18日船橋競馬場で、2歳重賞『平和賞』が行なわれました!
北海道から4頭の馬たちが参戦して、勝ったのは1番人気【ナンテカ】。
2着も【ナンテカ】と同じ角川秀樹厩舎の【ブンブイチドウ】という結果でした!
【ナンテカ】に騎乗した、武豊騎手のコメント
「スタートがすごく速くて、すんなりと2番手につけられました。逃げていた馬が少し外に膨れていたので、向正面で早めに抜いて先頭に立ちました。
この馬自身も3,4コーナーで少し外に行きたがって走りずらそうにしていましたが、直線を向いたらまたエンジンがかかりましたね。
乗り味もいいし、この後も楽しみです!」
担当の、畠中久幸厩務員
「いつもナイターのレースだったので、こんな早い時間に走るのは初めてでした。
そのせいか気合が乗ってしまって、パドックはしばらく元気良くて大丈夫かな...と心配していたんです。でも歩いているうちに落ち着いてくれました。
それでまたゲート裏ですごいイレ込んでしまったんですが、レースは全く問題なかったですね。
普段は大人しくて扱いやすい馬なんです。
次は川崎の全日本2歳優駿を目指すことになりますが、自厩舎にビッグバンという強い馬がいますからね。
まだ1度も対戦したことがないので、ここを勝ったことで、ビッグバンに挑戦状を叩きつけられたかなと思ってます。
厩舎内で、いいライバル同士ですよ。スピードでは負けないと思うので、次も頑張りたいですね」
2着【ブンブイチドウ】
騎乗した内田博幸騎手のコメント
「スタートは良かったんだけど、そこから進んでいかなくなっちゃったよ...
もう道中は追いっぱなし。
でも最後はいい脚を使って伸びてくれましたね」
2頭を管理する角川秀樹調教師のコメント
「ナンテカは本当にレースセンスが良くて、好位にスンナリつけて最後も脚を使ってくれる。
能力的にはブンブイチドウの方が上なんじゃないかって思ってるんですけど、やはり器用さがない分、小回りのコースでは分が悪いですね。
次走はビッグバンも入れて、3頭で川崎の全日本2歳優駿を目指します。
今日走った2頭はこのまま北海道には帰らずに、川崎で調整する予定です」
ダートグレードである『エーデルワイス賞』を勝った【オノユウ】、『北海道2歳優駿』を勝った【ビッグバン】、そして『鎌倉記念』『平和賞』と南関東重賞連勝の【ナンテカ】、重賞勝ちこそないものの、常に上位争いに食い込む【ブンブイチドウ】...
角川厩舎の勢いは止まりません!
来月の『全日本2歳優駿』、中央・地方の強豪相手にどんな戦いを見せてくれるのか、期待しています♪
そして、『平和賞』が行なわれた18日、地方競馬を代表する名馬【アジュディミツオー】の引退式が行なわれました!
ダートグレード5勝、あの【カネヒキリ】を倒した『帝王賞』は、記憶に残るレースでしたよね。
今後は、北海道静内のアロースタッドで種牡馬生活に入ります。
ミツオーの子供たちに会える日を楽しみに待ちたいですね☆
ついに、今年もLJSが開幕しました~!!!
昨日の水沢競馬場は、前日から降り続く冷たい雨にも負けず、熱い熱い戦いが繰り広げられましたよ☆
まずは騎手紹介セレモニー
MC担当は、岩手のアイドル・ふじポンさんと、岩手所属の皆川麻由美騎手!
2人の掛け合いで、面白おかしくジョッキーたちを紹介して行きました♪
この日エキストラ騎乗をしたのは、
4,5レースの平山真希騎手と
8レースの別府真衣騎手。
なんとなんと...8レースは華麗な逃げ切り勝ちでした☆
しびれたわ~
馬主、調教師、厩務員さんともに、真衣ちゃんの騎乗をすごく褒めていましたよ。
そしていよいよ本番の、レディースジョッキーズシリーズ開幕戦。
『LJS2009第1戦女性騎手の祭典開幕賞』
大外枠に入った山本茜騎手がロケットスタートを決めて、すんなりと先頭に立つと、あとはもう圧倒的な強さで逃げ切り勝ち☆全く危なげないレースぶりでした。
2着は好位の内で粘った西原玲奈騎手、3着は後方から豪快に追い込んだ池本徳子騎手が入りました!
1着:山本茜騎手
2着:西原玲奈騎手
3着:池本徳子騎手
4着:皆川麻由美騎手
5着:別府真衣騎手
6着:増澤由貴子騎手
7着:森井美香騎手
8着:平山真希騎手
9着:笹木美典騎手
残念ながら、岩永千明騎手が騎乗した【サドラーズアレグロ】は、1コーナーで競走中止となってしまいました。
続いては...『LJS2009第2戦オッズパーク特別』
スタートが切られると、内から山本茜騎手が果敢にハナを主張。しかし外から好スタートの西原騎手も譲らずに、結局西原騎手が先頭へ。
気持ち良さそうにスイスイと逃げて行きます。
3,4コーナーでは、山本茜騎手の馬の手応えが怪しくなって来て、後続が一気に迫ります。
激しい直線の攻防戦を1/2馬身凌いで、西原騎手がレディース競走初勝利を飾りました!
2着は平山真希騎手、3着には岩永千明騎手が頑張りました!
1着:西原玲奈騎手
2着:平山真希騎手
3着:岩永千明騎手
4着:皆川麻由美騎手
5着:池本徳子騎手
6着:笹木美典騎手
7着:山本茜騎手
8着:増澤由貴子騎手
9着:森井美香騎手
10着:別府真衣騎手
そして総合ポイントは...
1位:西原玲奈騎手 35点
2位:山本茜騎手 26点
3位:皆川麻由美騎手 22点
4位:池本徳子騎手 22点
5位:平山真希騎手 20点
6位:岩永千明騎手 16点
7位:増澤由貴子騎手 12点
8位:別府真衣騎手 12点
9位:笹木美典騎手 11点
10位:森井美香騎手 10点
圧倒的な成績で、水沢ラウンド総合優勝を果たした西原玲奈騎手。
「もう、勝てないのかと思ってました...。何年ぶりに勝ったのか、覚えてないですね。
本当に嬉しいです!!
今まで、いい馬に乗せてもらっても結果が出せなくて。
今年は全然レースに乗ってなかったので、お世話になっている馬主さんが、レディースのためにと昨日2鞍乗せてくれたんです。
本当にありがたいです。
今日は、新人ジョッキーのつもりで、思い切って乗りました。
最後の直線は、よく馬が頑張ってくれましたね。ゴールに入った時には何も音が聞こえなくなって、自分と馬だけという感覚でした。
たくさん応援してくれる人たちがいてくれて...
家族にも、早く報告したいです!」
笑顔いっぱいの表情で、話してくれました。
オッズパーク内の特設サイトで、各ジョッキーのコメントなど動画が見れますので、併せてお楽しみ下さい☆
LJS第2戦の舞台は、来週26日(木)の荒尾競馬場です!
前日には前夜祭もありますから、こちらもまた盛り上がること間違いなしです♪
いよいよ、今年もレディースジョッキーズシリーズが開幕します!
日程は...
11月16日(月) 水沢競馬場
11月26日(木) 荒尾競馬場
12月 7日(月) 高知競馬場
いやぁ~楽しみですね♪
今年の出場騎手は、
笹木美典騎手・北海道 皆川麻由美騎手・岩手 平山真希騎手・浦和
山本茜騎手・名古屋 別府真衣騎手・高知 森井美香騎手・高知
池本徳子騎手・福山 岩永千明騎手・荒尾
増沢由貴子騎手・JRA 西原玲奈騎手・JRA
という10名。現在韓国で武者修行中の、宮下瞳騎手が不参加なのは残念だけど...
今年も熱い熱い戦いが期待できそうです!!
まず1番の注目は...
LJS初代女王の、山本茜騎手☆
1年2ヶ月という長い間、ニュージーランドで武者修行して帰って来ました!
2007年のLJSは途中棄権だったため、フル参戦は優勝した時以来です。
今開催の笠松でも勝ち星を量産。絶好調で参戦して来ます。
昨年、念願の総合優勝を果たした別府真衣騎手。
2度の総合2位から、初の優勝を飾りましたが、勝利なしでの総合ポイントで決まった優勝に、少し複雑な様子でした。
「来年は、勝って優勝したい!」と、優勝インタビューで語っていましたから、今年も気合が入ります!
昨年は1ポイント差で惜しくも総合優勝を逃した、JRAの増沢由貴子騎手。
もう本当に悔しそうでした!
「来年こそ、絶対優勝したい」と、初優勝に燃えています。
これまで3年連続総合3位の皆川麻由美騎手。
今年は地元水沢開催がありますからね。
一昨年の、初の水沢でのLJSでは、圧倒的な強さでラウンド優勝☆
今年も再現が見られるでしょうか♪
16日(月)の出走表はこちら
2戦とも、激しい戦いになりそうですね。
当日は私も現地入りして、色々と お手伝い して来ます!
出場ジョッキーたちの写真や動画を撮ったり~
ファンの方々と一緒に、バックヤードツアーをしたり~
ふじポンさんとコラボで「勝ちそー」に出演したり~
このブログでもお伝えして行きますので、楽しみにしてて下さいね♪
さぁ、今年は誰が女王になるでしょうか!!
昨日は名古屋競馬場で、第9回JBCが行なわれました!!!
たっくさんの人で賑わいましたよ♪
まずは『スプリント』からお伝えしていきましょう。
ゲートが開くと...高知の【ポートジェネラル】が好スタートで飛び出して先頭、2番手内に【スーニ】、外に【ビービーガルダン】、その後ろに【リミットレスビッド】【アドマイヤスバル】が続きます。
向正面に入ると【スーニ】が抜群の手応えで先頭に迫り、3,4コーナーの勝負所で先頭。
後ろから【ビービーガルダン】と【アドマイヤスバル】も迫って来ますが、4コーナーでは【ビービーガルダン】が一気に遅れを取ります。
直線では、【スーニ】と【アドマイヤスバル】の一騎打ちになりましたが、その差がなかなか詰まらずに、最後は3/4馬身差で【スーニ】が勝利しました☆
川田将雅騎手のコメント
「1800m戦で我慢することを覚えたし、前走久しぶりの短いレースを使ったので、引っかからないように、次につながるレースをしていたんですが、今日はその成果が出ましたね。
道中は折り合っていたし、少しこの馬にとってペースが遅かったので、早めに抜け出す形になりました。
ただ、3コーナー手前でちょうど落ち着いたところに、後ろから来られたんで、少しエンジンがかかるまで時間がかかって、捉えられそうな形になってしまいました。
でもエンジンがかかったら、素晴らしいスピードを見せてくれたし、見た目よりも楽でしたね。
真面目でとても前向きな子。古馬相手に3歳でよくGⅠを勝ってくれたと思います」
2着【アドマイヤスバル】
勝浦正樹騎手のコメント
「上手く行ったんだけどなぁ~。
久しぶりの1400mでしたが、思ったよりも道中の感じが良かったですね。
一瞬オッ!と思ったんだけど...。
ただ、キレるタイプではなくて長くいい脚を使うので、最後は決め手の差が出ましたね。
いい状態を長くキープしているし、今日も本当に頑張ってくれました。
現状では、もう少し距離が伸びた方が、この馬の良さが活きそうです」
3着は10歳の【リミットレスビッド】が頑張りました!
初のダート挑戦となった【ビービーガルダン】は、勝負所から失速して6着。
安藤勝己騎手のコメント
「スタートしたら、最初のうち滑って走ってました。
もう1コーナーくらいからいつもの手応えじゃなかったね。
上に上に飛んでる感じ。
返し馬は良かったんだけどな~。芝の方が合うんだろうね」
管理する領家調教師
「もう全然行きっぷりが違うね。
これで芝重点に使って行きますよ」
ということでした!
続いては『クラシック』。
こちらはあわや【ヴァーミリアン】がハナか?という瞬間もありましたが、外から【マコトスパルビエロ】が先頭へ。2番手には高知の【スパイナルコード】、その内に【ヴァーミリアン】【ブルーコンコルド】と続きます。
2週目の向正面で、【ワンダースピード】【メイショウトウコン】が先団に取り付きます。
4コーナーを回った時には【マコトスパルビエロ】が先頭、【ワンダースピード】がすぐ外に迫って、【ヴァーミリアン】は出るところがありません...
このまま出られないのか...と思った瞬間、最内をこじ開けて【ヴァーミリアン】が進出。
3頭の激しい叩きあいを、アタマ差で【ヴァーミリアン】が制して3連覇達成です☆
1着【ヴァーミリアン】
石坂正調教師
「手応えは十分あるけど、前に馬がいてしんどいレースでした。
向正面辺りから、まずいな...と思っていたけど、内から出てくるんだから、力をつけてますね。
この後はジャパンカップダート、東京大賞典を目標に調整して行きます。
レースに集中して走ってくれるし、余計なことはしない馬。7歳でも成長し続けてますね。
来年以降のことはオーナーと相談して決めますが、ヴァーミリアンにとって幸せな道を選択してあげたいです」
武豊騎手
「おっさん2人にガッチリ閉められて(笑)。
スタート良かったし、名古屋のコースならハナ切ってもいいかなという気持ちでいました。
もう外に出られそうにないから、最後は内が開くのをずっと狙っていましたね。
一瞬開いた時に一気に入れました。
見ている方がドキドキしたんじゃないかな(笑)。手応えが良かったし、開きさえすれば大丈夫と思ってました。最後は僅差でしたが、余裕がありましたよ。
今回は3連覇達成してくれましたが、今が1番充実していますね。
これでGⅠ8勝目...なかなか出来ることじゃないから、本当に嬉しいです。
年内にあと2回目標に頑張ります」
2着【マコトスパルビエロ】
安藤勝己騎手のコメント
「スタートはちょっとモサッという感じに出たんだけど、エンジンかかったらサーッとスピードに乗ってくれる。
この相手にここまで頑張れるようになって、本当に力をつけてますね。
相手が来るとまた渋太く食い下がってくれましたよ」
3着【ワンダースピード】
小牧太騎手
「ん~メンバーが強いんだね。
あのレースして...いつもだったら、絶対差し切れるのに。
でもジャパンカップダートに向けて、いいレースが出来たと思います」
4着にもJRAの【メイショウトウコン】が頑張り、地方馬最先着は、5着に入った笠松の【マルヨフェニックス】でした。
尾島徹騎手のコメント
「スタートがなぁ~...ここ最近、どうしても上手く出れなくて...
でもレースとしては、早めに動いて行って勝ちに行くレースをしての結果なので。
こういうレースをしていけば、もっと強くなってくれると思います!」
そして、2度目のJBC挑戦となった山本茜騎手は7着。
昨日も3レースをハナ差で勝利するなど、存在感を放っていました。
地方競馬最大の祭典JBC☆
今年も新たなドラマが生まれましたね。
来年の船橋まで...
また新しいスターが生まれているのか、古豪が力を見せ付けるのか...
楽しみに待ちたいと思います♪
1900mのクラシック☆
JBCクラシック出走表
3連覇がかかる【ヴァーミリアン】に人気が集まりそうですが...
笠松の【マルヨフェニックス】を本命にしました!
昨年の園田『JBCクラシック』では、勝者【ヴァーミリアン】から約2秒の遅れを取りました。
普通なら、巻き返しは不可能...というところですが、あれから【マルヨフェニックス】は、かなり成長したんです!
これまでずっと弱いところがあって、なかなか順調に使い込めずに来ました。
それが、今年に入って解消。特に夏場に乗り込めたのは大きくて、涼しくなっていっそう良くなったそうですよ。
出遅れさえしなければ、1枠に入ったので逃げる展開もあるそうです!
どんなレースをしてくれるのか、とにかく楽しみですね♪
対抗は【マコトスパルビエロ】。
510キロ台の大きな馬で、キレるわけではないけれど、力強いパワー走法で走ります。
ハナに行って逃げ切った『マーキュリーカップ』、番手に控えて差し切った『日本テレビ盃』ともに完勝でしたね。
もともと走る馬でしたが、一線級が相手だと、これまでは着止まりでした。
一皮向けたここは、一気にGI獲ってもおかしくない存在です!
王者【ヴァーミリアン】は、これまで2年連続勝利中で、今年は3連覇がかかります。
『帝王賞』以来の休み明けですが、鉄砲実績はありますからね。
『カネヒキリ』や、超新興勢力の『エスポワールシチー』がいないここは、圧倒的な人気になるのは必至。
3連覇の偉業達成なるでしょうか。
◎1、マルヨフェニックス
○10、マコトスパルビエロ
▲5、ヴァーミリアン
△3、メイショウトウコン
△12、ワンダースピード