*17日(日)高知 第7R『トレノ賞』 1300m 18:15発走*
ここはブラックランナーには逆らえないと思っています。
直近の3連勝の内容がとにかく強いですよね。さらに2着に負けた大高坂賞は、速い流れを作って最後内をすくわれて負けたわけですが、あの時は1番人気スペルマロンが後ろに控えていたため、早めにスパートを掛けたという印象。それで人気薄だったモズヘラクレスに差されたわけですから、まったく悲観する負け方ではありません。
今回もこの馬のスピードを活かして強い競馬を期待しています。
ブラックランナーが速いラップを刻んで逃げるとなると、ついて行った馬、負かしに動いて行く馬はゴール前で失速するのではないか、と考えているので、対抗は末脚があるブラゾンドゥリスにしました。
速い時計での決着となった御厨人窟賞では、内から伸びて久しぶりの重賞制覇。
今回も内枠を引きましたし、この時のような競馬が出来れば。
ダノングッドは前走で園田FCスプリント連覇を果たしました。
園田の小回りがものすごく合う馬で、今年も直線だけでぶっちぎる強い競馬を見せてくれましたね。
ただその前の2戦の走りを見ると、絶好調という感じではないような気がしているので、ここは3番手評価まで。
ゴールデンブレイヴは高知では初の重賞挑戦です。
C級から上がって来たわけですが、もともとはJRAのオープンで戦っており、南関東ではブリリアントカップトライアルを制した実績の持ち主。
中団後方から末脚を活かすタイプなので、展開も合いそうです。
前走A-4クラスを勝ち切ったゴールドプリンス、園田FCスプリント2着のダノンジャスティスまで。
◎11、ブラックランナー
〇1、ブラゾンドゥリス
▲3、ダノングッド
△8、ゴールデンブレイヴ
△9、ゴールドプリンス
△5、ダノンジャスティス
*15日(金)園田 第11R『兵庫サマークイーン賞』 1700m 19:55発走*
本命はダノンレジーナ。
前走の佐賀ヴィーナスカップでは久しぶりの長距離輸送競馬でしたが、力の違いを見せつけて圧勝して見せました。
ここまで戦って来た相手が違いますし、2走前のしらさぎ賞2着は57キロを背負って勝ち馬とは3キロ差。しかも流れ的にも厳しかったですから、負けて強しと言っていいでしょう。
園田は初ですが、小回りも右回りもまったく問題なし。
ここも力の違いを見せつけて、グランダム・ジャパン古馬シーズンの女王目指して欲しいです。
ただし相当メンバーが揃っているので、実力馬ダノンレジーナといえども簡単な戦いだとは思いません。
大井のメモリーコウはタイトルこそないものの、牝馬ダートグレード戦線で長らく上位争いをして来ました。
年末の東京シンデレラマイルではダノンレジーナに圧倒されての2着でしたが、TCK女王盃では先着。
展開一つでロングスパートが決まる可能性もあるのではないでしょうか。
昨年の勝ち馬シーアフェアリーも侮れない存在です。
昨年の勝ち馬を3番手にするほど今年のメンバーは強力なわけですが、遠征でこのコース2勝を挙げているというのは大きな強み。
しらさぎ賞ではびっくりするような末脚で4着に追い上げましたし、今回も末脚勝負になれば上位争いしてくれるのでは。
地元の快速馬ステラモナークはしばらく勝ち星から遠ざかっていますが、休み明けを2度使って状態アップと考えます。
牝馬重賞に参戦すること自体が久しぶりですし、好枠をゲットしたので逃げてどこまで粘れるか楽しみです。
JRAからの移籍初戦となるジュランビルは、ダートで3勝クラスを勝っている実力派。いきなりもあるかもしれません。
川崎からの遠征馬ロカマドールまで。
◎10、ダノンレジーナ
〇12、メモリーコウ
▲4、シーアフェアリー
△3、ステラモナーク
△6、ジュランビル
△8、ロカマドール
*14日(木)笠松 第11R『サマーカップ』1400m 16:30発走*
本命にしたのは兵庫のサンロアノーク。
重賞勝ちはまだありませんが、南関東のオープンで活躍し、兵庫移籍後は兵庫ウインターカップ3着、東海桜花賞2着とあと一歩のところまで来ています。
前走は強豪相手のかきつばた記念で5着。
笠松は初ですが遠征慣れしているし、前目で競馬をする馬が複数いますから、ある程度ペースは流れるのではないかと。そうなると展開も合いそうです。
ここは初重賞制覇のチャンスです!
対抗は金沢のファストフラッシュ。
4月の金沢スプリングカップではあのハクサンアマゾネスを破って連覇達成。
相手が休み明けだったとはいえ、早め先頭から強い競馬でした。
ここ2戦はハクサンアマゾネスに差をつけられていますが、今回のメンバーに入ったら力上位ではないでしょうか。
先行争いがポイントで、外から内の様子を見ながら進められるのも安心材料です。
3番手評価は愛知のソラン。
JRA2勝クラスから移籍して来て初戦を完勝、2戦目も楽勝かと思いきや、最内枠から逃げた割には早めに手ごたえがあやしくなってしまい3着。
この内容がちょっと物足りなかったのですが、力はある馬なので、すんなりならば初戦の再現もあると思います。
金沢から遠征のネオアマゾネス、展開がハマった時のニホンピロヘンソン、移籍初戦を快勝したナリノクリスティーまで。
◎8、サンロアノーク
〇12、ファストフラッシュ
▲5、ソラン
△2、ネオアマゾネス
△7、ニホンピロヘンソン
△11、ナリノクリスティー
*10日(日)盛岡 第11R『オパールカップ』芝1700m 18:15発走*
遠征馬や初芝の馬も多く、なかなか比較が難しいメンバーですね。
その中で本命にしたのは北海道からの遠征馬モリデンブラック。
昨年のジュニアグランプリでは、初の盛岡で左回りだったわけですが、上手に立ち回って強い競馬で重賞制覇しました。
その後は勝ち切れないレースが続いているわけですが、芝替わりで見直しが必要でしょう。
コースをこなしたことがあるアドバンテージもありますから、上位争いに食い込んで来てくれるのではないでしょうか。
対抗は川崎からの遠征馬ウン。
勝ち星的には2勝ですが、ダービートライアルで3着に来た実績の持ち主。
しかもJRAの芝に4度挑戦して最高4着。
芝経験も豊富だし、実力的にも初重賞制覇のチャンスです。
3番手評価にしたのは地元のリュウノアン。
初芝だった前走のはまなす賞では、スタートを決めて楽にハナに行くと、そのまま押し切って快勝しました。
今回のメンバーでは展開が読みづらいので、先行出来る脚があるというのは安心材料ではないでしょうか。
船橋からの遠征馬マイジュネスは、前走初の古馬に混じっての戦いで、2着とは僅差の4着まで追い上げました。
今回は盛岡への輸送や初めての芝がポイントにはなりますが、上位争いしてもおかしくない能力の持ち主だと思います。
村上忍騎手騎乗の兵庫からの遠征馬ウインドケーヴ、大井からの遠征馬ハッピースパイラルまで。
◎9、モリデンブラック
〇2、ウン
▲4、リュウノアン
△3、マイジュネス
△8、ウインドケーヴ
△13、ハッピースパイラル
*3日(日)盛岡 第11R『岩鷲賞』 1200m 18:15発走*
昨年の覇者キラットダイヤが今年も中心でしょう。
休み明けだった栗駒賞では最後の最後にロックスピリットに差されてハナ差の2着に敗れましたが、一度使った早池峰スーパースプリントでは動きが良化。
二の脚を使ってハナに立つと、2着のコンサートドーレを7馬身突き放す圧勝劇で連覇達成。
昨年も早池峰スーパースプリントVからのローテーションでしたから、同じ過程で挑めるというのは順調さの証でしょう。
ここは連覇濃厚だと思っています。
完全に1強ムードで相手選びが難しいところですが、対抗は4連勝中のトミケンキルカスにしました。
JRAでは芝も含めて5勝を挙げた実績の持ち主。
南関東では勝ち星をあげられなかったものの、強豪相手に短距離戦線で馬券に絡むこともあり、岩手移籍後は破竹の勢いで4連勝。
前走破ったのがスティンライクビーやツルオカボルトといった重賞常連の馬たちですから、今回のメンバーに入っても上位争いでしょう。
3番手評価にしたのはロックスピリット。
栗駒賞ではキラットダイヤを負かすという大金星を挙げました。
続くシアンモア記念の惨敗が気になるところではありますが、距離短縮で巻き返し可能と判断します。
今年4戦すべて馬券圏内に来ているスティンライクビー、再移籍初戦となるトンデコパまで。
◎5、キラットダイヤ
〇10、トミケンキルカス
▲9、ロックスピリット
△12、スティンライクビー
△2、トンデコパ