25日(日)、久しぶりに盛岡競馬場に行って来ました!
なぜこのタイミングで盛岡に遠征したかと言えば...キラットダイヤの走りを近くで見たかったから。
7月の岩鷲賞を圧倒的なスピードで連覇し、クラスターカップにもしも出走していたら面白い戦いになったのではないか、と想像しています。
しかし夏場は休養に充てて英気を養い、絆カップで秋1戦目を迎えました。
板垣調教師を遠目に発見した時、「JBCスプリントに出る予定はあるのでしょうか?」という質問をしたくてたまらないところをグッと堪え、平静を装ってパドックを拝見しました。
2か月の休み明けだったキラットダイヤはプラス4kg。
まったく暴れたりキョロキョロしたりすることなく、のんびりと厩務員さんに寄り添って歩いていました。
ちょっと落ち着き過ぎな印象を持ちましたが、歩くたびに筋肉の発達がしっかりと見て取れて、さすがサウスヴィグラス産駒という体つきに感動。
鈴木祐騎手が跨ってもカリカリしたところはなく、いつもこんなに落ち着いているのだろうか?とちょっとびっくりしました。
スピードのある牝馬はカリカリしている、という印象が強かったのですが、キラットダイヤはものすごく落ち着いていて、オンとオフがしっかりしているのだなと感心。
レースはスタートこそいつもの速さがなかったものの、2番手につけてあっさり先頭に立つと、後は余裕の走りで連覇達成。
休み明けであれだけの走りをしたというのに、上がって来てもまったく興奮していないし、息もすぐに入っていたことに心底驚きました。
鈴木祐騎手は、「逃げるよりも実は2番手の方が乗りやすいです。今日は余裕がありましたし、もっと強い相手と走れば時計は十分詰められると思います。今日は休み明けでしたが、使った方が動きが良くなるタイプです」と話していました。
これは...JBCに向けてかなり前向きなコメントを聞くことが出来ました。
板垣吉則調教師は、「いい内容で勝ってくれましたね。レース後馬の状態を見て、オーナーと相談してからになりますが、私の気持ちとしては岩手代表としてJBCスプリントを目指したいです」とのこと。
盛岡で開催されるJBCで、地元期待の馬が出走となれば相当盛り上がりますし、しかもキラットダイヤは出走するだけではなく重い印が付くレベルの馬です!
レース後無事に過ごして、ぜひともJBCスプリントに最高の状態で出走して欲しいと切に願っています。