12月3日&4日、阪神競馬場にてワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)が開催されました!
今年の地方代表は、スーパージョッキーズトライアル(SJT)で権利を勝ち取った、金沢の吉原寛人騎手☆
初のWSJSの舞台で、魅せてくれましたよ~。
まずはエキストラ騎乗の成績から。
(3日)
1R ドラゴンフライ 10人気 11着
2R リアライズナマステ 2人気 12着
3R キクノレイ 13人気 14着
5R ダディーズクール 5人気 4着
7R マイティージュニア 5人気 4着
8R エーシングレーソロ 7人気 2着
9R クリノカリスマ 16人気 9着
(4日)
2R チェリム 12人気 11着
3R ボーイフレンド 10人気 2着
7R ライブインベガス 6人気 6着
8R エイシンフルハート 8人気 12着
11騎乗2着2回。どちらも人気薄で穴を開けた形です。
ほとんどのレースで人気以上の着順に来ているように、勝ち星こそなかったものの、期待以上の好成績と言えます。
そして、本番のWSJS。
初戦でいきなりやってくれました!
第1戦『ゴールデンサドルトロフィー』では6人気【オーセロワ】に騎乗して、積極的に逃げる展開。
4コーナーで後ろが迫って来ましたが、直線渋太く粘って勝利!!
ゴール前ではガッツポーズも飛び出しました。
続く第2戦『ゴールデンブライドルトロフィー』は1番人気【レーザーバレット】に騎乗。
ここは落ち着いた騎乗で後方から差し切っての余裕の勝利。
管理する萩原調教師は、
「早い時期の海外遠征を経験して、大きな成長を見せてくれました。
強いレースだったし、この先も本当に楽しみです」
と仰るように、期待の高い素質馬を任され、きっちりと勝って大役を果たしました。
WSJSの舞台で2連勝☆☆
これはもう、優勝しかないっ!!!
と思ったんですが、続く4日。第3戦『ゴールデンブーツトロフィー』、第4戦『ゴールデンホイップトロフィー』ともに13着。
最後の最後で、アイルランドの名手ジョン・ムルタ騎手に抜かれて総合2位!!
2位でも十分すごいんですけど...
夢を見てしまったばっかりに、残念な気持ちが大きかったのが本音です。。
吉原寛人騎手
「正直、2位は悔しかったですね。土曜日に夢を見てしまったので...。
でも、また優勝という目標が出来て良かったとも思ってます。今は気持ちもいい方向に向いてますよ。
金沢から応援バスツアーでファンの方がたくさん応援に来てくれました。パドックなんかでもたくさん声援を送ってくれて。
地元の期待を背負って挑んだので、その期待に応えられたかなと思ってます。
それに、僕は地方競馬の代表として参加してますから、地方のみんなの気持ちも背負ってるつもりでした。
勝つことが出来たので、責務は果たせたのかな。
今回は金曜日にパーティーもあって、JRAのジョッキーたちと色々話したり、今までない経験をさせてもらいました。
やっぱり、1つ勝ってからは周りの反応も違いましたね。そういうところは同じ競馬だなって思いました。
前日はよく眠れたんですけど、土曜の夜は9鞍乗ったこともあったし、気持ちも上がってて、体が火照っちゃってなかなか寝付けませんでした(苦笑)。でも普段は朝3時から仕事してるくらいなんで、特に影響はなかったです。
本当に、夢の2日間でした。
天国と地獄を一気に味わいましたね(笑)。
色んな経験を積めて、本当によかったです。
金沢のシーズンオフには、今年も南関東で限定騎乗をするので、昨年よりも勝ち星を挙げたいです!
まだ南では重賞を勝ってないので、大きなところを勝ってアピールしたいです!!」
大きな大きな経験を積んで、さらなる進化を遂げた吉原寛人騎手。
地元金沢では今年も断トツのリーディング☆
年明けからの南関東参戦も楽しみです!