*16日(木)園田 第11R『菊水賞』 1700m 16:15発走*
兵庫競馬三冠レースの一冠目。
今年は牝馬ステラモナークVSイチライジンの2強対決が見ものです。
本命にしたのはステラモナーク。
距離適性ではイチライジンに分があるものの、特に今年に入ってからのレースぶりは目を見張るものがあります。
園田クイーンセレクションを好時計で圧勝すると、続く園田ユースカップではさらにその時計を縮めて完勝。
前走は初めての遠征だった名古屋の若草賞でしたが、まったく危なげないレースで勝利しました。
これまでイチライジンとは3回一緒に走って2度先着を許していますが、今の勢いならば、好スタートを決めて先手が取れれば、強いレースをしてくれるのではないかと。
唯一の不安材料は初の1700mという部分。
ここは未知ですが、血統的には大きな問題はないと思うし、レースぶりを見ても、こなしてくれるのではないかと思います。
対抗にしたイチライジンですが、これまたここに来ての3連勝が素晴らしい勝ちっぷり。
好位から長くいい脚を使って、1頭別次元の競馬を見せています。
しかもこの3戦が、今回と同じ1700mというのも強調材料でしょう。
前を行くステラモナークに対して、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
2強は相当強いと思いますが、ガミラスジャクソンの末脚にも注目しています。
笠松に遠征したゴールドジュニアでは、後方からアッと驚く差し切り勝ち。
上がりの時計が相当速く、こんな決め手があったのかとびっくりしました。
前走はJRAの強豪に揉まれていますから、さらなる成長を期待しています。
2連勝中のトライバルキング、園田ユースカップ2着のドバイキャンドルまで。
◎6、ステラモナーク
○10、イチライジン
▲11、ガミラスジャクソン
△12、トライバルキング
△7、ドバイキャンドル
本日、門別競馬場にて今年のホッカイドウ競馬が開幕します!
注目は何と言っても日本一早い新馬戦。
*15日(水)門別 第5R『フレッシュチャレンジ』 1000m 17:10*
新馬戦は検討材料が少なくて難しいですが、まずは能力検査のタイムを比べてみたいと思います。
1、ミッドナイトクロス 3/12 7R 51.4
2、ミステリーパワー 3/26 11R 52.9
3、ピーチリキュール 3/12 2R 50.3
4、オウンゴール 3/12 3R 52.4
5、リターンギフト 3/12 6R 50.2
6、チュンチュンマル 3/19 3R 53.2
7、ネイチャースカイ 3/19 7R 53.5
8、ノラサファイア 3/12 14R 51.9
ということで、タイムだけで比べるとリターンギフトとピーチリキュールが圧倒的に速いです。
続いて、能検の映像で、走りの印象を見てみると...
リターンギフトは5番スタート。
上手にゲートを出ると、岩橋騎手が少し気合をつけましたが、その後は終始手ごたえバツグン。
少しもたれているのかな?という様子も見受けられますが、それは周りに他の馬がいなくて、1頭で走っていたことも大きいと感じます。
最後まで手ごたえが落ちることなく、そのまま1位入線でフィニッシュ。
タイムも速いし、反応良く素直そうな印象を受けました。
ピーチリキュールは1番からスタート。
こちらも上手にゲートを出ると、外の馬たちの方がダッシュは優勢に見えましたが、コーナーで追いついて横並びの先頭へ。
直線は小野楓馬騎手が少し気合をつけていましたが、他馬と並ぶ形で1位入線。
2頭とも追われたらまだまだ伸びそうな余力を感じましたが、自分から前へ行くという気持ちの前向きさはリターンギフトの方が上かなと思うので、こちらを本命に推したいと思います。
◎5、リターンギフト
○3、ピーチリキュール
▲1、ミッドナイトクロス
△8、ノラサファイア
*9日(木)名古屋 第11R『東海桜花賞』 1400m 16:25発走*
今年もすごいメンバーが集まった東海桜花賞。
どの馬から入ろうか迷いに迷いましたが、ここは東海の帝王・岡部誠騎手騎乗のドリームドルチェを本命にします。
JRA5勝の実績馬で、南関東移籍後は中原オープンで強豪を撃破。
前走はフジノウェーブ記念で後方から3着に追い上げました。
基本的には好位から競馬が出来る馬で、経験も豊富ですから初の名古屋もマイナスにはならないのでは。
マイタイザン、ナチュラリー、ポルタディソーニという強い逃げ馬が3頭いて、先行争いは激しくなりそう。
前の集団を見ながらの展開と想像して、岡部騎手がどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
対抗はJRA時代にオープン勝ちもあるアキトクレッセント。
前走の移籍初戦はスタート直後にちょっとつまずいてバランスを崩す場面もありましたが、
すぐに立て直して中団につけると、「ペースが遅すぎる!」という感じでクビを振ったり、鞍上の加藤聡一騎手がなだめていました。
向正面から加速すると、格の違いを見せつけて勝利。
今回は距離が1400mに短縮することもプラスだし、移籍2戦目、長期休養明け3戦目、プラス材料が揃っているように感じます。
ここ2戦はいまいちなレースが続くラブバレットですが、やはり地力が違います。
思うようにレースが使えない時期があったり、この馬自身にはまったく問題がないのに、なかなかリズムが戻らなかった印象です。
今回は一息入れて立て直し。
名古屋遠征は久しぶりですが、笠松グランプリを3連覇した実績の持ち主。
ぜひとも復活を願っています。
マイタイザンは、逃げられると強い馬ですが、梅見月杯では内枠のポルタディソーニがハナに行って、逃げられず6着に失速。
今回も強力な逃げ馬が複数いますが、その中では一番内側に入ったのが朗報。
スタートも速いし、ここは主張していくのではないかと思っています。
しかし、ポルタディソーニの最近の粘りは驚異的ですよね。
枠的には逃げるのが厳しそうですが、行かなくても渋太い馬。
人馬ともに応援しています。
◎2、ドリームドルチェ
○8、アキトクレッセント
▲11、ラブバレット
△3、マイタイザン
△7、ポルタディソーニ
*5日(日)佐賀 第10R『ル・プランタン賞』 1800m 18:10発走*
兵庫から4頭、高知から1頭が参戦してレベルの高い戦いが見られそうですが、やはり地元のミスカゴシマが強いと考えます!
佐賀ではこれまで8戦8勝。圧倒的な能力の違いで勝って来ました。
前走の飛燕賞では、キタカラキタムスメに勝負所から早めに並ばれて、地元戦では初めてとなる追い比べに。
キタカラキタムスメを競り落としたところで、今度は直線ワンビリーブが猛追して来るという2段攻撃でしたが、それでも勝ち切ったのはさすがです。
今回は1800になるので、もう少しゆっくりのペースになると思うし、レースがしやすいのでは。
遠征馬も多数いて力の比較が難しいところですが、ここも強い競馬を見せて欲しいです。
対抗は迷いましたが、トップレベルにしました。
これまで8戦してすべて馬券圏内に来ている堅実派。
九州ジュニアチャンピオンではミスカゴシマに大差をつけられましたが、その後1800m戦では1馬身半、4馬身差で2着を確保。
さすがにミスカゴシマとの逆転までは想像していませんが、他の馬たちとはヒケを取らないのではないでしょうか。
3番手評価はキタカラキタムスメ。
前走の飛燕賞では、勝負所でミスカゴシマをあおる勢いで並んでいき、最後は振り切られたものの、大きな成長を感じました。
門別デビューで2勝を挙げ、園田プリンセスカップやラブミーチャン記念に参戦。
佐賀移籍初戦はイケノアスリートにまくられてしまいましたが、2戦目でそのイケノアスリートを抑えて勝利。
前走は小倉の芝に挑戦して18着でしたが、管理する川田孝好調教師のご子息、川田将雅騎手が騎乗して、親子共演も話題になりましたね。
遠征で強い馬に揉まれたことは大きな経験。
初の1800mがカギですが、またミスカゴシマをあおるようなレースをしてくれるのでは...とわくわくします。
兵庫勢1番手はカトゥールにしました。
園田クイーンセレクション4着、園田ユースカップ3着と重賞でも健闘しています。
勝ったステラモナークが強すぎますが、どちらのレースも直線でしっかりと伸びて来ましたから、今回距離が延びるのはプラスではないでしょうか。
高知から参戦のスターウェスティアも怖い存在。
C3とはいえ古馬と戦って結果を出しているし、はがくれ大賞典をキングプライドで勝った川島拓騎手が騎乗。
あっと言わせるようなレースを期待します。
◎3、ミスカゴシマ
○9、トップレベル
▲8、キタカラキタムスメ
△10、カトゥール
△4、スターウェスティア
*2日(木)笠松 第10R『新緑賞』 1600m 15:45発走*
本命にしたのはエイシンハルニレ。
門別1勝から岩手に移籍し、若駒賞はグランコージーの2着、寒菊賞は2番手から4着と、重賞でも存在感を示して来ました。
名古屋移籍後は圧倒的なスピードで3連勝。
遠征した園田ユースカップは先行出来ず7着で、前走はJRAの中京に遠征して芝で11着と惨敗が続いていますが、この2戦で揉まれたことはいい経験になったはず。
スムーズに先手が取れればもっと戦える馬だと思うし、今回のメンバー構成ならば、ハナか2番手には行けるのではないかと考えます。
ここは初重賞制覇のチャンスでしょう。
対抗はオーシャンスカイにしました。
笠松移籍後は5戦3勝。
ダルマワンサが勝った3歳1組は、先行して5着と上位に絡めませんでしたが、前走は後方から進んで勝負所で進出すると、1頭手ごたえが違いました。
先行して勝って来たこの馬にとって、レースの幅が広がる結果になりましたから、初めての重賞挑戦もどれだけ戦えるか楽しみです。
3番手評価にしたのはダルマワンサ。
同じ距離のゴールドジュニアでは、3番手から踏ん張って2着。
1着3着馬は遠征の兵庫勢で、地元の意地を見せてくれましたね。
スプリングカップは中団から見せ場なく8着に終わりましたが、前走は地元のマイル戦に戻って完勝。
この舞台ならば、大崩れはないと考えます。
ここ2戦は牡馬混合の重賞で苦戦しているビックバレリーナですが、ライデンリーダー記念と梅桜賞で続けて2着に頑張った実績馬。
強力な同型がいますが、ある程度先行して流れに乗れれば巻き返し可能ではないでしょうか。
タッチウェーブは初の重賞挑戦、逃げ馬で大外枠という厳しい条件ですが、自力は高いと思うので、このメンバー相手にどんなレースを見せてくれるか注目しています。
◎4、エイシンハルニレ
○8、オーシャンスカイ
▲1、ダルマワンサ
△9、ビックバレリーナ
△10、タッチウェーブ