今年も始まりました!スーパースプリントシリーズ!!
1000m以下の距離で、トライアル4戦、ファイナル1戦の合計5戦で戦うこのシリーズ。
これまでは笠松のラブミーチャンが3連覇を果たしていましたが、ラブミーチャンが引退した今、新たなスプリント王に輝くのはどの馬でしょうか。
先週の木曜日に、南関東ブロックの戦いである『川崎スパーキングスプリント』が終了。
ユーリカが見事1番人気に応え、レコードタイムで勝利しました☆
明日は、近畿・四国・九州ブロックの戦い、『園田FCスプリント』です!!
*19日園田 第10R『園田FCスプリント』 820m 15:55発走*
今年は高知のファイアーフロートに注目しています。
昨年のこのレースは、致命的とも思える出遅れから、短い直線で巻き返して3着という驚異的な走りを見せてくれました。
もともとスタートに不安のある馬ではないので、この出遅れは本当にたまたまと考えていいでしょう。
このメンバーに入ると、これまで戦って来た相手が違います。
エプソムアーロンが参戦しないここは、ぜひとも勝って欲しいです!
対抗は高知のディープハント。
もともと船橋で頑張っていた馬で、とにかく船橋の1000mでは部類の強さを誇りました。
昨年のファイナル『習志野きらっとスプリント』では、ラブミーチャンの2着ですから、今年もファイナルに向けての活躍が期待されます。
高知に移籍してから3戦も、2勝3着1回という好成績。
今の高知はかなり層が厚いですから、そのメンバーでこの数字はさすがです。
地元メンバーは勝ったり負けたりの感じで、浮上するには展開がカギとなりそう。
大井から移籍して来たスターボードは、とにかくスピードがある馬。
切れというよりは、ワンペースで渋太く粘るという印象で、本来の調子が戻ればここでも十分戦えると思います。
佐賀代表のエスワンプリンスも、勝てるだけの能力を持っていると思うのですが、ここ最近はいい時の走りが見られず...。
こちらも復調待ちといった状況です。
◎4、ファイアーフロート
〇11、ディープハント
▲10、スターボード
△5、エスワンプリンス
今日は金沢競馬場にて、伝統の一戦『百万石賞』が行われます!
*15日金沢 第10R『百万石賞』 2300m 17:30*
2300mということで、1コーナーのポケットからスタートして、丸々2周走るこのコース。小回りコーナーを7回通過しますから、距離が長いとはいえ、ある程度の位置にいないと追い上げるのは難しいコースです。
今年の注目は、なんといっても復活したナムラダイキチでしょう。
前走は、骨折休養明けの11か月振りの実戦で、‐15キロと体も大きく減っていました。
さすがに少し不安を覚えましたが、レースが始まったら、好スタートからそのままハナに行って、道中もバツグンの手応え。他の馬たちとはスピードが違うといった走りで、ほとんど追うところなく圧勝でした。
やはり地元勢では、全く太刀打ちできない強さです。
昨年のJBCに出られなかったことは本当に残念ですが、こうやってまた強いダイキチを見ることが出来て、本当に嬉しく思います!
今回も前回と同じようなメンバー構成で、ダイキチがどれだけ強いレースをしてくれるか楽しみです♪
対抗は、JRA5勝のオープンからやって来たセイカアレグロ。
昨年金沢に移籍して来ましたが、徐々に本領を発揮して、ここに来てもう一段階アップしている印象です。
前々走ではナムラダイキチに離されたものの2着だったし、前走は内からハナに行く展開から、ジャングルスマイルに早めに並ばれる厳しい展開となりましたが、それでも直線で突き放して最後は流す余裕もありました。
このメンバーならば、常に2番手の強さを発揮出来ると思います。
マイネルリボーンは、なかなか勝ち切れないレースが続きますが、安定して走れる馬です。
中団からでも競馬が出来るし、メンバーによっては前にも行ける自在性を持っています。
ここ最近は4戦連続で馬券に絡む安定ぶり。
メンバーは強いですが、渋太い脚で今回も頑張ってくれるのでは。
◎9、ナムラダイキチ
〇1、セイカアレグロ
▲5、マイネルリボーン
△10、ハイタッチ
△6、シーズザゴールド
昨日の川崎競馬場は、エスメラルディーナがとにかく強かったですね!
内からジワッと先手を奪うと、馬体を併せられる場面もありましたが、直線に入った時には独走態勢。結局7馬身離しての圧勝劇でした。
さらに、2着には兵庫のトーコーニーケが頑張りました!
トップスタートから好位内で我慢して、最後まで渋太く粘って2着を確保。
エスメラルディーナには離されたものの、他のJRA勢には負けませんでしたからね。
これで、グランダム・ジャパン3歳シーズンは、45ポイントを獲得したトーコーニーケが女王になりました。
地方競馬同士だけでなく、ダートグレードに入っても2着というのは、本当にすごいことです。今後は全国的な活躍が期待出来そうですね☆
今週は、2日連続のダートグレード開催です。
今日は門別競馬場で、『北海道スプリントカップ』が行われます。
*12日門別 第11R『北海道スプリントカップ』 1200m 20:05発走*
なかなかに難解なメンバー構成になりましたが。。
本命にしたのは、セレスハントです。
ここ最近の成績を見るとイマイチなのですが、門別の1200mは本当に強いレースをしてくれます。
一昨年は内から、昨年は外から伸びて来て、どちらも圧倒的なレースぶり。
強い時のレースとそうじゃない時のレースの差が激しい馬で、強い時には本当に強い。
この時期、そしてこの馬場での復活を期待しています。
対抗はセイクリムズン。
勝ち切れないレースが続きますが、どのコース、どの距離でも安定して馬券に絡んでくれるのはさすが。
前は掛かるところがありましたが、今ではハナを切って行けるほど落ち着きも出て、レースの幅が広がりました。
門別は意外にも初めてですが、これまでの経験から全く問題ないでしょう。
1200mも守備範囲で、ここも大崩しないと思います。
高松宮記念2着の実績が光るスノードラゴンは、やはり能力で考えたら1番手ではないでしょうか。
ただ、地方の中でも広い盛岡で4着に負けており、もっと広いコースの方が、この馬の力が生きそうです。
ただし、門別は地方の中でもコーナーがゆったりで直線も長いですから、十分差し脚が届く可能性も。
◎2、セレスハント
〇1、セイクリムズン
▲7、スノードラゴン
△14、アドマイヤサガス
△11、アウヤンテプイ
昨日の園田競馬場『兵庫ダービー』は、トーコーガイアが人気に応えて圧勝でしたね。
トーコーポセイドンが勢いを付けてハナを奪うと、ピッタリと2番手に付けたトーコーガイア。3,4コーナーで早め先頭を奪うと、直線も突き放す強いレースぶりでダービー馬に輝きました☆
トーコーポセイドンとの同厩舎対決に注目していましたが、容赦なく早めに攻めていった木村騎手の騎乗ぶりはアッパレ。
5か月ぶりの休み明け、さらに苦しい展開になってしまったポセイドンも、最後までよく踏ん張っていました。
今回はガイアに軍配が上がりましたが、これで決着がついたわけではないので、今後の再戦に注目したいです。
さあ今日はいよいよ最終戦!『東海ダービー』です。
*6日名古屋 第12R『東海ダービー』 1900m 17:10発走*
ここまで東海地区を引っ張って来たリーダーズボードがいないので、一転混戦ムードになりましたが、本命にしたのは金沢のケージーキンカメです。
対戦比較が難しいですが、金沢に移籍してから圧倒的な力の差で5連勝を続けている馬。
前走も大差で圧勝と、地元金沢ではすでに敵なしの強さです。
雨により、前有利のスピード馬場になりそうですから、この馬にとってはもってこいの条件。
名古屋の大将がいない今回は、大きなチャンスではないでしょうか。
対抗は、名古屋のドクターナイーヴ。
前走はリーダーズボードに負けはしたものの、好位からしっかりと粘って2着を確保。
この世代トップクラスの力を証明しました。
リーダーズボードがいない今回は、名古屋の総大将として頑張って欲しいです。
◎9、ケージーキンカメ
〇10、ドクターナイーヴ
▲12、ホウライナデシコ
△3、ピースフルリバティ
ダービーウイーク2014、いよいよ後半戦に突入しました。
昨日は大井競馬場で『東京ダービー』が行われ、圧倒的な1番人気に推されたハッピースプリントが快勝!
レース後のインタビューで涙を流した吉原騎手の姿が、とても印象的でした。
ハッピースプリントの背中からスタンドに一礼する吉原騎手
吉原寛人騎手
「自分でもびっくりするくらい涙が出て来ますね...。本当に感謝しています。それだけです。
勝つことが出来て、今はホッとしています。ダービーはやっぱり特別なので、プレッシャーを感じていました。
でも、跨ってしまえば安心させてくれる馬なので。だから、レース前が大変でしたね。
今日は次のジャパンダートダービーを見据えて、馬に対して少し負荷をかけるレースをしました。前2頭速い馬がいて、3番手に付けた時には『これなら』と思いました。
道中はバツグンの手応えだったし、ゴーサインを出すとよく伸びてくれて、並ぶ間もなく交わしてくれました。
夢のダービージョッキーになることが出来て、本当に嬉しいです。南関東所属以外の騎手として、初めて東京ダービーを勝たせていただきましたが、時代の流れで交流が盛んになって、自分が最初に勝てたというのも嬉しいですね。
通常の規定では、ダートグレードでは他地区の騎手がスポット参戦出来ないんですけど、今回はレース前に大井競馬場から、『二冠馬に騎乗した騎手に限りその馬に騎乗することが出来る』という特別ルールを作っていただきました。
お蔭でジャパンダートダービーにも騎乗出来ることになりましたし、これはもう絶対に勝たないと!と思いました。
たくさんの方々のお蔭で、ダービージョッキーになることが出来ました。本当にありがとうございました!!」
口取り写真(たくさんの関係者の皆様がいらっしゃいましたが、全員の方の姿が写っておらず申し訳ありません...)
森下淳平調教師
「ホッとしました。勝たなければいけない馬だったので、プレッシャーを感じていました。オーナー、スタッフ、そして馬にも感謝しています。
羽田盃の後に疲れがあって、本当だったらもう少し負荷を掛けたかったんですけど、その分少し不安な気持ちがありました。
パドックではいつもより落ち着いていて、ジョッキーが乗ってからはいつも通り気合が乗ってていい雰囲気でした。先ほども言いましたけれど、少し不安な気持ちもあったので、レース中はゆっくりと見る余裕がなかったです。
でも、直線もしっかりと伸びてくれましたし、次が楽しみになるレースを見せてくれましたね。
次のジャパンダートダービーは、もっと安心出来るように仕上げたいです。
次はJRAの馬たちが相手ですから、より強いハッピーが見せられるように頑張ります!
吉原騎手は、プーラヴィーダの2着の時(2012年、勝ったのは同じ森下厩舎のプレティオラス)に悔しい想いをしていて、その時に必ずチャンスを作ると約束していました。その約束を果たすことが出来て、とても嬉しいです。正直、ウルッと来ましたね」
当初は東京ダービーまでということで大井にやって来たハッピースプリント。
ここを圧勝したことで、次なる目標ジャパンダートダービーも同じチームで挑戦することになりました。
このまま無事に、三冠獲りを目指して欲しいですね!!
さあ、今日は園田競馬場にて『兵庫ダービー』です。
*5日園田 第10R『兵庫ダービー』 1870m 15:55発走*
ここは何といってもトーコーポセイドン VS トーコーガイアの吉行厩舎2頭に注目しています。
どちらも相当能力高いですが、今回は一度使っているガイアを本命にします。
前走の復帰戦は、ゴーサインが出てからの反応が少し鈍かったですが、一度使った効果で本来の闘争心が蘇ってくれれば。
ポセイドンは大型馬だけに、約5か月ぶりというのを考慮して対抗評価。
大きなストライドで力強く走る馬で、さらにスピードもあります。
これからの園田を引っ張って行くであろう2頭の激突。
ダービー馬の称号を手にするのは、どの馬でしょうか♪
◎6、トーコーガイア
〇8、トーコーポセイドン
▲1、二ホンカイセーラ
△2、エイシンナカヤマ