は惜しい2着、前のレースで落馬してしまった岩永千明騎手は、3着に頑張りました!
「もう写真判定は心臓に悪いわ(笑)
正直、勝ってるかどうかわからなかったけど、勝ててすごく嬉しいですね!
2年ぶりですから。2年前の、高知のLJS以来です」
1着:池本徳子騎手
2着:別府真衣騎手
3着:岩永千明騎手
4着:山本茜騎手
5着:森井美香騎手
高知ラウンド優勝は、1着2着だった別府真衣騎手!
2位は、4着1着の池本徳子騎手、3位は、2着4着の山本茜騎手となりました。
1位:別府真衣騎手
2位:池本徳子騎手
3位:山本茜騎手
4位:森井美香騎手
5位:岩永千明騎手
6位:笹木美典騎手
7位:皆川麻由美騎手
8位:西原玲奈騎手
9位:増澤由貴子騎手
10位:平山真希騎手
優勝した別府真衣騎手のコメント
「地元で優勝出来て、本当に嬉しいです!
水沢も荒尾もいい馬乗せてもらったのに結果が出せなくて、どうなることかと思ってたけど...
すごく気持ちいいです」
そして総合優勝は...
3ラウンドすべて表彰台に上がった山本茜騎手!圧倒的な強さを見せてくれました。
2位は、高知ラウンドで7位から追い上げた別府真衣騎手、3位には荒尾ラウンド優勝した平山真希騎手が輝きました☆
山本茜騎手のコメント
「嬉しいですね。
高知は正直苦手と思ってたけど(笑)、優勝出来てよかったです。
私だけじゃなく、同期の真衣と美香もよろしくお願いします!」
と、高知のファンへメッセージ。2位に20ポイントもの差をつけて、まさに独走でした!
1位:山本茜騎手
2位:別府真衣騎手
3位:平山真希騎手
4位:池本徳子騎手
5位:岩永千明騎手
6位:西原玲奈騎手
7位:森井美香騎手
8位:皆川麻由美騎手
9位:増澤由貴子騎手
10位:笹木美典騎手
今年のLJSは、本当にいいレースばかりでした!
たくさんの感動をもらったし、パワーももらいました。
10名のレディースジョッキーたち、ありがとうございました☆
...残念なお知らせですが、優勝を果たした山本茜騎手が、9日の調教中に落馬負傷して鎖骨骨折してしまいました。
現在は入院中とのことで、しっかりと怪我を治して、またパワフルな騎乗を見せてほしいです!
12月7日、LJS2009最終戦、高知ラウンドが行なわれました!
私自身、夜さ恋いナイターになってからの初高知。
LJSと併せて楽しみにしてました♪
当日は薄暮開催でしたが、よく晴れて最高の競馬日和でした☆
そして~
日が落ちるとこんな感じ。
夕暮れとともにライトアップされる高知競馬場。
とても素敵でしたっ!
水沢・荒尾と同じく、バックヤードツアーもありましたよ。
10名限定だったのですが、開門と同時に定員オーバーになってしまい、急遽20名でのツアーとなりました!
記念に、レディースたちとパチリ☆
普段は見られない場所や、関係者たちの素顔などが見られて、バックヤードツアーは何度やっても楽しいです♪
競馬場へ行くと、常にバタバタしている私ですが...競馬場グルメは外せませんっ!!
今回は、「まるまん」の焼きそば☆
ソースは、甘めか辛めか選べるんです。
私は甘めをチョイス!
かつお節が、ちょっと違うんですよ。粉じゃないんだけど、細かいの。
青海苔と、かつお節をた~っぷりとかけて...歯につくのも気にせず、豪快に食べる!これぞ焼きそばの醍醐味ですよ。
独特のソースと麺が絡まって、とっても美味しかったです♪