平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!ここまでは、『ドバイワールドカップ』当日をレポートしてきましたが、【其の四】ではレース以外の出来事をご紹介します。
23日(水)に羽田空港を出発し、関西空港経由でドバイに到着。約11時間の空の旅でした。
空港からタクシーで、ドバイワールドカップオフィシャルホテルである[インターコンチネンタル]へ。
フロントで名前を告げると...「あなたキャンセルになってますよ」的なことを言われてしまい、着いて早々一悶着。
拙い英語を駆使して、なんとか宿泊出来ることになりました!
荷物を置いたら、早速メイダン競馬場へ。

翼を広げたようなデザインは盛岡競馬場と似てるけど、とにかく大きな競馬場です!
かなり遠くからじゃないと、全体像は撮れませんでした。

近くで見ると、さらに迫力あります。
左側は、ホテルが併設されているそうですよ。いつか泊まってみたいな~...

コースももちろんドデカイです!

このターフヴィジョン、川崎より大きいのでは?!

外側が芝で、内側がタペタコース。

向正面は遥か遠くて写真に撮れませんでした。。
パラソルの下での朝食会が終わると、関係者のインタビューが始まりました。
日本勢からは角居調教師が登場。

日の丸とHOPEと書かれたポロシャツを着用して、インタビューに挑みました。
角居調教師はじめ関係者はもちろん、マスコミも想いは一つでした。

レース前々日であるこの日は、夕方からアラビアンナイトが開催されました。


色々な催しがありましたが、ヘリからパラシュートで何人も降りてきたのには度肝抜かれました。
ホースショーも様々なものがあって、アクロバット的なものや、火の輪になっている障害を飛ばしたり...
かなり馬と人との信頼関係が強くないと、到底出来ない技ばかり。
馬に携わるものとして、深い感銘を受けました。私もあんな風に、馬たちと接してみたい!!!
最後には、超豪華な打ち上げ花火が何百?発上がり、夜空を彩ってとても華やかでした。
名残惜しかったけれど、次の日は調教見学で朝早いため、途中で帰って来ましたが...
ドバイ1日目にして、かなり濃い内容の時間を過ごすことが出来ました。
2日目は、早朝から競馬場へ。
日本の馬たちの、レース前最後の調教を見学しました。
朝靄で全然見えなかったんですけど...
【ブエナビスタ】

【ヴィクトワールピサ】&【ルーラーシップ】

【トランセンド】

【レーザーバレット】はこの日馬場入りしなかったので、姿を見ることは出来ませんでしたが、日本馬たちの順調な調整ぶりを見ることが出来て、レースがさらに楽しみになったのでした。