19日、佐賀競馬場で行われたSJT最終決戦!
12名のトップジョッキーたちが熱い戦いを繰り広げました!!
後列左から、
五十嵐冬樹騎手・北海道 村上忍騎手・岩手 森泰斗騎手・船橋 戸崎圭太騎手・大井 真島大輔騎手・大井 吉田晃浩騎手・金沢
前列左から、
戸部尚実騎手・愛知 尾島徹騎手・笠松 三村展久騎手・福山 岡田祥嗣騎手・ワイルドカード優勝・福山 赤岡修次騎手・高知 山口勲騎手・佐賀
今年は高知のワイルドカードから始まって、第1ステージの大井で戦い、上位12名が決まりました!
そしてここまでの成績は、
1位:山口勲騎手 33P
2位:戸崎圭太騎手 25P
3位:三村展久騎手 21P
4位:森泰斗騎手 18P
5位:五十嵐冬樹騎手 18P
6位:戸部尚美騎手 17P
7位:吉田晃浩騎手 12P
8位:岡田祥嗣騎手 12P
9位:尾島徹騎手 8P
10位:赤岡修次騎手 7P
11位:真島大輔騎手 6P
12位:村上忍騎手 6P
となっています。
第1戦は、外枠から真島騎手・三村騎手が積極的に引っ張る展開に。
真島騎手は地元佐賀出身ですから、特別な想いでの騎乗となったのではないでしょうか。
1番人気馬に騎乗の戸部騎手が3番手、内に山口騎手が続きます。
4コーナーで三村騎手がハナに立つと、外から戸部騎手が馬体を併せる形に。
2頭の激しい叩き合いは、ゴール前に戸部騎手がクビ差でねじ伏せました。
なんとしても勝ちたいという2人の騎手のぶつかり合い、本当に見ごたえがありました。
こうなるともう、直線が長いとか短いとか関係ないですね。
気迫がほとばしっていて、とてもいいレースでした。
1着:戸部尚実騎手
2着:三村展久騎手
3着:村上忍騎手
4着:赤岡修次騎手
5着:山口勲騎手
最終戦を残して、ここで上位のポイントは...
1位:山口勲騎手 43P
2位:戸部尚実騎手 37P
3位:三村展久騎手 36P
4位:戸崎圭太騎手 26P
5位:五十嵐冬樹騎手 21P
5着に入った山口騎手が依然トップ、勝った戸部騎手が一気に2位へ。
2位だった戸崎騎手は11着で1ポイントしかプラス出来ませんでした。
最終戦は、じわっと戸崎騎手がハナへ、1800mということで落ち着いた流れで進みます。
2周目の向正面に入ると、後続馬の手が動き出して隊列が詰まって来ましたが、戸崎騎手は持ったままで手ごたえ抜群の様子。
3コーナー手前で内から動いたのが五十嵐騎手。戸崎騎手の内から馬体を並べ、先頭を行く2頭が後続を突き離しました。
直線を向いた所で戸崎騎手が追い出すと、グングン五十嵐騎手を突き離してゴールへ。
2着は粘った五十嵐騎手、3着は追い上げた吉田騎手でした。
1着:戸崎圭太騎手
2着:五十嵐冬樹騎手
3着:吉田晃浩騎手
4着:森泰斗騎手
5着:三村展久騎手
暫定1位だった山口騎手は7着という成績。
ポイントを加算した結果、上位結果はこちらです↓
1位:山口勲騎手 47P
2位:戸崎圭太騎手 46P
3位:三村展久騎手 46P
ということで、大接戦の結果、暫定1位だった山口勲騎手が逃げ切りVを飾りました☆
昨年は第1ステージの川崎で結果を出せず、第2ステージに進むことが出来ませんでしたが、今年は見事その無念を晴らしましたね。
2位戸崎騎手、3位三村騎手にとってはわずか1ポイント差という本当に惜しい内容でした。
まだまだ若いお2人ですから、次のチャンスをぜひとも掴んで欲しいです!!
今年のSJTも、大接戦の決着で本当にわくわくさせてくれました。
やはりWSJSへのたった一枚の切符を懸けた戦いというのは、いつも以上に熱が入ります。
この戦いを制した山口騎手が、本番でどんな騎乗を見せてくれるか楽しみですね。
WSJSは、11月24日・25日、東京競馬場で行われます!!