*16日名古屋 第10R『若草賞』 1400m 16:20発走*
さあ今年もグランダム・ジャパンが開幕します!
まずこのレースから3歳シーズンがスタート。
全国交流戦ということで、浦和、兵庫、高知、佐賀から参戦があり、
圧倒的な存在が見当たらず、どの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成です。
本命にしたのは、地元名古屋のカツゲキマドンナです。
門別では1勝のみでしたが、名古屋に移籍後才能が開花。
園田クイーンセレクションでは、好位追走から直線渋太く伸びて重賞初制覇。
続く梅桜賞ではいいところがなかったけれど、前走のスプリングカップでは長くいい脚を使って2着に食い込みました。
距離は現状1400~1600辺りが良さそうだし、スムーズに流れに乗れれば最後まで伸びてくれる馬。
この舞台は大崩れがなく、ここも安定して力を発揮してくれるのでは。
対抗は前走移籍初戦をぶっちぎったショルト。
JRA未勝利から転厩してきましたが、もともと新馬戦4着だった素質馬です。
3歳5組では力がまったく違い、逃げて後続を大差突き放す圧勝でした。
ここは一気に相手が強くなりますが、どこまで戦えるか楽しみです。
4戦連続2着に泣いているスターレーン。
重賞を勝ち切れていませんが、安定感は一番でしょう。
前走の梅桜賞は金沢のヤマミダンスには離されたものの、カツゲキマドンナや今回出走メンバーを寄せ付けず2着を確保しました。
先行できる脚があるので、どんな展開にも対応可能。
ここも上位争いしてくれると考えます。
スプリングカップを逃げ切ったメモリーミラクル、新春ペガサスカップを勝ったクインザドリーム、兵庫からの遠征馬チョウキャプテンまで。
◎6、カツゲキマドンナ
〇8、ショルト
▲12、スターレーン
△4、メモリーミラクル
△1、クインザドリーム
☆7、チョウキャプテン
*15日船橋 第11R『ダイオライト記念』 2400m 20:10発走*
2年連続ダイオライト記念を勝っているクリソライトからいきます。
ダイオライト記念といえば、クリソライト!というくらい定着している印象です。
船橋はとにかく得意で、特に距離の長いこのレースはぴったり。
一時期に比べると、GIでは厳しくなってしまいましたが、昨年もコリアカップを圧勝し、浦和記念でも好位からのロングスパートで2着を確保しています。
陣営もここを狙ってローテーションを組んで来ているし、今年も好勝負必至でしょう。
対抗は迷った末に、今回が初地方、初重賞のマイネルトゥランにしました。
2勝目を挙げるまでにかなり時間が掛かりましたが、今年に入って3連勝していよいよ本格化しましたね。
前走の準オープンでは、スムーズに2番手につけると直線しっかり伸びて勝ち切りました。
昇級戦でしたがまったく危なげがなかったし、とても上手なレースを見せてくれましたね。
初の地方とはいえ、先行力があるので臨むところではないでしょうか。
一気の相手強化ですが、どこまで戦えるか楽しみです。
ユーロビートは昨年のこのレースで3着に食い込み、改めて力を証明してくれました。
一昨年のマーキュリーカップ制覇後はなかなか勝ち切れませんでしたが、昨年秋の東京記念で久しぶりの勝利を挙げると、前走の金盃でも直線抜け出す強い競馬で重賞4勝目を挙げました。
現在の状態は、昨年以上と考えます。
JRA勢とも互角に戦える馬なので、上位争いを期待しています。
先行力のあるマイネルバイカ、末脚光るグレナディアーズまで。
◎3、クリソライト
〇14、マイネルトゥラン
▲12、ユーロビート
△8、マイネルバイカ
△2、グレナディアーズ
*14日高知 第5R『黒船賞』 1400m 17:00発走*
本命にしたのはニシケンモノノフです。
昨年のこのレースは積極的なレースを展開してダノンレジェンドの2着に入りました。
その後はプロキオンS2着、カペラS2着などで存在感を示し、これまでよりももう一段階強くなった印象です。
特に圧巻だったのは兵庫ゴールドトロフィー。
2番手から早め先頭という、これまで以上に積極的なレースをして、2歳時以来のタイトルを掴みました。
根岸SやフェブラリーSでも見せ場十分の5着にがんばっているし、この舞台、このメンバーならば上位争いは確実でしょう。
対抗は、これが初めての地方ダートグレード挑戦となるブラゾンドゥリス。
昨秋にオープンに昇格し、惜しいレースを続けてきましたが、前走のバレンタインSで初のオープン勝ち。
好スタートを決めて持ったまま好位につけ、追い出してからはじわじわと伸びて半馬身差で勝利しました。
初めての超小回りですが、持ったまま前につけられるダッシュ力は大きな魅力。
末脚も切れるというよりは長くいい脚を使うタイプで、地方ダートはもってこいだと考えます。
今年10歳になったドリームバレンチノにも注目しています。
一時期は年齢による衰えを感じるような成績でしたが、常に重い斤量で、常に安定して馬券圏内に絡む活躍をしてきました。
9月の東京盃では直線で鋭く伸びての差し切り勝ち。古豪健在をアピールしました。
前走もニシケンモノノフのクビ差2着に健闘しているし、黒船賞は2着2回4着1回と常に上位争いをしてきたレース。
10歳で59キロと厳しい条件ではあるものの、この馬ならば好レースをしてくれるのでは。
先行力のあるグレイスフルリープ、オープン2勝のキングズガードまで。
◎3、ニシケンモノノフ
〇12、ブラゾンドゥリス
▲10、ドリームバレンチノ
△6、グレイスフルリープ
△9、キングズガード
*2日園田 第10R『六甲盃』 2400m 15:55発走*
本命にしたのは名古屋からの遠征馬カツゲキキトキトです。
昨年末の名古屋グランプリでは長くいい脚を使って、アムールブリエ、ケイティブレイブに続く3着に大健闘。
前走の佐賀記念でも好位から攻めの競馬を展開し、勝ったロンドンタウンには離されたものの、タムロミラクル、ストロングサウザーといったJRA勢に食い下がって4着に入りました。
まだ4歳で伸びしろがある中での大活躍で、地方馬同士であれば、もう負けられない存在です。
園田は意外にも初お目見えですが、これだけ遠征して結果も出しているのでまったく心配なし。
ここは強い勝ち方で圧倒して欲しいです。
対抗は地元兵庫のアクロマティック。
昨年は新春賞、梅見月杯、名港盃と重賞3勝を挙げ、実力は折り紙付きです。
本命にしてもいいくらいの存在ですが、
が、しかし。。
下原騎手曰く「かなり乗り難しい」んだそう。
ここ最近勝ち切れないのは、その辺りが影響しているのではと思います。
自分の力を発揮できれば相当強い馬なので、あとは自分自身との戦いです。
同じく地元兵庫のエイシンニシパにも注目。
兵庫ダービーは2着だったものの、MRO金賞、岐阜金賞と3歳重賞を2勝しました。
明け4歳になって挑んだお正月の新春賞では、4番手追走から自分から動く積極的なレースを展開し、最後はタガノトリオンフに猛追されたものの、ハナ差凌いで古馬重賞初制覇。
距離が延びることもマイナスには感じないし、これから兵庫を代表する1頭になってくれると思います。
逃げて2連勝中のアサクサセーラ、安定感が光るキングブラーボまで。
◎3、カツゲキキトキト
〇6、アクロマティック
▲5、エイシンニシパ
△7、アサクサセーラ
△12、キングブラーボ
*1日川崎 第11R『エンプレス杯』 2100m 16:30発走*
ここは前走『TCK女王盃』の1,2着馬が再度好走してくれると思っています。
まずワンミリオンスですが、初めてのダートグレード、初めての地方場所、初めての1800mと初めてずくしでしたが、コーナーをロスなく立ち回って、直線内から力強く伸びて勝利しました。
一番心配していたのは距離でしたが、まったく問題なかったですね。
牝馬の割に堂々としていて物おじしない性格で、輸送などもあまり気にならないそうです。
レースが上手だし、調整もしやすいタイプということで、これから長く牝馬のダートグレード戦線を引っ張って行ってくれるでしょう。
リンダリンダは2着に負けはしたものの、レースVTRを見れば見るほど強い内容だったな~と感心します。
スローだったとはいえ、終始バツグンの手ごたえだったし、4コーナーでは押し出される形で早め先頭になりました。
最後はワンミリオンスとともに伸びて来たホワイトフーガに飲まれるかと思いきや、そこから踏ん張って2着を確保。
ダートグレードでも十分戦える力を見せてくれましたね。
ワンミリオンスは強敵ですが、2100mのこの舞台ならば逆転も夢ではないと思います。
今回はメンバー的に2強と考えていますが、ワンミリオンス以外の中央勢は一長一短で読みが難しい感じ...
その中から3番手評価にしたのはヴィータアレグリアです。
ここ2戦の走りを見るとちょっと狙いずらいのですが、マリーンカップを勝っているように力はある馬です。
昨年のエンプレス杯では、最後アムールブリエに迫る末脚を見せて2着に健闘しました。
鞍上は地方断トツリーディングの森泰斗騎手だし、この舞台で巻き返しを期待します。
前走で1000万条件を勝ったブランシェクール、レディスプレリュードで大金星を挙げたタマノブリュネット、関東オークスを圧勝しているタイニーダンサーまで。
◎9、ワンミリオンス
〇11、リンダリンダ
▲4、ヴィータアレグリア
△1、ブランシェクール
△2、タマノブリュネット
☆12、タイニーダンサー