
明日は帯広競馬場で、『ばんえい十勝オッズパーク杯』が行なわれますっ!!
私が初めて帯広競馬場に行ったのが、一昨年のこのレースの時でした。その時から2年連続で優勝しているのが【カネサブラック】。今年は3連覇がかかります☆
ばんえい十勝オッズパーク杯出走表
確かに【カネサブラック】は強いんですが…
3月29日の『ばんえい記念』でも追い込んで2着に来ていましたが…
1トンのソリを引く『ばんえい記念』には、以外にも今年が初出場だったんですよね。このレースは力持ちのばんばにとってもかなり過酷なレースで、ここで頑張り過ぎてしまうとその後ガックリきてしまう…といわれています。
サラブレッドでも、重い斤量で激走した後は反動がありますが、ばんばも同じ。しかも前走の追い込みはものすごかったですから、さすがの【カネサブラック】くんもちと疲れが残っているのではないでしょうか。
ということで、私の本命は【ナリタボブサップ】!
彼も『ばんえい記念』頑張りました。頑張りましたが、昨年も6着に来て続く『オッズパーク杯』2着。1トンを引いても、立ち直りが早いということを証明しました。
一昨年は1番人気で6着。昨年は2着。今年こそ、雪辱を果たしてほしいです!
対抗には、新勢力【ギンガリュウセイ】を推します!
昨年の9月から、なななんと!19戦15勝☆しかもすべて3着以内というものすごい成績を引っさげてここまで上り詰めてきました!今回が初の重賞挑戦。ばんえい界を支えるスターホースたちとは初対戦になりますが、どんなレースを見せてくれるのかすごく楽しみです♪
そして我らが【トモエパワー】!今年の『ばんえい記念』は圧倒的な強さを見せてくれました。
[土屋真光さん]
高重量の『ばんえい記念』では3連覇を果たした【トモエパワー】も、軽い斤量だとなかなか勝てない時期が続きました。特に昨年は『ばんえい記念』の後約2ヶ月出走してこなかったし、1年間勝つことが出来ず、『ばんえい記念』を勝った反動がかなり大きかったと思うんです。
でも今年は、すぐにこのレースに出走してきているように、回復が早かったんじゃないでしょうか。一昨年は『ばんえい記念』のあとこのレースで2着にきていますから、侮れませんよ〜。
◎6、ナリタボブサップ
○4、ギンガリュウセイ
▲9、トモエパワー
△2、カネサブラック
△8、トカチプリティー
3月13日の笠松『マーチS』以来の、【ミツアキタービン】が出走します!
[笠松けいば]
本日名古屋の『東海桜花賞』。このレースは、北陸・東海・近畿・中国地方交流競走で、いいメンバーが集まりました。
まず園田の【ベストタイザン】。
前走は『名古屋大賞典』で地方馬最先着の4着に頑張ってくれました!
【スマートファルコン】【ワンダースピード】【メイショウトウコン】といった、JRAの強敵たちと戦っての4着は、本当に価値があります☆
しかも!彼は距離の融通が利くので1900mでも頑張ってくれたけど、本来のベストは1400m。これまでの実績や安定勢を考えても、ここは不動の本命ですっ!
そして【ミツアキタービン】。
彼にとっては、1400mというのは短い気もする。気もするんですが…すんなりしたレースができれば圧倒的に強いことを前走で思い出させてくれたので、展開次第ではこの距離でも充分戦う力は持っている!スタートしてから最初の1ハロンが鍵だと思います!
休養明けになる【マルヨフェニックス】も気になる存在。
約5ヶ月ぶりですが、去年の『白山大賞典』を休み明けで4着していて、しかもその時は勝ちに行くレースをしての結果ですから、鉄砲でも問題ないでしょう。
好位から自在に脚を使えるので、1400mもこなしてくれそうです。
忘れちゃいけないのが、地元名古屋の【キングスゾーン】。
さすがにダートグレードでは連に絡むことはなくなりましたが、地方馬同士ならやはり底力が違います。ただ…この馬にとってはもう少し距離があった方がいいので、4番手評価にしました。
前々走で久し振りの勝利を飾った【マサアンビション】は、1200m〜1400mといった短い距離でかなりの勝ち星を挙げています。10歳馬で上積みは見込めませんが、このメンバーでも勝ち負けの能力は持っている馬ですからね!楽に中団に付けられたら…一発あるかもしれません♪
◎3、ベストタイザン
○7、ミツアキタービン
▲10、マルヨフェニックス
△1、キングスゾーン
△12、マサアンビション
ダートグレードレースで強い馬たちを相手に、地方の意地を見せてくれる馬たち…
そんな馬が集まったこのレース。激戦を期待したいです!!
着々とダービーウイークに向けてステップレースが進んでいる今日この頃。9日園田では、『菊水賞』が行なわれます!
この後、『兵庫チャンピオンシップ』 → 『兵庫ダービー』へと続く大事な一戦です。
メンバーを見てみると…3/17に【キヨミラクル】が勝った特別戦に出走していた馬が、14頭中8頭も!!
これは…面白くな〜い!と思ったアナタ。それは早計というものです。
なぜならあのレースは、ものすごいレースだったからです。何がすごいって…上位3頭。豪快にロングスパートで差して来る馬に、逃げ粘る馬、そして前が開いたらいきなりハミを取り出した馬…。レースですから着順はつきましたが、力は互角ではないでしょうか。展開しだいで、この3頭の順番は変わってくると思うんです。
今回私の本命は、前走2着だった【タマモリターン】。スタートしてからは後方に控え、2コーナーを回ったところでゴーサインを出しましたが…なかなかハミを取らず。外から来た馬に被せられてようやくハミを取り出してからは、もんのすごい伸び脚でした。グングングングン前との差を詰めて、4コーナーの勢いでは、確実に勝った!と思いましたね。
それを阻んだのが、内から伸びた【キヨミラクル】。道中は好位につけていましたが、途中からずっと松平騎手の手が動きっぱなし。真剣にハミを取ったのは、直線半ばから正味50mくらいではないでしょうか。その前のレースで7馬身差をつけて圧勝していますが、その時よりも強さが際立っていましたね。
そして逃げた【ミナミノヒリュウ】。交わされたのは、本当に最後の最後。バテたというよりも、他2頭の末脚が鋭かったという表現が合ってると思いますね。
今回も上位はこの3頭と見てます。
そして名古屋『スプリングカップ』に遠征した【カラテチョップ】。前半はハナに立ちながら、途中から早めに来た馬を先に行かせて番手で抑え、再び勝負どころで上がって行ったのはものすごい精神力だと思います。結果は伸びきれず4着でしたが、最後まで勝ち馬に離されることなく食らい付いて行きました。
あれだけ厳しいレースを経験したことで、かなり成長しているんじゃないでしょうか♪
◎11、タマモリターン
○1、キヨミラクル
▲10、ミナミノヒリュウ
△5、カラテチョップ
同じく5日、高知では重賞『二十四万石賞』が行なわれます!!
二十四万石賞出走表
ここは…かなり難しいですねぇ〜。波乱の予感がします。
まず本命は【セトノヒット】。今年高知に移籍して来て3戦を消化。2勝3着1回と好成績を残しています。前走は福山に遠征して快勝☆2歳時には『函館2歳S』や『札幌2歳S』にも出走した逸材ですからね!地方競馬でもう一花咲かせてほしいです♪
対抗は…本来なら【マリスブラッシュ】といいたいところだけど、激しかった『黒船賞』のあともう1戦しているところが気になりますね。今回は1900mだし、さすがに厳しいかと…。
そこで、困った時の赤岡修次【ビッグインディ】にします!
高知に移籍してからは…逃げてみたり〜好位に付いてみたり〜追い込んでみたり〜…と、華麗な脚質を披露していますね。今回は距離も伸びるので、どんな風にレースを運ぶのか、リーディングジョッキーの手綱捌きに注目したいと思います!
そして【ロマンタッチ】。別府真衣騎手に初重賞制覇をプレゼントした馬ですね。最近は勝ち星から遠ざかっていますが、後方から追い込んで来る脚には迫力があります。脚質的にも距離延長はプラスではないでしょうか。
◎4、セトノヒット
○8、ビッグインディ
▲3、ロマンタッチ
△2、オリジナルステップ
△1、マリスブラッシュ
3月28日の2レースで落馬負傷してしまった別府真衣騎手は、現在も入院中です。
肋骨にヒビが入ってしまったのと、脾臓から出血があるということでした。
別府騎手は、「早く治して馬に乗りたいです!」と話してくれました。
身体を治して、またマイーゴスマイルを見せてほしいです!
4月に入り、いよいよ本格的に春がやってきました!やぁ〜っと暖かくなって来ましたね。
このコラムも、なんとなんと4年目に突入です。連載を始めた時には、右も左もわからずに子犬のように震えながら書いていましたが…今ではライフワークになってます♪
みなさん、4年目のRed Viewも、ぜひぜひよろしくお願いします!!
さて明日5日には、佐賀競馬場で3歳牝馬重賞『ル・プランタン賞』が行なわれます。
ル・プランタン賞出走表
ここは…1月以来のレースとなる【ギオンゴールド】に注目です。昨年の7月にデビューして8戦7勝というものすごい成績。唯一2着に負けた『九州ジュニアチャンピオン』は、牡馬との戦いでした。しかも前半はハナを切っていたけれど、早めに絡まれる展開となってかなり苦しかったはず。それでいて2着を確保したのは、まさに負けて強しといった感じ。
前走のレースから少し間隔があいていますが、中間にはゲート練習もして態勢は万全。前走で減ってしまった馬体も戻っているでしょう。不動の本命です!!
対抗が…悩むところなんですよね〜。
1勝馬で2着が5回もある【タソガレノビギーン】は、勝ち味に遅い気もするんですが…レースぶりは好位から渋太く粘るので、信頼度は高いです。
し・か・も!前走は古馬との戦いでした。9着に負けたとはいえ、古馬の中で揉まれたことは、必ず次に生きてくる!特にこの時期の3歳馬は、負けレースにこそ強くなるヒントが隠れているので要注意ですよ。
同じ理由で大井から戻って来た【スターオブジュディ】にも注目です。今回1800mの距離は初めてですが、直線の長い大井競馬場で1600m戦の経験があるので問題ないでしょう。強い馬たちと戦って来て、どのくらい成長しているか…楽しみです♪
◎7、ギオンゴールド
○4、タソガレビギーン
▲9、スターオブジュディ
△11、ダフィーフェントン
△1、マイネサブリナ