内田利雄騎手、9日に釜山キョンナム競馬場1Rで勝利を挙げ、海外通算100勝を達成しました!
97勝で年を越して、2011年の開幕日である7日に2勝、そして2日目の9日1Rで達成してしまうという...まさに神業☆
現在釜山で騎乗している日本の騎手は、名古屋の宮下瞳騎手・JRAの青木芳之騎手の3名です。
内田騎手を囲んで、素敵な笑顔ですね♪
写真は井上オークス氏に送っていただきました。
内田騎手は、もともと宇都宮所属。
北関東同士で交流が盛んだったので、よく同じレースに騎乗してました。
内田騎手の凄いところはたくさんありますが、その中でも私が1番凄いと感じているのは、絶妙なペース配分です。
何気なく前に行って、何気なく残ってしまう。
横で見ていると、もう手応えがなさそうなのに、それでも残ってしまうんですよ。
内田騎手は、どちらかというと豪腕というタイプではないと思います。
でも、最後まで馬が持ってしまうんです。
なぜだろう...と思って一度聞いたことがありますが、もちろん秘密は教えていただけませんでした。
間近で見ても、内田騎手のミラクル騎乗の謎は解けませんでした。
北関東廃止後は、地方競馬初で唯一の、全国をさすらうジョッキー生活に入りました。
2,3ヶ月ごとに競馬場が変わるというのは、本当に大変なことです。
その土地土地で競馬は全く違うし、人にも慣れなきゃいけません。何より、いつも地元の騎手に依頼していた馬を、2,3ヶ月しかいない騎手に依頼するというのは、簡単なことではありません。
レースで結果を出して、初めて信頼してもらえる...その繰り返しですからね。
技術はもちろんですが、内田騎手の人柄だからこそ出来ることだと思います。
海外100勝達成、本当におめでとうございます。
これからも、他の人には真似の出来ない活躍を期待しています。
あと...パドックでの流し目も☆