*31日(水)盛岡 第11R『第25回若鮎賞』 1600m 17:30発走*
ダート変更となった若鮎賞。
ここは前走で盛岡1400m戦を勝ち切ったサウザンドマイルの力を信じたいと思います。
デビュー戦は水沢850m戦で、序盤は砂を嫌がったのかかなり頭を高く上げていましたが、3コーナー過ぎからはしっかりと加速して2着に追い上げました。
ラストはとてもいい脚で、距離が延びて良さそうな雰囲気でしたが、前走でそれを証明してくれましたね。
スタートダッシュも速くなっていましたし、楽に外3番手につけて、最後は逃げるポマイカイとの追い比べを制しました。
マイルの距離は未知数ですが、あの競馬ができれば十分こなしてくれると思います。
対抗はポマイカイ。
前走はサウザンドマイルの2着だったとはいえ、初めての1400m戦で逃げて目標になりながらも、並ばれてからも簡単には抜かせない勝負根性を見せてくれました。
マイルへの距離対応がカギですが、自分の形に持ち込めればしぶとい脚を使えるのではないでしょうか。
3番手はステイクラッシーにしました。
水沢850mの新馬戦は、スタートを決めてハナに立ちましたが早めに並ばれる展開で、2着ミヤギヴォイジャーとの馬体を併せた追い比べが長らく続きました。
最後まで抜かせず勝利したのは、能力の高さと勝負根性でしょう。
今回は初の盛岡など初めての条件ではありますが、ここでも好勝負を期待しています。
3戦ともに先行して上位争いに来ているマツリダマスラオ、初勝利はまだですがデビュー2戦馬券圏内のフタイテンホイールまで。
◎2、サウザンドマイル
〇10、ポマイカイ
▲7、ステイクラッシー
△4、マツリダマスラオ
△5、フタイテンホイール
*30日(火)盛岡 第12R『第25回オパールカップ』 1600m 17:30発走*
今年はダート1600mで行われるオパールカップ。
未知数なメンバー構成で難解な一戦になりそうですね。
本命にしたのは船橋のマイベネラブル。
もともとは門別デビュー馬で3戦目で勝利。JBC2歳優駿後に休養して船橋に移籍すると、3連勝と一気に才能が開花しました。
前走は中団から直線の激しい追い比べを制し、勝負根性の高さを見せつけましたね。
盛岡はジュニアグランプリで経験済。
ダート替わりは想定外でしょうが、ダートでも結果を出しているので問題なし。
この勢いで初重賞制覇もありそうです。
対抗はベルベストランナー。
JRA未勝利からの移籍初戦で手探りな面があるものの、未勝利とはいえ3着が3回あります。
4月の中山では逃げて僅差の3着でしたから、先行できればいきなりでも好勝負になるのではないでしょうか。
3番手は大井のルーラーオブダート。
北海道所属時代にジュニアグランプリに挑戦し2着でした。
芝適性が高いだけに、ダート替わりは影響しそうではありますが、前走も好位からしぶとい脚を使って2着と好走しています。
ダートでも十分戦える馬なので、ここもすんなり先行できれば怖い存在です。
ラブショックは移籍後すべて馬券圏内に絡む安定感を見せています。
サファイア賞を逃げ切ったパラダイスリズム、僅差2着がつづくルボートンまで。
◎8、マイベネラブル
〇4、ベルベストランナー
▲2、ルーラーオブダート
△1、ラブショック
△9、パラダイスリズム
△3、ルボートン
*28日(日)佐賀 第8R『第26回吉野ヶ里記念』 1400m 19:15発走*
重賞連勝中のテイエムフェローが中心だとは思いますが、移籍初戦でそのテイエムフェローに食い下がったアビエルトの逆転に期待してみました。
アビエルトはJRA3勝クラスから移籍してきたわけですが、ほぼずっと芝を使ってきて、移籍初戦だった佐賀がばいスプリントはかなり久しぶりのダート戦でした。
それでもテイエムフェローと一騎打ちに持ち込み、2着だったものの見せ場十分の内容。
前走は楽に先手を取って終始自分のリズムで運ぶ横綱相撲で勝利。
佐賀3戦目、さらに良化しているようならば初重賞制覇もあると思います。
対抗はもちろんテイエムフェロー。
佐賀にきてまさに花開きましたね。
逃げてもいいし番手でも良し、長くいい脚が使えて佐賀向きの器用さがあります。
展開にも左右されづらいですし、今回も中心でしょう。
テイエムファルコンは佐賀移籍2戦目の前走で、きっちりと勝ち切りました。
今回は一気の相手強化になりますが、レースぶりも強かったですし、上記2頭に割って入る力はあると思います。
佐賀移籍2連勝中のテイエムフォンテも要注意。
好位から競馬ができる馬で、重賞でも流れに乗っていければ怖いです。
前走逃げて完勝だったモーモーレッド、5月辺りからパワーアップしているフェブキラナまで。
◎4、アビエルト
〇5、テイエムフェロー
▲9、テイエムファルコン
△10、テイエムフォンテ
△7、モーモーレッド
△6、フェブキラナ
*21日(日)高知 第7R『第21回トレノ賞』 1300m 18:15発走*
ここはもう人気でもヘルシャフト本命です。
黒船賞では逃げるシャマルに食い下がっての2着!
ロスなく内々を立ち回り、見せ場十分の内容でした。
つづくオグリキャップ記念ではタイガーインディのクビ差2着でしたが、ここは内を伸びたタイガーインディの勝ちっぷりが見事で、ヘルシャフトは外からよく伸びて負けて強しの印象です。
今回も好メンバーが揃いましたが、地元同士ということであれば、頭一つ抜けた存在ではないでしょうか。
対抗はグッドヒューマー。
前走の福永洋一記念ではスピードをいかんなく発揮して逃げ切り勝ち。
連勝中だったユメノホノオも追いつけないとは...しかも9番人気とは...人気がなさすぎました。
大高坂賞を勝ったあと、取消や人気での惨敗などこの馬本来の力を発揮できずにいましたが、福永洋一記念で改めて力を証明した形。
自分の形に持ち込めるとしぶとい馬なので、同型との兼ね合いがカギになりそうです。
3番手はデシジョン。
重賞勝ちこそありませんが、ものすごい安定感。
今回はグッドヒューマーが逃げてスリーグランドもいて、ヘルシャフトが早めに上がって行くとしたら、なかなかに速いペースで流れるのではないでしょうか。
この馬の末脚が活きる展開になりそうです。
黒船賞2着の実績があるスリーグランドは、高知移籍後着実にステップアップしてきました。
重賞でも見劣らない力がある馬ですが、グッドヒューマーとの先行争いがポイントになりそうです。
◎1、ヘルシャフト
〇5、グッドヒューマー
▲7、デシジョン
△6、スリーグランド
*15日(月)名古屋 第11R『第28回名港盃』 2000m 16:50発走*
重賞実績馬が多数いるものの、中心にする馬が難しいかなりの混戦模様です。
ここは昨年2着だったアンタンスルフレの復活を期待したいと思います。
昨年は北國王冠を連覇し、東海菊花賞、金盃トライアルと3連勝。
5歳にして本格化しました。
今年に入ってからの4戦はピリっとしませんが、阪神大賞典はものすごく久しぶりの芝、前走の名古屋グランプリは強豪JRA勢が相手。
相当強いメンバーと戦ってきていますから、自分の競馬ができないのも仕方のないところでしょう。
今回は強力な逃げ馬が不在で、有力所も後ろから脚を使うタイプが多いので、先行できるこの馬の脚質は有利に働くのではないでしょうか。
2000mも守備範囲。また強いアンタンスルフレを見せて欲しいです。
対抗はロードランヴェルセ。
前走のトリトン争覇は馬群の中から勝負所で外に出して、いい脚で差し切り勝ち。
2連勝と波に乗りました。
気難しい面があるということですが、今回も主戦の丸山真一騎手とのコンビで、いい脚を使ってくれるのではないでしょうか。
移籍初戦となるエマージングロールにも注目。
南関東では結果が出ませんでしたが、もともとはJRAオープンで走っていた馬。
鞍上は岡部騎手ですし、あっさりもあるのでは。
特に今回は強力な先行馬がいないので、スムーズな競馬ができれば怖い存在です。
ブリーザフレスカはここのところこの馬らしい走りが見られません。
2000mがこなせることは東海桜花賞2着で証明済。
先行したい馬が揃ってある程度流れた方が、競馬がしやすいのかもしれませんね。
昨年の東海ダービー2着だったツミキヒトツ、オータムカップを差し切ったトランスナショナルまで。
◎9、アンタンスルフレ
〇3、ロードランヴェルセ
▲11、エマージングロール
△12、ブリーザフレスカ
△4、ツミキヒトツ
△6、トランスナショナル