さぁ!いよいよ地方競馬最大のお祭り、JBCですよー!!
今年舞台となるのは名古屋競馬場です。2005年、第5回開催以来、2度目の開催となりました♪
まずは『スプリント』から予想して行きたいと思います!
JBCスプリント出走表
昨年の覇者【バンブーエール】が不在なのはとても残念ですが...
芝で活躍している、【ビービーガルダン】が挑戦して来ました!
初ダート、どうなんでしょうかね。
父のチーフベアハートは、芝・ダートともに活躍馬を輩出しています。
川崎の『ロジータ記念』を勝った【マキノチーフ】も産駒ですから、全くこなせないとは思えないんで
すよね。
しかも、すごい雨が降たので、ドロッドロの硬い馬場になる予感...逆に問題ないんじゃないでしょうか。
芝での実績を素直に信じて、本命にします!
対抗は【スーニ】ですね。
3歳の春までは、敵はいないんじゃないか?と思わせるような強さを見せ付けていました。
特に、中山『伏竜S』は圧巻で、59キロを背負って豪快な差し切り勝ちでしたから。
その後は、王者だっただけに一息な競馬に感じましたが、ここ2戦はむしろ安定したイメージ。
前走は1200mで【バンブーエール】相手によく頑張りましたが、今回200m伸びるのはプラスになりそうです。
前走の『白山大賞典』2100mから、いきなりの距離短縮をして来た【アドマイヤスバル】。
前走が強い内容だっただけに、ここも外せないですね。
1400mは実績のある距離だし、今年2月の『フェブラリーS』後はパーフェクト連対中です!
高知から遠征の【ポートジェネラル】は、前走はあきらかに休み明けの印象でした。
本当は二の脚がものすごく速いのに、赤岡騎手が追わないとハナに行けないくらいでしたから。
でも叩いた効果は絶大です!
ポンとハナを切って気持ちよく行ければ、中央馬相手でも頑張ってくれるはず。
◎9、ビービーガルダン
○3、スーニ
▲5、アドマイヤスバル
△6、ポートジェネラル
△12、フジノウェーブ
5/15『黒潮皐月賞』、6/26『高知優駿』、そして10/23『黒潮菊花賞』を制して、見事高知三冠馬に輝いた【グランシング】!
この偉業達成に、管理する炭田健二調教師にお話を伺いました♪
:まずはおめでとうございます!
「ありがとうございます」
:三冠を獲ったお気持ちはいかがですか?
「今高知は日本一小さい競馬場で、なかなか強い馬が来ない中でね、こうやって頑張ってくれる馬と出会えて嬉しいです」
:三冠目に挑む時は、プレッシャーもありましたか?
「実はこの馬は、まだ1度も仕上がった状態でレースに出走したことがないんですよ。
いつも腰に疲れが残ってしまうので、追い切りもビシッとはかけられないんです。
菊花賞の時も2ヶ月休みを取って、レースに間に合うように調整したんですけど、少し急仕上げでもあったし、余裕残りの身体でした。
それでも、高知の馬相手では負けないと思ってました。
ゴール前で脚色が鈍ってしまったけど、余裕残りの分ですね。よく頑張って三冠馬になってくれました」
:昨年の年末、道営から移籍して来た時は、どんな馬だと感じました?
「最初に使った時は前に行きたがってね。勝つには勝ったんだけど、このままじゃダメだと思って中西騎手と相談して、番手に控える競馬を覚えさせたんです。
そうしたらいい脚を使ってくれるようになりました。
あの時の脚質転換が良かったと思ってます」
:今後の予定は決まってますか?
「今はもう元気でいい状態に戻ってますから、来週6日か7日に走る予定です。
このまま順調に成長していってほしいですね。それが1番の望みです」
高知を代表する馬に成長した【グランシング】☆
まだ3歳ですからね、これからどんな馬になっていくのか...
そしてどんなレースを見せてくれるのか...期待しています♪
荒尾競馬場で行われた、未来優駿第4弾、『九州ジュニアグランプリ』
圧倒的な人気に応えて、牝馬の【フレーザーハクユウ】が勝ちました☆
好スタートを決めて飛び出すと、あとはスイスイスイスイ...
男馬たちを引き連れて、華麗なる逃げ切り勝ち。5馬身差の圧勝でした!
騎乗した山口勲騎手は...
「今日は仕上がってたので、自信を持って乗りました。
今の時点で、かなり完成度が高いですね。
1頭になっても真面目に走るし、前向きで乗りやすい女の子です」
担当の大久保厩務員は...
「普段は、手入れを嫌がったりして難しい女の子です(笑)
でも初めて見た時から、皮膚が薄くてすごくいい馬だと思いました。
順調に育って、重賞勝ってくれてうれしいです」
というお話でした。
次走は11月22日、佐賀のジュニアチャンピオンを目指す予定ということです!
2着も佐賀の【ケイエムサンクス】が頑張り、上位2頭は佐賀の独占。
荒尾勢最先着は、3着に踏ん張った【レッドエンゼル】でした。
騎乗した松島慧騎手は...
「悔しいです。馬自体はキャリア3戦目でよく頑張ってくれたけど、佐賀のワンツーですからね。
いつか負かしたいです!」
と、語ってくれました。
どの馬も、今後の成長が楽しみですね♪
そして!
本日29日は、未来優駿第5弾☆園田で『兵庫若駒賞』です!
正午現在の1番人気は...2番【フィオーレハーバー】の1.0倍!!
すんごい人気になってますね。
騎乗するのは、先月30歳になったばかりの平岩潤一騎手です。
平岩騎手は、大井の戸崎圭太騎手や、佐賀の倉富隆一郎騎手と同期生。
圧倒的な人気に応えて、ぜひとも重賞制覇してほしい!
昨日の『福山2歳優駿』は、1,1倍の人気に応えて【ムツミマーベラス】が勝利しました!!
後方待機から、勝負所の3,4コーナーで一気にまくって、直線も全く危なげないレース。2着の【ナカドイセンプー】に2馬身差をつけて完勝でした☆
これで6戦無敗。連勝街道驀進中です!
手綱を取った、池田敏樹騎手は...
「今日は、いつもよりプレッシャーがありました。レース前には色々考えてたけど、でもパドックで馬に跨ったら吹っ切れました。
前回から後ろからのレースをしているんですが、好位からじゃなくても、差し切る自信がありました。
勝負所から、すごいスピードで上がってくれましたね」
と、話してくれました。
現在25歳。圧倒的な1番人気馬を操って、見事1着に導きました。
2着は、2番人気の【ナカイドセンプー】
7戦3勝2着4回と、パーフェクト連対を誇ります。
負けたのは、【ムツミマーベラス】のみですからね。
鞍上の周藤直樹騎手は...
「悔しいです!今度こそと思ってたのに...
あの馬にだけはいつも勝てなくて。本当に悔しいです」
と語ってくれました。
周藤騎手も25歳。勝った池田騎手とは、地方競馬教養センターの同期生です。
「人も馬も、いいライバルですね」
ということで、
2歳の戦い、そして25歳の騎手同士の戦いが、さらに楽しみになりました♪